mova
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主なラインナップ
ここでは、iモード対応である501i以降に登場した端末を挙げる。
50xシリーズ
movaのフラッグシップ。FOMA普及前の主に2000年代前半におけるドコモのフラッグシップ。2000年代前半までのFOMA対応端末と比べて、505と506で実売で1万円程度安くなっていた。503i以降はiアプリ、504iS以降はカメラ対応である。
501i
1999年2月より発売開始。日本初のブラウザ付き「iモード」対応端末である。その当時、液晶は全てモノクロだった。N、P、F、Dが発売された。 Pは遅れて発売されたので1999年5月発売で、501iとしてはモノクロながら待ち受けダウンロードができた。 サントリー缶コーヒーのBOSSの懸賞用にボス電(NTTDoCoMo i-mode P501i)がある。
502i
1999年12月より発売開始。第2世代に当たる。N、P、F、D、SO、NMが発売された。F502iは初のカラー液晶端末である。次にカラー液晶としてD502i、F502it、N502it、SO502iWMが発売された。N機種が爆発的ヒットしたのはN502i・N502itの登場によるものである。 これまで501iシリーズは各207シリーズにi-mode機能を搭載したようなものだったが、502iより、ハイパートークが搭載された。
502it
型番の末尾にtがつく機種は、iナビリンク(対応するカーナビと接続すれば、カーナビの画面にiナビリンクサイトとよばれるサイトから現在位置に関係した情報や、現在iモードで接続しているサイトを表示できる機能)を搭載している。F502it(2000年6月発売)、N502it(2000年9月発売)の2機種がある。
なお、N502itの登場前、NECは九州・沖縄サミットの関係者向けにカラー液晶を搭載した折りたたみ型の機種を製作し、貸し出した。
itの型番ではないがP502iも同等の機能を持つ。
502iWM
2000年12月発売。メモリースティックオーディオによる音楽再生機能が付属機、音楽再生機能以外では通常の端末と大差はなくあくまで特殊機の為にWMと別扱いされた。型番末尾のWMは「With Music」の略で、音楽再生機能を搭載した機種に付けられる。SO502iWMのほかはMusic PORTER(D253iWM),Music Porter II(D701iWM),MUSIC PORTER X(D851iWM)等がある。
503i
2001年1月より発売開始。日本初の携帯アプリ「iアプリ」対応端末である。全ての端末の液晶がカラー化された。2xxシリーズがiモード化したために50xシリーズはアプリ対応機の意味になった。
- F503i
- 2001年1月発売。ストレート式。77g。
- P503i
- 2001年1月発売。ストレート式。74g。
- N503i
- 2001年3月発売。折りたたみ式。98g。
- SO503i
- 2001年3月発売。折りたたみ式。115g。ジョグダイヤル採用モデル。端末としては画面にボタンが触れて画面傷だらけや、端末をたたんだ時のゲタが直ぐに取れてしまうなど不具合が目立つ端末。
- D503i
- 2001年3月発売。フリップ式。81g。文字変換にATOKを利用。
503iS
2001年5月より発売開始。503の2ndシリーズである。先のNの成功で全ての端末が折りたたみになった。
- P503iS
- 2001年5月発売。この機種より折りたたみ式になった。98g。背面液晶を搭載。
- F503iS
- 2001年8月発売。この機種より折りたたみ式になった。97g。背面液晶を搭載。
- N503iS
- 2001年8月発売。折りたたみ式。105g。背面液晶を搭載。
- D503iS
- 2001年9月発売。この機種より折りたたみ式になった。105g。
- SO503iS
- 2001年9月発売。折りたたみ式。115g。
- 基本的にはSO503iと変わらないが、SO503iの改良機と言える端末。
504i
2002年5月より発売開始。シティフォンで使用している1.5GHzとのデュアルバンドに対応。iアプリ待ち受け画面など503iよりiアプリが拡張された。通信速度が28.8kbpsに対応。赤外線通信も導入された。
- D504i
- 2002年5月発売。折りたたみ式。110g。背面液晶を搭載。
- F504i
- 2002年5月発売。折りたたみ式。105g。背面に有機ELディスプレイを搭載
- N504i
- 2002年5月発売。折りたたみ式。105g。T9入力に対応した。
- SO504i
- 2002年6月発売。折りたたみ式。120g。この端末を元にiモードFeliCa試験端末のSO504iCが開発された。
- P504i
