mova 料金

mova

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 13:21 UTC 版)

料金

以下本項目全体において、日本国消費税法の規定に基づき、価格表記は原則として消費税(5%)課税後の価格を優先する。また、「本体価格」とあるのは、消費税額を除いた金額である。

新料金プラン

FOMAと同一のプランかつ時間帯・曜日毎の通話料を一律とし、分かりやすさを重視した料金プラン。2005年11月1日より開始された。それ以降にFOMA・movaに新規加入した場合、従来の料金プランは選択出来ず、以下の新料金プランの中から選択する。

「無料通話分」は利用料金の先払い分であり、プランごとの単価に基づいて利用料金が精算され、無料通信分を使い切った後、利用料金が加算される。

無料通話分はパケット通信料としても利用が可能。また余った無料通話分は2か月先まで繰り越し利用ができる。また、2005年2月より、2か月先まで使い切れなかった分は、ファミリー割引を契約している家族で共有できるようになった。なお、割引サービスが適用されても、無料通話分が減ることはないため、高額の料金プランでは、割引適用状況によっては基本料金より無料通話分が上回ることがある。

基本料金プラン (価格)は本体価格
料金プラン 基本料金 音声通話料
単価(/30秒)
備考
基本支払額 うち
無料通信分
実質基本料金
タイプSS 3,780円
(3,600円)
1,050円
(1,000円)
2,730円
(2,600円)
21円
(20円)
タイプS 4,830円
(4,600円)
2,100円
(2,000円)
2,730円
(2,600円)
18.9円
(18円)
タイプM 6,930円
(6,600円)
4,200円
(4,000円)
2,730円
(2,600円)
14.7円
(14円)
タイプL 10,080円
(9,600円)
6,300円
(6,000円)
3,780円
(3,600円)
10.5円
(10円)
タイプLL 15,330円
(14,600円)
11,550円
(11,000円)
3,780円
(3,600円)
7.875円
(7.5円)
タイプリミット 4,410円
(4,200円)
+上限分
2,310円
(2,200円)
2,100円
(2,000円)
21円
(20円)
上限額については下記を参照。
タイプビジネス 10,290円
(9,800円)
5,775円
(5,500円)
4,515円
(4,300円)
時間により異なる 平日昼間の通話料を割安にしたプラン
ファミリーワイド 3,150円
(3,000円)
無し 3,150円
(3,000円)
26.25円
(25円)
各種制限事項あり。
下記参照
ファミリーワイド
リミット
3,360円
(3,200円)
+上限分
無し 3,360円
(3,200円)
26.25円
(25円)
2006年3月に開始。
各種制限事項あり。下記参照
備考
  • タイプリミットの上限分は以下のとおり。無料通話分、通話・通信料以外の課金と無料通話分を超えた通話・通信料の合計が利用可能額を超えると自動的に発信停止。
上限額コース
(本体価格)
840円
(800円)
2,940円
(2,800円)
5,040円
(4,800円)
8,190円
(7,800円)
13,440円
(12,800円)
利用可能額
(本体価格)
3,150円
(3,000円)
5,250円
(5,000円)
7,350円
(7,000円)
10,500円
(10,000円)
15,750円
(15,000円)
  • ファミリーワイド・ファミリーワイドリミットに関する制限事項は以下のとおり。
    • 利用できる年齢は中学生以下及び60歳以上。中学校卒業後は、4月より自動的に「ファミリーワイド」は「タイプSS」に、「ファミリーワイドリミット」は「タイプリミット・上限額800円」に、それぞれ契約が変更される。
    • 当該プラン単独で契約することはできず、「(新)いちねん割引」とセットで契約するか(自動適用)、障がい者の場合は「ハーティ割引」とセットで契約(「(新)いちねん割引」は利用不可)する形となる。「(新)いちねん割引」の当初割引率は25%。
    • ファミリー割引とのセット契約は任意。
    • ファミリーワイドリミットのオプション上限額は一律で1,050円(本体1,000円)。発信停止に関する規定は「タイプリミット」に準じる。
2010年3月31日をもって、ファミリーワイド、ファミリーワイドリミットの申し込みは終了している。
  • 新料金プラン制度への移行により、新プラン契約者は以下のサービスが適用対象外となった。
    • ボリュームディスカウント
    • ドンドンコール
    • 度数表示サービス
    • グループ内番号サービス
    • ゆうゆうコール」の無料通話プレゼント

