野沢尚 自身のベスト作品

野沢尚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 01:26 UTC 版)

自身のベスト作品

1999年に『キネマ旬報』が行ったアンケートによると、邦画では『砂の器』や降旗康男駅 STATION』など、洋画ではドン・シーゲルダーティハリー』やロナルド・ニームポセイドン・アドベンチャー』、ウィリアム・フリードキンエクソシスト』、シドニー・ルメット狼たちの午後』、アーサー・ペン俺たちに明日はない』、ジョゼ・ジョヴァンニ『暗黒街のふたり』、サム・ペキンパーわらの犬』『ゲッタウェイ』等を選んでいる[27]

自著では高校時代に観て大きな影響を受けた映画として、『青春の殺人者』『ブルークリスマス』『冬の華』『犬神家の一族』『獄門島』『女王蜂』を挙げている[28]

作品

脚本

連続ドラマ

単発ドラマ

  • 殺して、あなた…(読売テレビ1985年
  • 手枕さげて(読売テレビ、1987年
  • 最後の恋(読売テレビ、1988年
  • 愛(めぐみ)の世界(読売テレビ、1990年
  • 恋愛本線、駆ける(TBS、1990年)
  • 灰の降るイブ(フジテレビ、1990年)
  • 女と男が愛する時(フジテレビ、1990年)
  • 夢みた旅(NHK、1991年
  • 朝日のあたる家(読売テレビ、1991年)
  • 小指の思い出(読売テレビ、1991年)
  • 東京ららばい(読売テレビ、1991年)
  • あと1時間の恋(日本テレビ、1991年)
  • 女優たち(フジテレビ、1991年)
  • 10年目のクリスマス・イブ(テレビ朝日、1991年)
  • 性的黙示録(読売テレビ、1992年)
  • 雀色時(読売テレビ、1992年)
  • 誰よりも君のこと(テレビ朝日、1994年)
  • 恋人みたいに泣かないで(テレビ朝日、1995年)
  • その男の恐怖(フジテレビ、1998年)
  • ネット・バイオレンス〜名も知らぬ人々からの暴力〜(NHK、2000年) - 出演:夏川結衣北村一輝
  • 反乱のボヤージュテレビ朝日、2001年)
  • 砦なき者(テレビ朝日、2004年

映画

劇場アニメ

原案

舞台

著書

  • V.マドンナ大戦争(集英社文庫コバルトシリーズ 1985年)
  • ステイゴールド(角川文庫、1988年) - 2006年幻冬舎文庫
  • マリリンに逢いたい(小学館、1988年)
  • 親愛なる者へ(フジテレビ出版、1992年)- 2012年に韓国でドラマ化
  • 素晴らしきかな人生(フジテレビ出版、1993年)
  • ラストソング(扶桑社文庫、1994年) - 2008年に講談社文庫
  • 恋人よ(扶桑社、1995年)のち文庫、幻冬舎文庫
  • 映画館に、日本映画があった頃(キネマ旬報社 1995年)
  • 恋愛時代幻冬舎、1996年) - 2006年に韓国でドラマ化、2015年に連続ドラマ化
  • 破線のマリス講談社、1997年)のち文庫
  • 青い鳥(幻冬舎、1997年)のち文庫
  • リミット(講談社、1998年)のち文庫
  • 結婚前夜(読売新聞社、1998年)
  • 呼人(講談社、1999年)のち文庫
  • 眠れる森(幻冬舎、1999年)のち文庫
  • 氷の世界(幻冬舎、2000年)のち文庫
  • 深紅(講談社、2000年)のち文庫
  • 野沢尚のミステリードラマは眠らない あなたにこの物語は書けない!(日本放送出版協会 2000年)
  • 反乱のボヤージュ(集英社、2001年)のち文庫
  • 水曜日の情事(新潮社、2001年)
  • 眠れぬ夜を抱いて(幻冬舎、2001年)のち文庫
  • 龍時シリーズ文藝春秋)のち文庫
    • 龍時01-02(2002年)
    • 龍時02-03(2003年)
    • 龍時03-04(2004年)
  • 砦なき者(講談社、2002年)のち文庫
  • 魔笛(講談社、2002年)のち文庫
  • 殺し屋シュウ(幻冬舎、2003年)のち文庫
  • ふたたびの恋 文藝春秋 2003 のち文庫
  • 烈火の月(小学館、2004年)のち文庫
  • ひたひたと(講談社、2004年)のち文庫

漫画原作

  • ヒューマン・リーグ(小学館、1987年) - 作画:斉藤むねお
  • 龍時(集英社、2005年 - ) - 作画:戸田邦和

エッセイ

受賞歴

1997年
1998年
  • 第19回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞:『眠れる森
1999年
2001年
2002年