- 2002年6月発売。折りたたみ式。99g。prosolid発売まで折りたたみ最薄の厚み16.8mmだった。その後のPシリーズに受け継がれることとなるワンプッシュオープンボタンを採用。
504iS
2002年11月より発売開始。251iに次いでカメラ付き携帯電話になった。505i以降、パケ死が騒がれ始めたため、あえて504iを購入するユーザーも多く、N504iSがmova史上最も売れたとされている。[要検証 ]
- P504iS
- 2002年11月発売。折りたたみ式。110g。外部メモリーは非対応。P504iにカメラを追加した。厚みは18.8mmと薄い。カメラ性能はCCD11万画素。
- N504iS
- 2002年11月発売。折りたたみ式。105g。外部メモリーは非対応。N504iにカメラを追加した。カメラ性能はCMOS32万画素。
- F504iS
- 2002年12月発売。折りたたみ式。105g。F504iにカメラを追加した。カメラ性能はCCD11万画素。
504iC
2003年10月より試験サービス開始。iモードFeliCa実験用に作られた端末である。登場時期が既に505iに移行していた2003年10月だったが、端末の安定性などを考慮して504ベースになったと思われる。SOとNが作られ、SOが504iベースなのでカメラ無し、Nが504iSベースのためカメラ付きである。各5000台ずつ作られ、一般向けに市販はされず、iモードFeliCaサービスの提供業者などで各種試験に使われた。
505i
2003年5月より発売開始iアプリ領域がさらに拡張された、iアプリDXに対応。液晶がQVGA化された。カメラ機能を強化した機種もあり、PとN以外はメガピクセルカメラを搭載する。以後、通信面に関しては機能強化はされていない。
- D505i
- 2003年5月発売。折りたたみ式。115g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。スピンアイ機能で、カメラ部が回転する。デジタルカメラ機能が重視されている。カメラ性能はハニカムCCD63万画素で記録画素は123万画素。
- SO505i
- 2003年6月発売。詳しくはSO505iを参照の事。
- SH505i
- 2003年6月発売。折りたたみ式。125g。外部メモリーはminiSDカード対応。シャープはこの機種で初めて50xシリーズに参入した。カメラ性能はCCD100万画素。
- N505i
- 2003年7月発売。折りたたみ式。115g。外部メモリーはminiSD対応。カメラ性能はCMOS32万画素。
- F505i
- 2003年7月発売。折りたたみ式。105g。外部メモリーはminiSD対応。携帯初の指紋認識機能を搭載した。カメラ性能はCCD128万画素。
- P505i
- 2003年8月発売。
505iS
2003年10月より発売開始。全ての機種がメガピクセルカメラ搭載になった。
- D505iS
- 2003年10月発売。折りたたみ式。113g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。D505i譲りのスピンアイ機能が特徴である。カメラ性能はハニカムCCD100万画素で記録画素は200万画素。
- P505iS
- 2003年11月発売。折りたたみ式。123g。外部メモリーはminiSD対応。P2102Vに次ぎ、2軸回転機構を搭載した。カメラ性能はCCD128万画素。オートフォーカス対応。
- N505iS
- 2003年12月発売。折りたたみ式。117g。外部メモリーはminiSD対応。N伝統の形状でメガピクセル対応した。カメラ性能はCCD130万画素。
- SO505iS
- 2003年12月発売。回転式。133g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。SO505iを元に軽量・薄型化された。また、ATRAC3対応音楽プレーヤー機能も搭載している。カメラ性能はCCD130万画素。なお、SO505iのジョグダイヤルにかわり、円盤状のジョグを回して項目を選択する「ディスクジョグ」が搭載された。
- SH505iS
- 2003年12月発売。折りたたみ式。123g。外部メモリーはminiSD対応。デジタルカメラスタイルでの撮影が出来る様になった。カメラ性能はCCD202万画素。
F505iGPS
2003年12月より発売開始。折りたたみ式。115g。外部メモリーはminiSD対応。F661iに次いでGPS機能が搭載された。ドコモではGPS携帯はFOMAの登場からかなり経った2000年代後半まで主流に成りきれなかった。カメラ性能はCCD123万画素。
506i、506iC
2004年5月より発売開始。506iCは「iモードFeliCa」対応端末である。また、506iより、DoPaに対応しない。2004年11月の報道で507iシリーズを開発しない方針が示されている。