旧料金プラン

新料金プラン導入後は、それまで加入していた利用者のみ継続して利用できる。旧料金プランは、地域会社ごとに異なっていたので、ここではドコモ(中央)契約の場合の料金で説明し、通信料単価については地域会社・利用時間帯によって異なっていたため省略する。他の地域会社の契約の場合は、基本料・無料通信分が異なるプランもある。(価格)は本体価格。

プラン 基本使用料 無料通話分 実質基本料金 備考
プランA 4,725円
(4,500円)
630円
(600円)
4,095円
(3,900円)
サービス開始当初からのオリジナルプラン
プランB 3,675円
(3,500円)
525円
(500円)
3,150円
(3,000円)
おはなしプラスM 4,305円
(4,100円)
1,365円
(1,300円)
2,940円
(2,800円)
おはなしプラスL 6,195円
(5,900円)
3,570円
(3,400円)
2,625円
(2,500円)
おはなしプラスBIG 9,555円
(9,100円)
6,930円
(6,600円)
長得プラン 4,725円
(4,500円)
630円
(600円)
4,095円
(3,900円)
課金が分単位で「1分まで」「1分 - 2分」「2分以降」の3段階の単位があり、
段階的に分単位の単価が安くなっている
ビジネスプラン 10,290円
(9,800円)
5,460円
(5,200円)
4,830円
(4,600円)
平日昼間の通話料を割安にしたプラン
リミットプラス 4,515円
(4,300円)
+上限分
2,310円
(2,200円)
2,205円
(2,100円)
上限額については下記を参照。
各種割引対象適用外
備考
  • リミットプラスの上限分は以下のとおり。無料通話分、通話・通信料以外の課金と無料通話分を超えた通話・通信料の合計が利用可能額を超えると自動的に発信停止。
上限額コース
(本体価格)
840円
(800円)
2,940円
(2,800円)
5,040円
(4,800円)
8,190円
(7,800円)
13,440円
(12,800円)
利用可能額
(本体価格)
3,150円
(3,000円)
5,250円
(5,000円)
7,350円
(7,000円)
10,500円
(10,000円)
15,750円
(15,000円)

それ以外のプラン

ドニーチョ
名前の由来は「土・日・夜」で、その名のとおり土日と祝日、1月2・3日および夜間のみの利用。1990年代中頃までは基本料金・通話料金共に現在と比較するとかなり高額だった。そこで、平日日中(8時 - 19時)に発着信ともできない代わりに基本料金を下げたのがこのプランであった。基本料金の引き下げで役目を終え、1999年12月31日に新規受付を終了している。ドニーチョ契約ではiモードが契約できないうえ、ファミリー割引が対象外であるほか、ネットワークサービスの利用に制約があるため、movaのサービス終了まで注意書きが残されていた。

パケット料金

1パケットは128バイトで、2004年6月1日現在の価格。FOMA転換を進めていることもあり、movaにはパケット料金の割引が設定されていない。

  • 10万パケットまで 0.315円(本体0.3円)/パケット
  • 10万パケット超 0.21円(本体0.2円)/パケット

なお、旧料金プランを利用している契約者には、iモードを利用している場合月あたり400パケットまでは課金されない特典がついていた。これは、迷惑メールの受信によりパケット料金が発生することへの批判に対応したものである。しかし、新料金プラン利用者はその対象となっていない。


注釈

  1. ^ 後に、マイクロタックと同じボディのデジタルムーバM(TZ-821・MT-811)も発売された。
  2. ^ 端末を共同開発した4社のうち、NEC・富士通・三菱電機の3社はいわゆる「電電ファミリー」の一員となっている。
  3. ^ 京セラと共に第二電電の設立母体であったことから間接的にDDIセルラーグループと関係があり、ソニーの携帯電話事業はDDIセルラー向け端末が主力となっていた。一時期、NTTドコモ向け端末の開発を休止していたことがあったが、その間もau向け端末は引き続き開発・販売していた。

出典






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