コントロールキャラクタ
【英】control character
コントロールキャラクタとは、ディスプレイやプリンターなどの周辺機器を制御するための特殊な文字のことである。
改行(CR)キーやバックスペース(BS)キー、タブ(TAB)キーなどで入力されるものは、コントロールキャラクタである。それらは、それぞれキーボードに割り当てられており文字列への入力の対象となるが、画面に表示されることはない。ただ表示や印刷の際に文字列に対して特定の影響を与える。
コンピューターが文字を識別するためにつけられた符号の体系である文字コードにおいても、各種ある文字コード体系の多くが、コントロールキャラクタに文字コードを割り当てている。
制御文字
制御文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/30 00:52 UTC 版)
一般に、エスケープ文字は装置制御文字の一種でなく、逆もまた然りである。制御文字を非図形文字、すなわち出力装置(例えば、プリンタやテキスト端末)にとって特別な意味を持つものとして定義するならば、その装置にとってはあらゆるエスケープ文字は制御文字である。しかし、プログラミングで使用されるエスケープ文字は図形文字(バックスラッシュ(\)など)なので制御文字ではない。逆に、(全てではないが)ほとんどのアスキー制御文字は、単独で何らかの制御機能を持っているため、エスケープ文字ではない。 多くのプログラミング言語では、エスケープ文字は制御文字を参照するエスケープシーケンスも作る。例えば、改行のエスケープシーケンスは \n である。
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制御文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:46 UTC 版)
制御文字は、モニタやプリンタなどの機器を制御するためのデータで、改行を表す改行文字やタブ(水平タブ)などが含まれる。制御文字には、文字と同じようにそれぞれ文字コードが割り当てられる。ASCIIの制御文字では、例えば改行文字 (LF) は0x0A、水平タブ (HT) は0x09である。 テキストファイルの終端に制御文字として、EOF(End Of File、ファイル終端マーク)をつける場合がある。歴史的には、CP/Mオペレーティングシステムに由来する。CP/Mではファイルを、ファイルシステムの(128バイトの)ブロック単位でのみ管理し、1バイト単位のファイルサイズは管理していなかった。ファイルがバイナリ(プログラム)の場合は未使用の領域があるだけで問題ない。しかし、テキストの場合は終端を識別するものが必要となり、ASCIIの置換文字 (SUB) である"0x1A"を終端の次の1バイトに付加しファイルの終端を識別することにしていた。MS-DOSでは、CP/Mとの互換性のためテキストファイルにEOFを付加するのが一般的であった。
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制御文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:27 UTC 版)
「基本ラテン文字 (Unicodeのブロック)」の記事における「制御文字」の解説
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