- D506i
- 2004年5月発売。折りたたみ式。115g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。D505iSを洗練・薄型化させている。カメラ性能はハニカムCCD100万画素で記録画素は200万画素。
- F506i
- 2004年5月発売。折りたたみ式。116g。外部メモリーはminiSD対応。F505iのカメラ機能を強化した様な端末である。カメラ性能はCCD204万画素。
- N506i
- 2004年6月発売。折りたたみ式。126g。外部メモリーはminiSD対応。カタログデータ上はN505iSと変わらないが、N伝統の形状を捨てリバーススタイル(2軸回転機構)になった。カメラ性能はCCD130万画素。
- P506iC、P506iCII
- 2004年7月発売。折りたたみ式。128g。外部メモリーはminiSD対応。P505iSをiモードFeliCa対応にした端末。サブディスプレイは廃止されている。カメラ性能はCCD200万画素、ストロボ搭載。2006年4月8日にカラーバリエーション追加で、P506iCIIが発売された。2007年末にメーカー出荷が終了し、これが最後のmova端末となった。
- SH506iC
- 2004年7月発売。折りたたみ式。123g。外部メモリーはminiSD対応。SH505iSをiモードFeliCa対応にし、ビューアースタイル(2軸回転機構)に出来る様になった。カメラ性能はCCD202万画素。
- SO506iC
- 2004年7月発売。スライド回転式。140g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。SO505iSをiモードFeliCa対応にした端末。スライド回転の開閉をアシストする機能もついた。カメラ性能はCCD130万画素。
- premini-II(SO506i)
- 2005年2月発売。ストレート式。97g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。SO506iCよりiモードFeliCaを外し、軽量化した端末(すなわちSO505iSを軽量化した端末)。カメラ性能はCCD130万画素。
506iS
2005年2月より発売開始。
- N506iS
- 2005年2月発売。折りたたみ式。130g。外部メモリーはminiSD対応。NEC製パソコンにも搭載された技術である、液晶画面より音を鳴らすSoundVu(サウンドビュー)を搭載(端末の広告では、Flat Panel Speaker(フラットパネルスピーカ)といわれる)。それ以外はN506iとほとんど同じである。カメラ性能はCCD130万画素。
- premini-IIS(SO506iS)
- 2005年5月発売。ストレート式。97g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。premini-II(SO506i)のマイナーチェンジ端末。premini、premini-Sの関係と同じくPOPな外観になっている。カメラ性能はCCD130万画素。
- N506iSII
- 2006年3月10日発売。折りたたみ式。128g。外部メモリーはminiSD対応。スピーカはフラットパネルスピーカではなく、通常のものである。本機を最後にmova端末の新規開発はなくなった。
20x・21xシリーズ
200番台のシリーズは、iモード登場以前はmovaのメインストリームであり、1997年発売の203シリーズよりショートメールに対応している。501iシリーズ登場後の209iよりiモードが搭載され、movaの普及ラインとされたが、2005年に普及ラインがFOMA 7シリーズへ移行したため、それ以後に発売された213系統はデザイン・機能特化型となっている。iアプリ非対応、カメラ無しである。
209i
2000年6月 - 12月に発売。P、F、N、D、KO、ERが発売された。このシリーズからドコモ800MHzPDC端末は、すべてiモード対応となる。500番台のシリーズに対し、このシリーズはiモードの入門・普及機として位置付けられた。全機種にメールキーがある。F, D, KOは256色カラー液晶、P, Nはモノクロ4階調液晶、ERはモノクロ液晶を搭載している。502iとの違いは、単にiモードボタンの有無だけである(ただし、P502iにはiモードボタンはない)。
209iS
2000年8月に発売されたP209iSのみ。P209iSは一般向けmovaの折りたたみ型として初めてカラー液晶と背面液晶(モノクロ)を搭載した小型携帯電話で、ヒットした。また、サントリーの缶コーヒーBOSSの懸賞賞品としてBOSS仕様のP209iS(通称 : ボス電2)が出た。背面液晶は今後の携帯に広まっていく。
210i
