おやじ

デジタル大辞泉

おや・じ【^▽同じ】

読み方：おやじ

［形シク］《上代語》形容詞「おなじ」に同じ。

「橘(たちばな)は己が枝々生(な)れれども玉に貫(ぬ)く時—・じ緒に貫く」〈天智紀・歌謡〉

おや‐じ【親字】

読み方：おやじ

漢和辞典で、各部首ごとに画数順に配列されている見出しの漢字。親文字。

おや‐じ〔‐ぢ〕【親^▽父／親^▽仁／親^×爺】

読み方：おやじ

１ 自分の父親を親しんで、また、他人に対してへりくだっていう語。⇔おふくろ。

２ 中年または老齢の男や、他人の父親をいう語。「隣の—」

３ 店の主人。「飲み屋の—」

４ 部下がその集団の長を親しんでいう語。

５ ヒグマの俗称。山のおやじ。

６ 父母の父。祖父。

「—を殺さしておめおめと其人と同道して是迄来る腰ぬけと」〈浮・国姓爺明朝太平記〉

[補説] 　
2017年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2017」キャンペーンでの「オヤジ」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆人生哲学を背負い、カウンターの隅で一人ブツブツ言ってる人。
nodokaさん

◆会話の締めに、ダジャレを言う哺乳類。
ちゅん2めんさん

◆親愛の気持ちが込められる場合と、軽蔑の気持ちが込められる場合がある。文脈、言い方、表情で違いを判断する必要がある男性の呼称。
osarusanさん

◆女性におけるオバサンと同じで、認めたら負け。自分で認めた瞬間に本当のオヤジになる。
三上さん

◆昔話、自慢をする人。
瀬川さん

短編小説作品名辞典

おやじ

作者竹田まゆみ

収載図書海の見たい日
出版社偕成社
刊行年月1988.7
シリーズ名偕成社の創作

おやじ

作者中山幸太

収載図書人人人人
出版社国書刊行会
刊行年月1993.7

隠語大辞典

おやじ

1. 警部ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・大阪府〕

分類 大阪府

Oyaji

読み方：おやじ

1. 親分。
2. 人夫頭。

分類 ルンペン／大阪、露店商

親爺

読み方：おやじ

1. 雷鳴を云ふ。（親爺の小言はがみがみと雷の様だから）。それより転じて看守を云ふ。又警察署長を云ふ。又横浜附近にては典獄を云ふ。
2. 雷鳴のこと。転じて看守のことをいう。

親爺

読み方：おやじ

1. 典獄ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・神奈川県〕
2. 看守。〔第二類　人物風俗〕
3. 看守。
4. をい（※「おい」）の条を見よ。〔犯罪語〕

分類 犯罪、犯罪語、神奈川県

親爺

読み方：おやじ

1. 雷鳴。〔第一類　天文事変〕

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ウィキペディア

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/09 02:27 UTC 版)

「おやじ」は、日本のフォークバンド・海援隊のメジャー2作目（通算7作目）のシングル。

ウィキペディア小見出し辞書

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/10 07:24 UTC 版)

「レッツラゴン」の記事における「おやじ」の解説

ゴンの父親。中年男性。職業は不詳。いわゆるガチャ目である。

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/05 13:46 UTC 版)

「坊つちやん」の記事における「おやじ」の解説

坊っちゃんの父親。

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/08 00:29 UTC 版)

「ウゴウゴルーガ」の記事における「おやじ」の解説

前述の「おやじむし」とは全く別のキャラクター。基本的に女声が冷静にナレーションをする中、後ろで男性がストーリーに沿って早口で掛け合いをする。コーナータイトルによって名称は変化する。

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/30 08:20 UTC 版)

「ザ・グレート・サスケ」の記事における「おやじ」の解説

フェニックス・スプラッシュからさらに半回転し、セントーンの形で落ちて行く技でいわゆるフェニックス式セントーンと呼ばれる技と同型。

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/06 08:48 UTC 版)

「BASARAの登場人物」の記事における「おやじ」の解説

琵琶湖のほとり、蓬莱山麓で石榴計画成就の暁に萩原の王城とするべく建設中の現場で工夫として働かされていた老人。認知症らしく太郎ちゃんのことを息子と思い込んでいたため、石榴計画解明の潜入取材に利用されるが、取材を終え脱出を図った太郎ちゃんを追いかけきててしまい、太郎ちゃんの情が移ったこともあってそのまま一緒に連れ出される。その後、逃走中に出会った蓬莱山の仙人に預けられ、保険として石榴計画の全貌を記した手紙を託される。認知症ゆえにその言動には一切の邪念や裏がなく、太郎ちゃんの死後、密にも感づかれることなく、太郎ちゃんの手紙を帰蝶へのファンレターとして無事揚羽に手渡している。

おやじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/11 01:17 UTC 版)

「地獄堂霊界通信」の記事における「おやじ」の解説

町外れに古くから建っている薬屋「極楽堂」（あまりにも不気味な雰囲気のため「地獄堂」と呼ばれる）の店主。てつしたちからはおやじと呼ばれる。机の上にある水晶玉を通して町での出来事を全て見ている。様々な霊具や知識、高い霊力を持つ正体不明の不気味で冷徹な老人。三人悪にそれぞれ神仏の力と霊具を授け、術師として導く。年齢は少なくとも百歳は超えている模様。身長160cm。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おやじ

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 14:59 UTC 版)

名詞

おやじ【親父、親爺】

1. 父親。
2. 中年の男性。
3. 店の主人、マスター。

関連語

• 類義語: 父（ちち）、おとうさん、パパ
• 対義語: おふくろ
• 熟語: おやじギャク

Weblio日本語例文用例辞書

「おやじ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はおやじにそっくりだ。
• おやじは合間合間に庭いじりをする。
• うちでは父のことを「おやじさん」と言います。
• 君のようにやたらに金を使うと今におやじさんは破産してしまう.
• おやじはそれを承知すまい.
• これはおやじの着古しをもらったのだ.
• 嘘をついておやじにどやされた.
• 彼にはおやじも持て余している.
• 助平おやじ
• 助平おやじの猥褻な囁き
• 百姓のおやじ
• 漫画｢ゲゲゲの鬼(き)太(た)郎(ろう)｣の鬼太郎や目玉おやじ，ねずみ男などの人気キャラクターが路面電車の側面に描かれている。