アンフィテアトルム
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アンフィテアトルム(ラテン語:amphitheatrum、英語:amphitheatre)は、円形劇場(えんけいげきじょう)を意味するラテン語である。古代ローマにおいて剣闘士競技などの見世物が行われた施設のこと。中央のアリーナと呼ばれる空間を観客席が取り囲み、全体としては楕円形の構造を持つ。イタリア、ローマ市内に残るコロッセオが有名。
- 1 アンフィテアトルムとは
- 2 アンフィテアトルムの概要
- 3 脚注
- 4 外部リンク
円形闘技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 03:37 UTC 版)
「ヴェローナ市街」の記事における「円形闘技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)」の解説
アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)の名で知られる円形闘技場は、紀元前1世紀初めに作られたと考えられている。ローマのコロッセオ、ナポリの円形劇場に次ぎ、イタリア国内3番目の大きさを誇り、収容人数は2万5000人。舞台や座席も残り、イタリア国内で最も保存状態が良いといわれている。 毎年6月から8月にかけてオペラ公演が行われている。この夏のオペラ・シーズンは、規模、演奏水準ともヨーロッパでも屈指の音楽祭であり、2012年夏の第90回オペラ・フェスティヴァルでは「ドン・ジョヴァンニ」「アイーダ」「カルメン」「トゥーランドット」「ロメオとジュリエット」「トスカ」の6演目で合計50回の公演が予定されている。
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円形闘技場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 14:30 UTC 版)
エル・ジェムは、間違ってコロセウムと呼ばれることのある観客席35,000人の円形闘技場(アンフィテアトルム)で有名である。この闘技場より大きいものはローマのコロセウム(約45,000人)およびカプアの荒廃した闘技場だけである。エル・ジェムの円形闘技場は238年頃Thysdrusで皇帝と歓呼して迎えられた総督ゴルディアヌス1世の下のローマ人によって構築された。闘技場は、恐らく剣闘士や「ベン・ハー」の中で描かれたような戦車レースのために使用された。円形闘技場は未完成であった可能性もある。 17世紀まで、闘技場はほぼ原型を保っていた。17世紀から、闘技場の石材は、エル・ジェムの近くの村を構築するためやケルアンの大モスクのために使用され、オスマン帝国との戦闘において、トルコ人は、円形闘技場から敵を追い出すために大砲を使用した。 円形闘技場の遺跡は1979年に世界遺産に登録された。
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円形闘技場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 17:51 UTC 版)
「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の記事における「円形闘技場」の解説
円形闘技場 (Les Arènes ; ID164-001) は、古代ローマ時代のアンフィテアトルムの一つで、1世紀末頃に建造された。当時は3層構造で2万人を収容できたとされるが、現存するのは2層のみで、最上層は失われている。それでも、アルルに現存する古代ローマ遺跡の中では最大のものである。 現在では闘牛や各種イベントに使われている。 円形闘技場内部 夜間の円形闘技場
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「円形闘技場」の例文・使い方・用例・文例
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