2001年4月より発売開始。P、F、N、SO、D、KOが発売された。KO210iを最後に日立国際電気は携帯電話事業から撤退。
211i
2001年11月より発売開始。シティフォンで使用している1.5GHzを活用する為デュアルバンドに対応。P、F、N、SO、D、Rが発売された。このうちD、Rはプリペイド式携帯電話のぷりコール対応機種である。
211iS
2003年4月より発売開始。基本スペックは211iでそれにワン切り対策をした端末である。212iよりも後で登場した。PとNが発売された。
212i
2002年11月より発売開始。SO212i、F212iがそれに相当する。
- SO212i
- 着せ替え携帯
- F212i
- 詳しくはF212iを参照の事。薄型ストレートである。
213i
2004年7月より発売開始。preminiとprosolidがそれに相当する。個性派携帯モデルである。
- premini(SO213i)
- ストレート式。カメラつき携帯全盛の2004年7月に発売された。機能は、通話関連の一般的な機能、メール、iモード、簡易ツール(スケジュール、メモ、電卓)に絞り込み、カメラは付いていない。超軽量(約69g)・超小型のボディでニュースにもなった。「スロープキー」を採用しているため小型にもかかわらずボタンが押しやすい。
- prosolid(P213i)
- 詳細は当該項目を参照。
213iS
2004年11月より発売開始。preminiのマイナーチェンジモデルpremini-S(SO213iS)が相当する。
- premini-S(SO213iS)
- preminiのマイナーチェンジバージョン。
RADIDEN
型番:SO213iWR。2005年10月発売開始。preminiをベースにAM/FM/TV(音声のみ)チューナーを搭載した。WRはWith Radioの略。AMラジオの搭載は業界初(にして唯一)となった。AM/FMラジオ機能はmovaを解約またはサービス終了以降も充電式ポケットラジオとして利用可能である。
25xシリーズ
Jフォン(現 ソフトバンクモバイル)の影響を受け、21xシリーズにカメラを追加したmova初のカメラ付き携帯電話でiショット対応機種。21xシリーズに代わるmovaの普及機である。504i-506iシリーズとの差別化のために、画素数は30万画素に抑えられ、iアプリ非対応。しかし50xシリーズの廉価販売により、存在意義が薄らいだ。現在はFOMA 70xシリーズへの移行を完了し、製造・販売ともに打ち切られた。
251i
2002年6月より発売開始。シャープが最初にカメラ機能付き機種としてSH251iを発売した。D251iはドコモ初の外部メモリースロット対応機である。
- SH251i
- 2002年6月発売。折りたたみ式。115g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD31万画素。
- D251i
- 2002年7月発売。折りたたみ式。115g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。カメラ性能はCCD11万画素。
- F251i
- 2002年7月発売。折りたたみ式。110g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD11万画素。
- N251i
- 2002年10月発売。折りたたみ式。98g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCMOS11万画素。
251iS
2003年1月より発売開始。
- SH251iS
- 2002年11月発売。折りたたみ式。110g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD31万画素。
- D251iS
- 2003年1月発売。折りたたみ式。120g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。カメラ性能はハニカムCCD(富士フイルムが開発)17万画素。
- P251iS
- 2003年1月発売。折りたたみ式。95g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD31万画素。
- N251iS
- 2003年4月発売。折りたたみ式。99g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCMOS11万画素。
252i
2003年9月より発売開始。通信速度が28.8Kbpsに対応。
- D252i
- 2003年9月発売。折りたたみ式。99g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。カメラ性能はハニカムCCD17万画素。
