着信御礼!ケータイ大喜利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 18:18 UTC 版)
構成
- 生放送
- OP(ゲストは予め椅子に座っている)
- お題1
- お題2(ルーキーオオギリーグ)
- お題3
- 優秀作品発表
- ED
- (一部例外あり)
- 収録放送(2011年2月時点)
- OP(ゲストは今田に呼ばれて登場)
- お題1
- 大喜利ひろめ隊が行く![注 12]
- 千原ジュニア特別推薦
- お題2
- 優秀作品発表
- ED
お題
毎回さまざまなお題が出される。多く出されているお題の傾向は以下に記載する。不定期的にNHKの番組にちなんだコラボレーションお題が出題される。
- 声のお題
- タレントやアナウンサー、アニメのキャラクター等に、テーマに沿った面白い一言を言わせるお題。実際にその人物をスタジオに招き、回答を読み上げてもらう(アニメのキャラクターの場合はそれを演じていた声優)。回答を読み上げるゲストは「読み手」と呼ばれる。読み手の中で、特に阿藤快・松木安太郎・槙原寛己の3人は読み上げの面白さを高く評価され、今田によって「回答読み上げ三本柱」と命名されている。回答読み上げゲストとお題で演じた役の一覧は後述。
- 音楽大喜利
- メロディーに歌詞を当てはめるお題。○○学校の校歌や子守歌、社歌などのテーマに沿った歌詞を考える。メロディーは事前に番組公式サイトで公開され、ほとんどは「七五調」で回答する。このお題では実際に「オオギリ合唱団」のコーラスで回答を読み上げられる。
- 実在する歌手の楽曲の一部を替え歌にし、その回答部分を本人が唄うお題もある(詳細は回答読み上げゲストの「歌手」の項を参照)。
- 10文字作文
- 指定されたお題に対して、全角10文字で回答するお題。ひらがな・カタカナはもちろん、漢字・ラテン文字・句読点等の記号も1文字として扱う。2006年5月放送分より登場。
- 架空のキャラクターシリーズ
- 番組オリジナルの架空のキャラクターに関するお題。多く登場したキャラクターを以下に記載する。
- 下積長子(したづみ ながこ)
- デビュー以来31年間売れていないという演歌歌手。
- タイコモチオ(たいこ もちお)
- 上司に気に入られることばかり考えている若手社員。
- 元気田イクゾー(げんきだ いくぞー)
- 全校生徒からウザイと言われている体育教師。
- 恐川貞子(こわかわ さだこ)
- 全校生徒からなんだか不気味と言われている女教師。
- 大喜利子(おおぎ りこ)【イラストレーター×声優コラボシリーズ第1弾】
- 架空の恋愛SLGに登場するキャラクター。キャラクターのデザインはイラストレーターのいとうのいぢの描き下ろしであり、回答読み上げは声優の平野綾が務める[注 13]。「大喜利子」のイラストは、新しくお題が出される度にいとうのいぢが新作を描き下ろし、シチュエーションが追加される。
- 西園寺しずか(さいおんじ しずか)
- 「大物女優か!」とちょくちょくつっこまれる架空の女子小学生。
- イケメン車掌(いけめん しゃしょう)【イラストレーター×声優コラボシリーズ第2弾】
- 架空の鉄道会社『イケメン電鉄』の車掌。キャラクターのデザインは漫画家の枢やなの描き下ろしであり、回答読み上げは声優の梶裕貴が務める。
- テレビ欄シリーズ
- 架空の新聞で番組表に掲載される、テレビ番組の見出し欄を考えるお題。
- 雑誌シリーズ
- 架空の雑誌で掲載される、特集のタイトルに関するお題。
- アホアホ○○シリーズ
- 「アホアホ○○。どんなの?」というお題に答える。○○には毎回違ったテーマが入る。「アホアホ○○」ではない、ニュアンスの似たお題も多く出題されている。
- イヤな店舗シリーズ
- 店舗全般にイヤな理由はどんなものなのかを答える。
2006年12月放送分までは出題数が全4問だったが、2007年1月放送分以降は全3問になっている。
特殊なお題
- ルーキーオオギリーグ
- 2006年6月25日の放送で初登場。ルーキーのみが投稿可能。放送日前にホームページ上に出題されており、じっくり考えることができる。初回は放送日前に募集を締め切っていたが、現在は他のお題と同様、放送中に投稿する。初登場以降ほぼすべての回で出題されている[注 14]。
- マイナーオオギリーグ
- 番組の公式サイトで数日間にわたって実施される。ルーキーからメジャー初段(旧昇格システムでは"メジャー")への昇格をかけてお題に挑む、ルーキー向けの企画。投稿した答えが優秀作品に選ばれるとメジャー初段(旧昇格システムでは"メジャー")へ昇格できる。
- シルバーオオギリーグ
- 2007年9月1日の放送で初登場。年配の人に大喜利のお題を出題し、その答えを楽しむ。放送中の投稿は受け付けていない。ルーキーオオギリーグ中に実施され、2008年1月1日でも行われた。
- 芸人VS.メジャーオオギリーガー大喜利五番勝負!
