ガンダム開発計画
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ガンダム試作3号機(デンドロビウム)
デザイン(デンドロビウム)
メカニック・デザインは試作1・2号機と異なり、すべてカトキが担当。デンドロビウムのコンセプトは作品の企画経緯やデザイナーが同じ『ガンダム・センチネル』のSガンダムPLAN 303E“ディープ・ストライカー”と共通する。
採用はされなかったが、河森も試作3号機のラフデザインをおこなっており、2019年に河森のプロデビュー40周年を記念して開催された展覧会『河森正治EXPO』で初公開された。オーダーはシンプルに「武器の塊」だったとされ、「シルエット・アーマード・ガンダム」の仮称で、内部にガンダムを格納する「拡張スーツ(強化外骨格)」型であった[44]。そのコンセプトは後述のデルフィニウムのMS形態と共通している。
設定解説(デンドロビウム)
ガンダム試作3号機(デンドロビウム) GUNDAM GP03 (DENDROBIUM) | |
---|---|
型式番号 | RX-78GP03 / RX-78GP03D[注 20] |
全高 | 38.5m[154] |
全長 | 140.0m[154] 73.0m(砲含まず)[154] |
全幅 | 62.0m[154] |
本体重量 | 226.4t[154] |
全備重量 | 453.1t[154] |
装甲材質 | ルナ・チタニウム[155] / ガンダリウム合金[156] |
出力 | 38,900kW[154] |
推力 | 377,500kg×6[154] 総推力:2,265,000kg[157] / 265,000kg[48] |
武装 | メガ・ビーム砲 大型ビーム・サーベル×2 Iフィールド・ジェネレーター 武装コンテナ×16 |
搭乗者 | デフラ・カー コウ・ウラキ ケリィ・レズナー (『0083 REBELLION』) |
宇宙空間での拠点防衛用に開発された大型機動兵器[158][注 21]。コード・ネームの「デンドロビウム」はランの一種の学名[52](セッコク属の多年草で、1,500種もの派生種を擁する[160])で、花言葉は「わがままな美女」[52]。MSユニットの「ステイメン」と、モビルアーマー (MA) 状のアームド・ベース「オーキス (ORCHIS, ランの花の意[120]。特にオルキス属の肥大した根をもつ地生ランのこと[161])」で構成されている[162]。
オーキスの開発は試作1号機および2号機とは別のチームであり[163]、グループ企業の航空・航宙機部門や、MA開発経験のある[164]MIP社[165]出身者を招聘し、専属の開発チームを特別編成している[164][注 22]。
一年戦争時に公国軍のMAの脅威を目の当たりにした連邦軍は、それに対抗しうる兵器開発の必要性を痛感し[162]、開発に着手する[167]。しかし、MAはMSと接近戦になった場合の意外な「もろさ」が欠点であった。そこで本計画の開発陣は、MAの機体にMSを組み込むという発想の転換をおこなう[21]。こうして本機は「最強の機動兵器」として、MSとMAの性能を併せもつ機体として製作される[162]。
出撃以降も武器の換装が可能で、遠距離から近距離まで多様な戦況に対応することができることから、巨大な武器庫を抱えたMSとも言え[162]、書類上はMSとして登録されている[168]。しかし、オーキス自体も膨大なプロペラントによる機動力と長大なビーム砲、巨大なクロー・アームを装備し、旧公国軍のMAに拮抗しうる戦闘能力をもっていることから[162]、「MS搭載のMA」とされることもある[54]。コア・ブロック・システム[169]およびGアーマー・システムの発展型でもあり[131]、設計に当たってはFSWS計画の一環である重装フルアーマーガンダムを基本的に踏襲している[164]。
1機でMS数個中隊に匹敵する戦力をもつため[48]戦略兵器として運用可能であり、単体で拠点防衛のみならず拠点攻略までも可能としている[21][注 23]。また、旧公国軍のMAのようにビーム兵器主体にかたよらず、攻撃手段の選択肢が広いことも特徴となっている[161]。しかしその一方で、複雑な火器管制システムはパイロットに瞬間の判断力、洞察力、未来予測、機械のメカニズムに対する理解力を高レベルで要求するものとなり、その結果「使う者を選ぶ機体」になっている[167]。また、一説には本機の生産と運用にかかるコストは通常のMSの100倍ともいわれる[155]。