- SH252i
- 2003年10月発売。折りたたみ式。98g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD31万画素。
- N252i
- 2003年10月発売。折りたたみ式。97g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCMOS31万画素。このシリーズで唯一赤外線通信に対応。
- P252i
- 2003年10月発売。折りたたみ式。114g。外部メモリーはminiSD対応。カメラ性能はCCD31万画素。
252iS
一機種のみ。
- P252iS
- 2004年4月発売。折りたたみ式。95g。外部メモリーはminiSD対応。カメラ性能はCCD31万画素。発売時に小さい端末と話題になった。
253i
- D253i
- 2004年9月発売。スライド式。96g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCCD31万画素。
- N253i
- 2004年10月発売。折りたたみ式。95g。外部メモリーは非対応。カメラ性能はCMOS31万画素。
- P253i
- 2004年11月発売。折りたたみ式。92g。外部メモリーはminiSD対応。カメラ性能はCMOS31万画素。アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」にも登場した。
253ix
2004年12月より発売。個性派携帯モデルであるMusic PORTER(D253iWM、FMラジオ内蔵、音楽再生機能を充実)、ボディに合成皮革を使用した女性向けデザイン携帯Lechiffon(ルシフォン、P253iS)が発売される。
- Music PORTER(D253iWM)
- 2004年12月発売。折りたたみ式。100g。外部メモリーはメモリースティックDuo対応。カメラ性能はCCD32万画素。液晶画面は横長で、MDプレーヤーのような外観である。64MBのメモリースティック、イヤホン、リモコンを同梱している。
- Lechiffon(P253iS)
- 2005年2月発売。詳細は当該項目を参照。
6xxシリーズ
iモード登場前から、600番台はmovaの特殊モデルに割り当てられている。個性的な機能を搭載。
後に6xxにはFOMAの国際ローミング対応兼廉価モデル(SIMPURE)が位置づけられた。
N601wg
GSMデュアルモード端末、N207同等
P601wk
cdmaOneデュアルモード端末、P207同等、韓国国際ローミング端末。
韓国しか対応しない国際ローミング端末。
- D601ps,P601ps,F601ps,SO601ps,N601ps,P651ps
- ぷりコール専用端末(206シリーズや207シリーズをぷりコール向けにマイナーチェンジしたもの)。P651psについてはP209iのリファインで一般契約に移行でP209iと同等の機能となった。
- F601ev
- F207の高級機でハモリメロディ搭載、くっきりと見やすいフォント。F207ベースだが着信音が違う。
- P601ev
- P207の高級機でマグネシウムボディで背面ドコモロゴはバッジ、P207ベースだが着信音の一部の曲が違う。
- SH601em
- PDA機能付きでPDAとして使えた、タッチパネル式、単体でEメールが使える。
- F661i
- GPS機能が搭載された。iアプリなし、カメラなし。
らくらくホン
高年齢層向けに、シンプルさ、使いやすさに特化した機種。
- らくらくホン(P601es)
- 1999年10月発売。フリップ式。iモード・iアプリなし、カメラなし、P207ベースでありP207にスライドフリップを搭載したような端末、着信音も解りやすい音を採用。
- らくらくホンII(F671i)
- 2001年9月発売。フリップ式。iモード対応。iアプリなし、カメラなし。
- らくらくホンIIS(F671iS)
- 2002年9月発売。F671iSより折りたたみ型になった。iモード対応。iアプリなし、カメラなし。
- らくらくホンIII(F672i)
- 2003年9月発売。折りたたみ型。F672iは歩数計機能が搭載されている。iモード対応。iアプリなし、カメラなし。
GEOFREE
対衝撃、防水性能に特化した機種。詳しくはGEOFREE参照。
- R691i GEOFREE
- 2001年2月発売。iアプリ、カメラは無い。詳しくはR691i参照。
- R692i GEOFREE II
- 2002年8月発売。R691iをカラー化したもの。iアプリ、カメラは無い。日本無線が最後に発表した端末でもある。詳しくはR692i参照。
8xxシリーズ(ドッチーモ)
