美とは? わかりやすく解説

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み【弥/眉/美/微】

読み方:み

〈弥〉⇒び

〈眉〉⇒び

〈美〉⇒び

〈微〉⇒び


み【御】

読み方:み

[接頭]

主として和語名詞付いて、それが神仏天皇貴人など、尊敬すべき人に属するものであることを示し尊敬の意を添える。「—子」「—心」「—手」

「美」「深」とも書く)主として和語名詞地名付いて褒めたたえたり語調ととのえたりするのに用いる。「—山」「—」「—吉野


び【美】

読み方:び

[音](漢) ミ(呉) [訓]うつくし

学習漢字3年

見た目すばらしい。形がよい。うつくしさ。「美観美醜美術美人美文美貌(びぼう)・美麗艶美(えんび)・華美審美耽美(たんび)・優美

うつくしくする。「美容美顔術

味わってみて見事だ。うまい。「美酒美食美味甘美

りっぱである。ほめるに値する。「美技美談美点美徳済美(せいび)」

ほめたたえる。「美称賛美賞美嘆美褒美

美術」の略。「美校美大

名のりうま・うまし・きよし・とみ・はし・はる・ふみ・みつ・よ・よし

難読美味(うま)い・美味(おい)しい・美人局(つつもたせ)・美濃(みの)・美作(みまさか)


び【美】

読み方:び

[名・形動

姿・形色彩などの美しいこと。また、そのさま。「—の極致」「自然の織り成す—」

「—な感じのするものは大抵希臘(ギリシヤ)から源を発して居るから」〈漱石吾輩は猫である

非常にりっぱで人を感動させること。「有終の—を飾る」

哲学で、調和統一のある対象に対して利害関心離れて純粋に感動するときに感じられる快。また、それを引き起こす対象のもつ性格。「真善—」「—意識

味のよいこと。うまいことまた、そのさま。

「—なる飲食をも悪しき飲食をも」〈今昔三・二六〉


作者ふみともしん

収載図書笑った顔が一番素敵。
出版社SDP
刊行年月2008.12


読み方
みさき
よしはま

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 16:06 UTC 版)

この記事では美しい(び・うつくしい、: καλόν カロン、: venustas, bellus: beauté: beauty)について解説する。同義として 【麗しい/美しい】 (うるわしい)という用語ある[1]


注釈

  1. ^ 今道友信は、より厳密な表現においてであるが、自然・技術・芸術・人格存在のありようにおいて、「美の位相差」を論じている。
  2. ^ これらは別の「美しいもの」によって例示可能である。
  3. ^ 数学者が感じる美についての説明は「数学的な美」という詳細な記事が書かれている。
  4. ^ 古代ギリシア語カロス(kalos)は、現代日本語の「美しい」とは意味の異なる言葉である。英語の beautiful に「見事な」という意味があるように、言葉の概念が対応しない例である。

出典

  1. ^ 麗しい/美しい(うるわしい) とは? 意味・読み方・使い方”. goo辞書. 2024年2月17日閲覧。
  2. ^ a b c 広辞苑第六版【美】
  3. ^ a b c d ブリタニカ百科事典【美】
  4. ^ 桑原武夫,加藤周一 編 1969, p. 13.
  5. ^ 「はしがき」『岩波講座哲学 (6)芸術』、i。巻頭の「はしがき」において、編者は、「大和の国は美しく、小野小町は美しく、方程式のこの解法は美しいという」と記している。(引用)
  6. ^ a b 「はしがき」『岩波講座哲学・芸術』、i。
  7. ^ 今道友信「西洋における芸術思想の歴史的展開(古代・中世)」『岩波講座哲学・芸術』、p.39。パンドーラーキルケーヘレネーなどの「美しき者」はまた同時に災悪(カキアー)であった。
  8. ^ 今道友信「西洋における芸術思想の歴史的展開(古代・中世)」、p.54。「カロカカキア」というギリシア語は存在しない。『理想』に掲載した論文中で今道が造語した。
  9. ^ a b 今道友信「西洋における芸術思想の歴史的展開(古代・中世)」『岩波講座哲学・芸術』、p.39。
  10. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996), 金文形義通解, 京都: 中文出版社, pp. 910–1 
  11. ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, p. 299, ISBN 978-957-520-168-5 
  12. ^ 葛亮 (2022), “説“美”“好”――正確理解会意字”, 漢字再発現――従旧識到新知, 上海: 上海書画出版社, ISBN 978-7-5479-2884-4 
  13. ^ 黄徳寛 (2007), 古文字譜系疏証, 北京: 商務印書館, p. 3188, ISBN 978-7-100-05471-3 
  14. ^ 禤健聡 (2017), 戦国楚系簡帛用字習慣研究, 北京: 科学出版社, pp. 212–3, ISBN 978-7-03-052085-2 
  15. ^ 徐超 (2022), 古漢字通解500例, 北京: 中華書局, pp. 120–1, ISBN 978-7-101-15625-6 



出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:17 UTC 版)

発音(?)

名詞: 日本語

  1. ) 主に視覚又は聴覚もしくは人の行動評価とおして、それを受領する人に感動惹起させるもの及びその現象

翻訳

熟語: 日本語


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