東京国際アニメフェア 東京国際アニメフェアの概要

東京国際アニメフェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/01 15:46 UTC 版)

東京国際アニメフェア
Tokyo International Anime Fair
イベントの種類 見本市
通称・略称 TAF(タフ)
旧イベント名 新世紀東京国際アニメフェア21
開催時期 毎年3月
初回開催 2002年2月
最終開催 2013年3月
会場 東京ビッグサイト
主催 東京国際アニメフェア実行委員会
協賛 実行委員一覧を参照
プロデューサー 実行委員長:猪瀬直樹東京都知事
来場者数 13万3000人(2010年)
東京ビッグサイトへの交通アクセス
最寄駅 りんかい線国際展示場駅
ゆりかもめ東京ビッグサイト駅
直通バス
駐車場
公式サイト

概要

東京都日本動画協会をはじめとするアニメーション事業者団体で構成される「東京国際アニメフェア実行委員会」が主催。実行委員会委員長は東京都知事が務めていた。

日程はアニメ関係者による商談を目的とし一般人が入場できない「ビジネスデー」と、一般人の入場が可能な「パブリックデー」に分けられていた。参加各社(各種学校なども含む)による作品関連の紹介やイベント(会場内に特設イベントステージも設置)、物販などが行われていた。

第1回は2002年に「新世紀東京国際アニメフェア21」の名称で開催され、第2回以降は「東京国際アニメフェア2003」のように最後に西暦を付けた名称になっていた。

また、アニメ作品や関係者を表彰する「東京アニメアワード」の表彰式も会場内にて行われていた。

2013年はコスプレエリアを設置し、コスプレ世界一を決める「世界コスプレサミット」の日本代表選考会予選を初開催[3]

開催規模

各年の来場者数と出展者数は以下の通りである[4]

回数 開催期間 来場者数(人) 出展者数
第1回 2002年2月15日17日 05万0163 104
第2回 2003年3月19日22日 06万4698 138
第3回 2004年3月25日28日 07万2773 166
第4回 2005年3月31日4月3日 08万3966 197
第5回 2006年3月23日26日 09万8984 256
第6回 2007年3月22日〜25日 10万7713 270
第7回 2008年3月27日30日 12万6622 289
第8回 2009年3月18日21日 12万9819 255
第9回 2010年3月25日〜28日 13万2492 244
2011年は東日本大震災の影響により開催中止)
第10回 2012年3月22日〜25日 09万8923 216
第11回 2013年3月21日〜24日 10万5855 223

放送

テレビ番組

東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)では、毎年東京アニメアワード公募部門受賞作を特番で放送している。また2006年7月から2007年6月には公募作や国内外のコンペティションでの受賞作などを取り上げた番組『CREATOR’S WORLD』を週1回放送していた。2013年はNOTTVにてアニソンライブ生中継が放送された。

TAF2006
「ANIME〜Tokyo International Anime Fair 2006〜」(2006年5月4日5日
TAF2007
「ANIME〜Tokyo International Anime Fair 2007〜」(2007年5月3日・4日)
TAF2008
「東京国際アニメフェア〜アニメアワード2008〜」(2008年5月5日)
TAF2009
「東京国際アニメフェア〜アニメアワード2009〜」(2009年5月5日)
TAF2010
「東京国際アニメフェア アニメアワード2010グランプリ 〜発見!アニメアワード作品の世界〜」(2010年5月5日)
TAF2013
「NOTTV presents アニソンSPライブ〜王道〜」(2013年3月24日)

公式ラジオ番組

東京国際アニメフェアは、公式ラジオ局を文化放送に指定している。超!A&G+(インターネットストリーミング配信。2011年3月まではDRP 東京9302ch)ではアニメフェア開催に向けた情報番組の放送や開催当日にアニメフェア「文化放送ブース」から、特別番組の公開生放送を実施している。

TAF2008

TAF2009

TAF2010

TAF2011

TAF2012

  • 東京国際アニメフェア2012 超!ステーション(2011年4月3日〜2012年4月8日)
  • 東京国際アニメフェア2012 超!Station スペシャル(2012年3月24日・25日[TAF2012 パブリックデー]) - TAF2012「文化放送ブース」からの公開生放送

TAF2013

  • 東京国際アニメフェア2013 超!ステーション(2012年4月15日〜9月30日)
    • 2012年10月以降は単発特番となった。

公式テーマソング

開催年 曲名 歌手
2010年 Happy place[2] えりゆか[メンバー 1]
2011年 (開催中止のため、製作せず)
2012年 タフな空へ!!![3] 仁王[4]
2013年 姫(キミ)に届け[5] アルスマグナ[6]