0083年10月4日にロールアウトし、28日からAE社の大型ドック艦「ラビアンローズ」を母艦としてトライアルが開始される[170]。
本機の実戦運用における評価としては、火力に注目すれば「当時最強」の呼び名に相応しいが、機動性に優れたMSを相手にした戦闘では想定したほどの戦果をあげられず苦戦を強いられた[171]とする資料もある。
- 機体構造
- 武装・装備
-
- メガ・ビーム砲
- オーキスの右側面に装備される、全長約90メートルのビーム砲[173]。開発スタッフからは「物干し竿」と呼ばれる[174]。取り付け基部付近からコントロール・グリップが展開し、ステイメンが握ることで照準の微調整が可能[158]。当時の戦艦の主砲の最大出力と同等[175]、あるいはそれを超える威力をもち[173]、かすめただけでムサイ級巡洋艦の船体を融解させる[176]。ただし、MSのような機動性の高い目標を狙うには取り回しが悪く、大型目標を対象とする[172]。また、砲身自体も非常に頑強である[172]。
- 劇中では、対ノイエ・ジール戦においてIフィールドで偏向・無効化されるも、ザンジバルII級「リリー・マルレーン」の撃沈、ゼロ距離射撃によるガーベラ・テトラの粉砕といった戦果を挙げている。
- 大型ビーム・サーベル
- クロー・アームのクローの奥から射出され、直接クローでつかんで使用する。本機の巨大なジェネレーターの出力により[83]長大なビーム刃を形成し、劇中ではムサイ級巡洋艦「ペール・ギュント」のブリッジを斬撃し撃沈し、ノイエ・ジールとの一騎打ちでは、大型サーベル同士での鍔迫り合いも見せている。
- また、クローで直接対象を捕獲しての圧壊・粉砕も可能であり[175]、OVA『GUNDAM EVOLVE 4』ではゲルググMを破壊している。
- Iフィールド・ジェネレーター
- オーキスの左側面に装備される、Iフィールドを防御用に転用した装備[175]。開発には公国系の技術が流用されているが[167]、機体に内蔵できるほどの小型化ができず、外付けする形を採っている[172]。オーキスの装甲は、軽量化のために弾片防御程度の能力しかもっていないため、防御用兵装として装備される[177]。ビームを偏向・拡散させ、ある種のバリアーとして機能する[175]。膨大なエネルギーを消費するため[175]、戦闘時以外は稼働させない[176]。
- ウェポン・コンテナ
- オーキスの上部左右に取り付けられる巨大なコンテナ。コンテナ内にはさらに三角柱形のコンテナ(スロット[178])を8基(計16基)搭載、規格化されたさまざまな種類の武器や、ステイメン用の携行武装、各種予備弾薬[176]を収納する。全装備の場合、本機の火器搭載量は駆逐艦クラスに匹敵する[165]。
- 大型集束ミサイル
- 大型ミサイルを3基内蔵するコンテナ。コンテナ自体がミサイルのブースターとなるため、通常より高速で目標に到達し[173]、長射程能力ももっている[172]。
- 劇中ではザクII F2型とノイエ・ジールに1基ずつが直撃。ザクIIを撃破するものの、ノイエ・ジールは右肩バインダー装甲が軽微な損傷を負うに留まっている。
- マイクロ・ミサイル・コンテナ
- 射出型のミサイル・ポッドで、コンテナ側面に36発ずつ、3面で108発のミサイルを搭載[173]。これらのミサイルを敵陣の中心でばらまく[158]。
- 後方要撃ミサイル・パック
- 『GUNDAM EVOLVE 4』に登場。『電撃ホビーマガジン』2002年5月号に名称と、カトキによる設定画が掲載された[179]。
- 射出後ある程度進行したのちに制動し、側面3面が後方に向かって開き、内側のミサイルを発射する。敵陣を突破した際の後方防御に使用する[179]。1面に28発、3面で84発のミサイルを搭載。
- 爆導索
- 長さ500メートルの[178]鋼索製の[180]導爆線で[178]、推進器となる先端部を射出し、破壊目標周囲に爆導索を投棄した後に端部から誘爆を起こし破壊する。劇中では、シーマ艦隊のムサイ級巡洋艦に射出し、弾頭に追随しつつ鋼索でムサイを囲むように機体を回り込ませ、軌道を反転させ直進し切り離した後に起爆し撃沈する。
- 離脱用フレア[176]
- 戦場を離脱するため、可視光線のほか、膨大な量の赤外線や電波などを放出し、敵の探査機器を一瞬の間使用不能にする。いわゆる「目くらまし」[176]。