  1. ^ 野沢 謙の書籍一覧 - honto”. honto.jp. 2022年4月16日閲覧。
  2. ^ 作品中には父親をモデルとした学者が登場する。
  3. ^ 「この世界の片隅に」の片渕須直も絶賛! 昭和34年の撮影所が舞台の、映画×エロス×ミステリ!『情事』”. カドブン. 2022年8月26日閲覧。
  4. ^ 片渕須直 @katabuchi_sunao 2013年6月30日”. twitter 片渕須直 @katabuchi_sunao. 2022年8月26日閲覧。
  5. ^ 片渕須直 @katabuchi_sunao 2022年6月26日”. twitter 片渕須直 @katabuchi_sunao. 2022年8月26日閲覧。
  6. ^ a b c d 鈴木嘉一「時代と切り結んだ才能—半年遅れの野沢尚追悼記 文・読売新聞 解説部 次長 鈴木嘉一」『AURA』2004年 第168号、フジテレビ編成局調査部、36-46頁。 
  7. ^ 作家野沢尚さんが死亡 事務所で首つり自殺か”. 47NEWS. 全国新聞ネット (2004年6月28日). 2008年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月21日閲覧。
  8. ^ 樋口尚文「追悼 野沢尚 自らを書き換え続けた異才のボヤージュ」『キネマ旬報』第2004-09-00号、キネマ旬報社、139-141頁。 
  9. ^ 野沢尚「野沢尚インタビュー」『東京人 1999年11月号』第1999-11号、都市出版、13-16頁。 
  10. ^ 野沢尚「野沢尚インタビュー」『TPIS(テピス)No.364』第1995-01-19号、株式会社学生援護会、22-25頁。 
  11. ^ 野沢尚「野沢尚のミステリードラマは眠らない」第三章、実業之日本社文庫。 
  12. ^ a b c d e FB編集同人編「脚本家の希望と絶望:書評のような映画評 文・重政隆文」『FB 映画研究誌』1995年 第5号、行路社、232-238頁。 
  13. ^ 野沢尚「『映画館に、日本映画があった頃』」、キネマ旬報社。 
  14. ^ a b c 野沢尚「『映画館に、日本映画があった頃』」298-312ページ、コラム「映画館はまだ遠い」、キネマ旬報社。 
  15. ^ 奥山和由「追悼 野沢尚」『キネマ旬報』第2004-09-00号、キネマ旬報社、138頁。 
  16. ^ a b 野沢尚「『映画館に、日本映画があった頃』」79-85ページ「映画館にて、戦友と再会する」、キネマ旬報社。 
  17. ^ a b c 松原耕二の、ライフ・ライブラリー:2005-02-08 ぼくは見ておこう”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2022年8月26日閲覧。
  18. ^ 『週刊文春』1998年7月号 文芸春秋, 152~153ページ エッセイ「いつか読む本」
  19. ^ 野沢尚「テレビ人の週刊日誌- 君たちのため残したい」『読売新聞』1998年3月25日東京夕刊、読売新聞社、09頁。 
  20. ^ 野沢尚「インタビュー "気迫"と"祈り"を込めて、視聴者の興味をドラマに向かわせたい--作家 野沢尚 (特集 テレビ50年の通信簿)」『AURA』2003年 2月号(第157号)、フジテレビ編成局調査部、40-43頁。 
  21. ^ 幻冬舎 『眠れる森』脚本集収録 野沢尚の手記
  22. ^ 野沢尚「野沢尚のミステリードラマは眠らない」170p、実業之日本社文庫。 
  23. ^ a b 野沢尚「野沢尚のミステリードラマは眠らない」171p、実業之日本社文庫。 
  24. ^ 野沢尚「野沢尚のミステリードラマは眠らない」、実業之日本社文庫。 
  25. ^ CUT』5月号[特集]名探偵コナンという終わりなき謎 諏訪道彦インタビュー(インタビュアー:金原由佳), pp. 28-31、株式会社ロッキング・オン、2019年4月19日。 
  26. ^ a b プロデューサーは喜多麗子ではなく小林義和(当時、喜多はドラマプロデュースから離れていた)。
  27. ^ 『キネマ旬報 1999年10月上旬特別号 NO.1293映画人が選ぶオールタイムベスト100(外国映画篇)』「キネマ旬報1999年10月下旬号NO.1294映画人が選んだオールタイムベスト100(日本映画篇)』の野沢のアンケートより
  28. ^ 『映画館に、日本映画があった頃』p.58
  29. ^ 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊 | 名探偵コナン | TMS作品一覧”. アニメーションの総合プロデュース会社 トムス・エンタテインメント. 2024年2月3日閲覧。


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