注釈

  1. ^ 角川書店代表取締役社長の井上伸一郎はTAF2012を前に、2011年から名前だけを残し、委員会には出席をしていないとTwitterで述べた([1] 2011年10月19日配信、2012年3月19日閲覧)

ユニットメンバー

出典

  1. ^ 世界最大級のアニメイベント「東京国際アニメフェア2010」開幕、244社が出展
  2. ^ 石原都知事の政策 東京国際アニメフェア
  3. ^ 2013年3月21日 毎日新聞デジタル東京国際アニメフェア:コスプレエリアを新設 サミット予選を初開催
  4. ^ 過去の開催情報”. 東京国際アニメフェア. 2011年8月24日閲覧。
  5. ^ a b “コミック10社:東京アニメフェアをボイコット 集英社、小学館など「石原知事に不信感」と緊急声明”. MANTANWEB(まんたんウェブ)(毎日新聞社. (2010年12月10日). オリジナルの2010年12月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101213152612/http://mantan-web.jp/2010/12/10/20101210dog00m200048000c.html 2010年12月11日閲覧。 
  6. ^ a b “東京アニメフェア:コミック10社会が参加拒否の緊急声明”. 毎日jp(毎日新聞社. (2010年12月10日). オリジナルの2012年7月14日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120714051019/http://mainichi.jp/select/shakai/ 2010年12月11日閲覧。 
  7. ^ “東京国際アニメフェア参加拒否=都の漫画規制案に抗議-出版10社”. 時事ドットコム(時事通信社. (2010年12月10日). http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010121000797 2010年12月11日閲覧。 
  8. ^ “漫画の主要出版社、東京アニメフェア参加を拒否”. YOMIURI ONLINE(読売新聞. (2010年12月10日). http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101210-OYT1T01028.htm?from=main5 2010年12月11日閲覧。 
  9. ^ “自社漫画のアニメ化作品も出展拒否=都の漫画規制に抗議-集英社”. 時事ドットコム(時事通信社. (2010年12月13日). http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010121300761 2010年12月13日閲覧。 
  10. ^ アニメフェア、抗議の出展拒否 東京都は作り手の声聞け 高津祐典
  11. ^ 山形農業視察&『東京国際アニメフェア』”. 菅総理官邸ブログ(KAN-FULL BLOG) (2010年12月13日). 2010年12月13日閲覧。
  12. ^ “賛成多数で可決 都の漫画規制条例成立”. (2010年12月15日). http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201012156.html 2010年12月15日閲覧。 
  13. ^ 性描写漫画販売規制 東京都の条例改正案が可決、成立 朝日新聞 2010年12月15日
  14. ^ 都青少年育成条例問題:アニメフェア「実行不可能な事態」事務局の日本動画協会も“反旗” 毎日新聞 2010年12月21日
  15. ^ 日本動画協会が東京都青少年健全育成条例改正に声明文、アニメフェア中止も RBB Today 2010年12月21日
  16. ^ 『アニメ コンテンツ エキスポ』開催に関するお知らせ(角川書店公式サイト)
  17. ^ 週プレNEWS 2011年12月27日 出版社 VS 石原都政がもたらした“アニメフェアの分裂”アニメ関係者たちの意外なホンネ
  18. ^ “東京国際アニメフェア:参加91社減少 都条例改正が影響”. (2011年1月26日). オリジナルの2012年7月11日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120711110217/http://mainichi.jp/feature/art/ 2011年1月26日閲覧。 
  19. ^ “「アニメフェア」展示ブース激減 25社“ボイコット” ITmedia NEWS(産経新聞)”. (2011年1月26日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/26/news044.html 2011年1月26日閲覧。 
  20. ^ 産経新聞 2012年3月25日
  21. ^ 「東京国際アニメフェア 2011」開催全面中止のお知らせ 東京国際アニメフェア実行委員会(PDF)
  22. ^ 東京国際アニメフェア2012来場者数
  23. ^ “アニメコンテンツエキスポ:総来場者数は4万2000人”. 毎日新聞デジタル. (2012年4月2日). https://mantan-web.jp/article/20120402dog00m200016000c.html 2012年4月7日閲覧。 
  24. ^ 2013年3月24日 アニメ!アニメ!「東京国際アニメフェア閉幕 期間来場者数は10万5855人 大台を回復
  25. ^ 2013年4月1日 アニメ!アニメ!「アニメコンテンツエキスポが大盛況 来場者数7万人超 前年比70%増


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