- 劇中での活躍
- 0083年11月11日、アルビオンは本機を受領するためラビアンローズに向かうが、先に到着していた連邦軍のナカッハ・ナカト少佐に本計画の一時中断、および本機の警護の任を伝えられる。しかし、デラーズ・フリートによる「コロニー・ジャック」の報が伝わり、これを阻止するためにアルビオン隊は本機を「強奪」する。
- 本機のシステム・エンジニアであるルセット・オデビーに本機を託されたコウ・ウラキが搭乗し、単機でアルビオンに先行して、移動するコロニー「アイランド・イーズ」に向かう。12日にコロニーに追いつき戦闘を開始、広範囲におよぶ火力によって多数のMSによる防衛線に穴を空け(劇中で確認できるMS撃破数は5機)、敵艦に対しても戦闘決着までに3隻を撃沈する(ムサイ級2隻、ザンジバル 1隻)[注 24]。アナベル・ガトーが搭乗するMAノイエ・ジールとは3度交戦しており、初戦ではビーム兵器主体の敵機に対し序盤こそ有利に戦闘を進めるも、2度目の戦闘では敵機のクロー・アームによってIフィールド・ジェネレーターを破砕されてしまう。これにより、以降本機はメガ粒子砲への対抗手段を喪失し、続く掃射によって右ウェポン・コンテナを破壊される。3度目は互いに武装を失いビーム・サーベルによる近接戦闘主体の末にサブ・アームで組み付かれるが、敵機を狙ったソーラ・システムIIの照射に巻き込まれる。これらの損傷によりデンドロビウムとしては行動不能に陥った[183]ため、コウはオーキス(アームド・ベース)をパージしている。
- なお、大型の機体であるため、補給や整備、修理はアルビオンの艦外に係留しておこなわれている。ウェポン・コンテナは、MSデッキに搭載されていた予備のものに交換されている。
- OVA『GUNDAM EVOLVE 4』では、11月10日にPスペック(後述)のステイメン単体でのテスト中に襲来したジオン残党軍を迎撃するため、急遽オーキスとドッキング。その圧倒的火力をもってほぼすべての敵機を殲滅するが、オーキスと分離し漂流するステイメンのコックピットを生き残っていたゲルググMのビーム・ライフルに撃たれ、パイロットのデフラ・カーは死亡する。
- 漫画『0083 星屑の英雄』では、ノイエ・ジールとの戦闘は一度のみで、ソーラ・システムIIの照射も受けない。ウェポン・コンテナとIフィールド・ジェネレーターを排除し、フォールディング・シールドをステイメンの前面に構えて大気圏突入をおこない、落下するコロニー内部に侵入、内側からコロニー前部にオーキスを激突させて破壊する。
バリエーション(デンドロビウム)
- ガンダム試作3号機試案 (PROTO-TYPE3)
- 書籍『アナハイム・ジャーナル』に登場。同書では各部を分離した状態でのイラストが掲載されているが[31]、『電撃ホビーマガジン』2004年8月号掲載の同書とのコラボレーション企画では装着した状態で立体化された[184]。
- 検討段階で提示されたプランのひとつ[31]。ステイメンの雛形とも言えるMS(コア・ユニット)を中心に、各種装備がほどこされている。背部からコンテナ・アームを介して上方に大型ウェポン・コンテナがマウントされ、内部には小型コンテナとミサイル8基が搭載されている。その後方にはサブ・コンテナ2基と、MSの胸部と腕部からなるサブ・アーム・ユニットが1対設けられており、これによりサブ・コンテナ内の武装(シュツルムファウスト)を取り扱う。胴体正面には、複合センサーを内蔵した増加装甲が取り付けられている。右腕にはツイン・ビーム砲と大型ビーム・キャノン、左腕には小型レドームを装備。背面には巨大なスタビライザーとプロペラント・タンク2基、足裏にはプロペラントと補助推進機を兼ねたユニットが装着される[184]。
- ステイメン&ウェポンシステム
- アクションフィギュア『GUNDAM FIX FIGURATION』でデザイン・立体化された。ウェポンシステムはオーキスの簡易版と言えるもので、ブースター4基、メガ・ビーム砲、Iフィールド・ジェネレーター、マイクロ・ミサイル・コンテナ4基からなる。コンテナ側面にステイメン用の武装(ロング・レンジ・ビーム・ライフルを含む)を外付けし、フォールディング・アームで取り出し可能[103]。なお、ウェポンシステムの設定などは記載されていない。