800番台のシリーズは「ドッチーモ」(Doccimo)の商品名が付けられた、mova(PDC方式)とドコモPHSとの複合端末である。1998年12月にNTTパーソナルのPHS事業を譲受したドコモが、半年余りで自社の携帯電話事業にPHS事業を融合させた端末として売り出したことで限定的に注目を浴びた。
mova+ドコモPHSの契約を行うと、1台の端末で携帯の090と、PHSの070の二つの電話番号を使えた。発売当初はmovaのプランA通話料金が高めであり、対固定電話間においては通話料が廉価であったPHSで費用を抑える事ができたため長電話をするユーザーや、構内PHS端末として共用できる点から一部の法人には限定的に受け入れられたと見られる。
しかし、端末がmova準拠のためPHSのデータ通信(PIAFS)・パルディオEメールなど当時PDCよりも優位にあったPHS側の一部サービスが利用不可であり、機種自体も発売時点で一世代前のmovaを基にしておりiモード非搭載などスペックに見劣りしていた点、PHSから携帯電話・他社PHSへの通話ではアクセスチャージが加算されてmovaよりも高くつく状況が発生するなど、一般ユーザーに対してはデメリットが多かった。
料金プランについては、movaとパルディオ(ドコモPHS)それぞれ単独機種としてのプランを選べるほか、重畳契約時の割引プランとして「ドッチーモプラン」(無料通話3800円相当含み月8400円→2001年3月から8100円)が用意されたが、PHS回線分の費用が上乗せされているため、単純比較でmovaの「おはなしプラスM」(2000年時点で無料通話3100円相当含み5900円)よりも割高であった。
2000年夏にiモード機能を搭載した「スーパードッチーモ」端末を発売してテコ入れを図ったが、以後後継機種が発売されること無く2002年前半までカタログに掲載続けられた後、販売を終了した。ドコモPHSが2008年1月でサービス終了し、アフターサービスも打ち切り、2012年3月31日を以てmovaがサービス終了したため、現在は利用できない。
2003年にFOMAのデュアルネットワークサービスを使用したN2501ベースのFOMAとmovaの複合端末「N2701」が発売されたが、その後は代替でFOMAプラスエリアが始まるため、後継機は出されず、FOMAプラスエリア端末を普及させて対応した。また、ドッチーモ以前にはテレメッセージがアステルのPHSやIDOのPDC端末にポケットベルを組み込んだ端末を発売していた。ウィルコム→ワイモバイルもWS027SHやWX04Kなど、PHSと3Gのデュアル機を発売していた。
8xxという型番は後にFOMAの企画端末につけられている。
- SH811
- 1999年4月発売。ストレート式。
- P811
- 1999年4月発売。ストレート式。
- 松下の最初で最後のドッチーモ端末、携帯・PHS同時待受けが出来ない、
- P207同等の端末であるがP206と似ていた。
- N811
- 1999年4月発売。折りたたみ式。
- SH821i
- 2000年6月発売。「スーパードッチーモ」。ストレート式、カラー液晶。
- N821i
- 2000年7月発売。「スーパードッチーモ」。デュアル端末である事以外はN502iによく似ている。
- P821i
- 2000年9月発売。「スーパードッチーモ」。ストレート式。NECによるOEMである。
- N831
- 2000年2月発売。mova部分はぷりコール対応、それ以外はN811と同じ。
注釈
出典
- ^ “[1991年]NTTのムーバが爆発的人気に,モトローラ対抗で競争激化”. 日経BP. (2009年5月12日) 2018年3月4日閲覧。
- ^ a b “ドコモからのお知らせ : movaサービス新規お申込み受付終了のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ” (2008年8月7日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “ドコモからのお知らせ : 「movaサービス」ならびに「DoPaサービス」等終了のお知らせ | お知らせ | NTTドコモ” (2009年1月30日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ FOMA契約数比率が50%を突破
- ^ ドコモ、「ムーバ2007年終了」報道にコメント
- ^ JEITA携帯電話出荷台数集計。2008年1月には他事業者分を含む2Gの出荷台数が初めて0台を記録している。
- ^ 弊社に関する一部報道について
- ^ 法人向け位置情報サービス「DLPサービス」の終了について
- ^ DoPaサービスの新規申し込み受付終了のお知らせ
- ^ F505iGPS、F661i (mova)におけるGPS機能終了のお知らせ
- ^ アンテナ・基地局・移動局~14.音声CODEC
- movaのページへのリンク