- 漫画『0083 REBELLION』では、デンドロビウムの各個戦闘における機動旋回の扱いづらさをおぎなう分離機動形態として登場。「アイランド・イーズ」内でステイメンがオーキスから分離し、本システム(「ステイメン・ウェポンシステム」と表記される[注 25])を起動し装備する。推進方式として、試験段階にあるミノフスキー粒子をプラズマ化して噴射するイオン・ドライブ推進を採用しており、「バランスの悪そうな」と評される見た目に反し、瞬時に相手の背後に回り込むなどの俊敏な機動を披露している。一方で、現段階でのイオン・ドライブはMSに搭載できるほどの小型化が実用の域に達しておらず、ステイメンのジェネレーター出力ではIフィールドと同時に稼働することができないという弱点がある。
- ガンダム試作3号機(『0083 REBELLION』版)
- 漫画『0083 REBELLION』に登場する3号機は、オーキスのウェポン・コンテナ取付部の前方にコックピット(兼脱出ポッド)をもち、オーキス側のパイロットが操縦手、ステイメン側が火器管制を担当する。分離してそれぞれが連携することも、従来設定通りステイメン側ですべての操縦も可能である。
- ウェポン・コンテナ未装備の状態で、ステイメンにコウ、オーキスに成り行きからケリィ・レズナーが搭乗し、ラビアンローズから月に落下しようとするコロニー「アイランド・イーズ」に急行する。コロニーの軌道を変えるため、メガ・ビーム砲で集光ミラー1基を分断するが、残るミラーもあらかじめ仕掛けられていた爆弾で分断することでバランスを取り戻され、失敗に終わる。アルビオンに帰還し、ウェポン・コンテナを装備して再出撃、ガトーのノイエ・ジールと交戦、オーキス側とステイメン側の操縦連携の隙をつかれ有線クロー・アームで左側エンジンと右コンテナを破壊され窮地に陥るも、ガトーが敵艦隊の迎撃に向かったため帰還。隙をカバーするために修理とともに性能と形状の異なるコンテナと装備[注 26]に換装して3度目の出撃、ノイエ・ジールとの再戦の最中にソーラ・システムIIの照射を浴びるが、ノイエ・ジールの陰となり軽微な損傷で済む。
- ナイトファイター (NIGHT FIGHTER)
- 模型雑誌『電撃ホビーマガジン』1999年7月号掲載の企画「ソロモンエクスプレス」に登場。デザインは小林誠。試作3号機のプロトタイプとされる。MAの機能を有する宇宙戦闘機で、外観はデンドロビウムとほぼ同じだが、コア・ファイター(初代)をコックピット・ブロックとして接続している。GPシリーズの3号機を組み入れ、名称も「デンドロビウム・ステイメン」と改められ完成する[185]。
- なお小林は、1979年に本機のように下部右側に大型ビーム砲、左側に円形のシールド発生機を装備した宇宙戦闘機 "KNIGHT FIGHTER" を独自にデザインしている[186]。
- デンドロビウムII
- 雑誌『ゲームぎゃざ』連載の読者参加型ゲーム「機動戦士ガンダム G-STRATEGY」に登場(型式番号:GP-03-2)。なお、本作は宇宙世紀の歴史のIFを扱った作品である。
- 機体の小型化などによってデンドロビウムの量産化を目指したMA(本作では、一年戦争末期に「連邦軍試作MA」が登場する)で、ステイメンに替わってコア・ユニットは航空機となっており、大出力の推進器を装備することによって大気圏内での飛行も可能になっている。
- デルフィニウム
- 漫画『機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』に登場。デンドロビウムに酷似した(「模造品」ともいわれる)試作型大型機動兵器で、連邦軍特務機関「嵐」によって宇宙世紀0085年に開発が開始される。のちに開発途中で放棄された機体を接収した「クラン」によってMS形態への可変機構を加えて再設計され、0089年に実戦投入される。
- 詳細は「機動戦士ガンダム ヴァルプルギス#デルフィニウム」を参照
ガンダム試作3号機(ステイメン)
ガンダム試作3号機(ステイメン) GUNDAM GP03S (STAMEN) | |
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型式番号 | RX-78GP03S |
全高 | 18.2m[48] / 18.0m[162] |
頭頂高 | 18.0m[48] |
本体重量 | 41.6t[162] |
全備重量 | 70.0t[162] |
装甲材質 | ルナ・チタニウム[155] / ガンダリウム合金[156] |
出力 | 2,000kW[162] |
推力 | 42,000kg×2[162] 40,000kg×2 12,000kg×2[162] 総推力:188,800kg[48] |
武装 | ビーム・サーベル×2 ビーム・ライフル フォールディング・バズーカ フォールディング・シールド |
搭乗者 | コウ・ウラキ デフラ・カー |
デンドロビウムのコア・ユニット(コックピット兼脱出システム)となるMS[48]。コード・ネームは正確には「デンドロビウム・ステイメン」であり[187]、「ステイメン」は花のおしべの意[52]で、型式番号末尾の "S" はこれの略号である[188]。
試作1号機や2号機と異なり、あくまで宇宙空間の戦闘を考慮して開発されている[189]。1号機と比較して装甲はやや薄いものの[190]、機動性はフルバーニアンに匹敵し[191]、総合性能は互角とされる[190]。さらに緊急時の追加ユニットのメンテナンスをおこなえるようにも設計されている[182]。
開発は試作1号機同様クラブ・ワークスが担当しており[15]、外観上の共通点も多い。機体色はトリコロールでまとめられているが、試作0号機と同様にソール部が青いのが特徴。
- 機体構造
-
- 頭部
- ガンダム・タイプとしては珍しく60ミリバルカン砲を搭載していないが、その分センサー機器が充実している[192]。通常の状況把握だけでなく、複雑な火器管制システムのコントロール用に独自の制御デバイスも装備している[178]。また、オーキスとの連携が前提であるため、ある程度の遠隔誘導や最低限のドッキング・コントロールが可能な相互通信システムを搭載しており、火器の換装もドッキングしていなくても可能[178]。
- 胴体部
- オーキスとの合体を考慮して、腰部両側面から後方にドッキング・ガイドを兼ねる[193]テール・バインダーが伸びているが、これが四肢との連動によるAMBAC効果を含む運動性や機動力の向上をもたらしている[162]。
- 試作3号機は、パイロットが単独で制御するには過剰な質量をもっており[194]、さらに複雑な火器管制を必要とするため[195]、一年戦争末期に連邦軍がNT用のインターフェイスとして開発した全天周囲モニターと[194]、AE社が開発したリニアシート[195]からなる球形コックピットが採用されている。エバリューション・モニター(情報評価画面)が設置され、火器管制を統括するとともに、教育型コンピューターと連携して敵機情報や自機情報、戦況分析による最適火器選択や換装同期判断などを表示・実行する[120]。なお、球形コックピットは試作2号機の部材が援用されている[194]。
- また、並行して試作1号機と同様のコア・ブロック・システムも製作されている。将来的には両者を統合する予定であるが、当時はこの2つを併せもつインターフェイスの実現が困難であり、双方に特化したコックピットをそれぞれ製作している[178][注 27]。ボディ・ブロックをまるごと交換する必要はあるものの、最終装甲の形状やコックピット・ハッチなどはほぼそのまま流用可能となっている[178]。
- コア・ファイターを最小戦闘単位とする仕様は「Pスペック(プロトタイプ (prototype) あるいはめしべ (pollun) を指すと言われるが詳細不明)」と呼ばれる[194]。劇中で、本機を目の当たりにしたコウは「コア・ブロック・システムじゃない?」と驚嘆しているが、これはコウがルセットから見せられていたデータがPスペック仕様のものであったためで、球形コックピット仕様のデータは本計画が一時中断となったため、ナカト少佐に押収されていたからである[194]。
- MSとMAを共通のOSで運用するという基本コンセプトは、初の可変モビルアーマーであるアッシマーが開発される2年前に、本機で先鞭をつけて完成させた技術である[197]。
- 腕部
- 前腕部は「フォールディング・アーム」となっており[178]、オーキスとの合体時にコンテナから武装を取り出すため、前腕部甲から肘にかけてが展開・伸長して3倍以上のリーチをもつ[178]マニピュレーター・クローとなる。パイロットの練度にもよるが、2秒ほどでクローを展開できる[83]。
- 武装
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- ビーム・ライフル
- 試作1号機のものと同型だが、出力向上型とされ、励起レベルが改善されて稼働がより安定している[178]。
- ビーム・サーベル
- 当時の量産型MSに装備されているものと同等のデバイスが使用されている[178]。
- フォールディング・バズーカ
- オーキスのコンテナ・スロットに収納するため、2つ折りが可能な構造となっている。砲身は従来のものより約5割長い[178]。装弾数は弾倉に6発、薬室に1発[178]。
- なお、オープニング映像ではジム改などと同型のハイパー・バズーカをコンテナ・スロットから取り出して携行している。
- フォールディング・シールド
- こちらも縦に2つ折りが可能で、裏面にビーム・ライフルのEパックを4基装備。どのようなポジションでも扱いやすいよう、上下対称型となっている[178]。オープニング映像では装備されるが、本編劇中には登場しない。
- 劇中での活躍
- ステイメン単体での戦闘シーンはオープニング映像では見られるものの、本編劇中ではほとんどない。オーキスの補給中に襲来した敵に対して、ビーム・ライフルのみを携行して迎撃に向かうが、戦闘シーンはない。ソーラ・システムIIの照射を浴びて行動不能となった[183]オーキスから分離後、コウの怒りに任せて、遠方から迫る味方である連邦軍艦隊に向けてビーム・ライフルを乱射する(ただし、ビームが届く距離ではない[198])。
- 漫画『0083 星屑の英雄』では、ノイエ・ジールとの一騎討ちの際にオーキスから分離して奇襲に打って出るものの、サブ・アームに阻まれる。オーキスによるコロニー破壊後、中破しながらも地上に不時着し、コウは生還する[110]。
- 漫画『0083 REBELLION』では、Pスペック仕様で初登場。ナカトによってラビアンローズから搬出される最中に敵襲を受け、コウと先を争うようにしてベルナルド・モンシア中尉が搭乗する。しかし、コア・ブロックではオーキスと合体できないとして、すぐにルセットによってコックピット・ブロックごと交換され、コウが球形コックピットに搭乗する。
コア・ファイターII-Sp
- デザイン
- 『MG ガンダム試作3号機 ステイメン』で設定され、OVA『GUNDAM EVOLVE 4』に登場する試作3号機は本機をコア・ブロックとしている。メカニック・デザインはカトキが担当。ただし、コア・ブロック・システムの採用はアニメ製作時から検討されていた[199]。
- 設定解説
- Pスペック仕様のステイメン用のコア・ファイター[195](型式番号:FF-XII-Sp[200])。名称は便宜上のものである[195]。製造には試作1号機用のコア・ファイターIIの資材が流用されている[194]。ジェネレーターの素性から、大気圏内での飛行が可能である可能性もあるとされ、コックピット・ブロックのみによる大気圏突入も可能とする説もある[195]。また、形状・構造的にはステルス性も盛り込まれている[195]。1号機用と同様にビーム・サーベル兼ビーム・ガンの装備も検討されているが[195][注 28]、最終的には装備されていない。
- 『0083 星屑の英雄』では、コロニーの軌道を変更するためにニナが搭乗し、試作3号機に随伴する。また、AE社に残された1機が投棄され、大気圏で燃え尽きる[110]。
注釈
- ^ なお、劇中でコード・ネームが呼ばれたのは第12話で「ステイメン」が一度のみ(デンドロビウムとの区別のため)で、それ以外は「ガンダム試作○号機」「○号機」と呼ばれている。
- ^ さらに、末尾に機体の装備あるいはコード・ネームの頭文字であるアルファベット1-2文字が付与されることもある。
- ^ これにより、GPシリーズのパイロットであったコウ・ウラキ少尉への罪状も消滅している。
- ^ のちに同企画は1冊にまとめられ、『MOBILE SUIT GUNDAM PHANTOM BULLETS』として限定通販された。また、2023年の「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」での登場兵器の商品化発表と同時に、ストーリーや設定がウェブ公開された[33]。
- ^ なお、初代コア・ブースターのようにコア・ファイターとブースターが分離可能かは不明。
- ^ AEボウワ社製とする資料もある[38]。
- ^ AEブラッシュ社製とする資料もある[38]。
- ^ 『0083 REBELLION』や書籍『GUNDAM OFFICIALS』では、GPシリーズの開発工場を「リバモア工場」としているが[70]、アニメ版で「リバモア実験場」は登場するものの、工場はあくまで「フォン・ブラウン工場」である。
- ^ ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ方式は初代ガンダムにおいても検討されており、空中換装時にコア・ブロックが失速するため廃案になったともいわれている[68]。
- ^ 熱核ロケットとする資料もある[76]。
- ^ 45,000kg×2の場合の合計。
- ^ アルビオンがふたたびフォン・ブラウンに寄港した時点では、設計などが完了した段階であるとする資料もある[92]。
- ^ ただし "LONG RANGE BEAM RIFLE" と英文表記。
- ^ ただし、発進時は通常のビーム・ライフルを携行している。
- ^ 実際にはホオズキの属名 Physalis は「フィサリス」と読まれ、「サイサリス」とは読まれない。ギリシア文字「Φ(ファイ)」由来の音価 "ph" は日本語に音写するとファ行音になるが、語頭に "p" が付いてサ行に音写されるのはギリシャ文字「Ψ(プサイ)」由来の音価 "ps" である。
- ^ なお、リック・ディアスはクラブ・ワークスと第2研究事業部の共同開発である[15]。
- ^ コックピットの射出はできないとする資料もある[131]。
- ^ ほかに、広帯域ガンマ線ミラーをも無効にする膨大な中性子線を発生させる「戦略級レーザー核弾頭」や[143]、内部にミノフスキー粒子の縮退層をもち、核反応発生する強大な電磁場で炸裂する縮退層を保持することで、破壊的な熱と中性子線を放つ火球を数秒間維持する「自己拘束型熱核爆弾」とする資料もある[21]。
- ^ 小説版では、ガトーがコックピットの端末から6桁の暗証番号を入力している[144]。
- ^ ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズより。
- ^ 本機に提示された要求性能は端的に言えば「最強の機動兵器」という一点に集約されており、これを単体での拠点防衛が可能な性能であると解釈したとする説もある[159]。
- ^ 試作3号機はクラブ・ワークスおよびボウワ社やAEハービック社を含む、試作1号機開発チームが担当したとする資料もある[166]。
- ^ ここでいう「拠点防衛」は、積極的に敵を攻撃して拠点を守る「攻撃防衛」であるとする資料もある[168]。
- ^ 大隊級のMS隊と、10隻近い戦艦を壊滅させたとする資料もある[182]。
- ^ アンド(&)ではなく中黒(・)で区切られている。
- ^ 中央部のコンテナの代替として、上記のステイメン・ウェポンシステムのバックパック部を折りたたんで交換し、武装がむき出しになるのと引き換えにイオン・ドライブ推進を追加。左右端のコンテナはそのままだが、その下にミサイル発射用のコンテナが増設されている、従来のデンドロビウムとは異なる外観と装備の仕様。
- ^ 一方で、本機の球形コックピットは脱出ポッドとして利用可能であり、複雑なコア・ブロック・システムを組み込む必要がなくなったとする資料もある[196]。
- ^ 実際にMG化の際に装備が検討されており、Pスペック仕様でビーム・サーベルを装備したステイメンの画稿が描き起こされている[199]。
- ^ RE/100のプラモデル付属説明書のスペックは、ガーベラ・テトラと同数値(スラスター総推力のみ17,100kg)となっている[206]。
- ^ OVA『GUNDAM EVOLVE 4』にも同様の内容が記述されている。
- ^ 正確には、キク科のワタゲハナグルマはガーベラ属ではない。
- ^ また、前述した試作2号機の初期のコンセプトである「強襲」も重複している。
- ^ 『ガンダムエース』連載のコラム「《ことぶきつかさ》の出来るまで」によれば、本ゲームは "UC NEXT 0100" の一環であり、オリジナル部分の物語に関しては宇宙世紀の正史扱いとなるとしている[214]。
- ^ 後述の譲渡を前提としたオサリバン常務の指示によるともいわれる[213]。
- ^ このデンドロビウムの戦法は偶然ではあるものの、ゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』シリーズでは「零距離メガ・ビーム砲」というバーストアタックとなっている。
- ^ プラモデル関連の表記では "RX-78 MS00Z" とスペースが入っている[225][227]。
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