- 2007年9月23日の放送で初登場。スタジオのお笑い芸人とメジャーオオギリーガーが大喜利で対決する。
- お笑い芸人チームとメジャーオオギリーガーの中から回答者をひとり決め、1つのお題に回答する。参加するメジャーオオギリーガーは千原が選ぶ。メジャーオオギリーガー側の答えは普段通り千原が読み上げるが、芸人側の答えは回答した芸人自身が読み上げる。両者の答えが紹介された後、どちらの答えがより面白かったかを板尾が判定する。
- ルーキー限定!居残りオオギリーグ
- 2010年4月10日の放送で初登場。収録放送時に実施される企画。生放送終了間際に発表される2つのお題に対して、30分以内に回答しなければならない。このコーナーではルーキーだけでなく、レジェンドにも回答権を与え、模範回答として発表している(アンテナ3本の判定であれば、レジェンドにも「ゲスト賞」「最優秀作品賞」獲得の権利が発生する)。
- 千原ジュニア特別推薦
- 過去にルーキーオオギリーグで、第一次・第二次審査をクリアした回答が千原ジュニアが使用するパソコンまで来たものの、放送時間の都合で採用されなかった作品の中から数本の回答を選び出し、再度メジャー昇格に挑戦出来る敗者復活制度。2010年2月までは番組ホームページ内の「レギュラー陣の反省会」で紹介されていたが、反省会が一時休止されたため、2010年4月10日以降、収録放送時に実施。通常ルール同様、アンテナ1本以上の判定でメジャー初段に昇格だが、「入れ替え戦」などで特別推薦が放送されない場合、ホームページ上で推薦された時点でメジャー昇格となる。稀に「該当作品なし」のお題もあった[注 15]。2011年5月以降は原則生放送になったため、特別推薦のコーナーがなくなったが、ホームページ上で反省会が復活。タッチの差で作品紹介の時間に間に合わなかった作品が推薦され、特例でメジャー昇格になる場合がある。
注釈
- ^ 2006年3月28日放送分を含む。
- ^ 九州・沖縄地方は第4日曜日の翌日未明に放送した。
- ^ 4月5日の放送は前夜のプロ野球中継「巨人VS阪神」で、5月17日の放送は前夜のプロ野球中継「巨人VSヤクルト」の延長オプション行使次第で短縮放送または休止する可能性があった。
- ^ 12月6日の放送は前夜のJリーグ中継・J1チャンピオンシップファイナル第2戦「広島VSG大阪」の延長オプション行使次第で短縮放送または休止する可能性があった。
- ^ 9月11日放送分は広島県に限り広島東洋カープ優勝祝賀特番を緊急編成したため、マルチ編成でなおかつサブチャンネルに迂回して放送した。
- ^ パラリンピック中継は日本国内ではNHKの独占放送となっている。
- ^ ほとんど『サタデー・ナイト・ライブ JPN』(フジテレビ→フジテレビNEXTライブ・プレミアム・フジテレビONEスポーツ・バラエティ)の放送日がある場合のみの措置として位置づけられている。
- ^ 赤坂(TBS)から神南(NHK放送センター)までの移動がネックになることを考慮として位置づけられている。
- ^ 投稿は公開収録前週の放送でお題を3問発表され放送終了直後から45分間(1問につき15分間)という時間制限がありルーキーオオギリーグに限り公開収録当日の開始1時間前から60分間だけ投稿を受け付ける。収録放送当日は「事前に投稿を受け付けました」のお断りテロップが挿入される。
- ^ ラッピング電車の運行期間は2015年5月20日〜8月4日までとなっていた。
- ^ 19日 0:00〜0:05は『NHKニュース』のため一時中断。
- ^ 後に全国ツアー限定企画として継続。
- ^ 『涼宮ハルヒの憂鬱』ではいとうが原作イラスト、平野が主演を務めている。
- ^ 2014年4月19日放送分はルーキーオオギリーグがなくなり、2問目も全員が投稿できるルールだったが、メジャー以上の投稿者が気づかなかったためか、放送で紹介された作品はすべてルーキーのものだった。2016年9月17日放送分と2016年10月1日放送分では、2問目も全員投稿できるルールになった。
- ^ 推薦された一部の作品は、お題と回答と判定結果のみ発表される。
- ^ この回においてはアイドリング!!!卒業直前の2014年11月22日に出演予定であった。
- ^ a b c 同グループは2012年3月31日をもって解散。
- ^ 2009年11月21日放送分での予定ではしずるがゲストであったが急病のため、急遽フルーツポンチが出演した。
- ^ しずるとともにニコニコ生放送で実況中継をした。
- ^ 板尾がカンヌ国際映画祭で出演作『空気人形』が公式上映されるため出演者としてカンヌへ赴き放送日当日に帰ってくる予定だったが、もし帰ってこられなかった場合に代理として用意されていた。しかし無事に当日に帰ってこられたため、結局代理ではなくゲストとして参加した。ただ、板尾が毎回する審査は当初からやらせるつもりはなかった模様。
- ^ 司会の今田は、阿藤快・松木安太郎・槇原寛己の3人のナレーションを高く評価し、「回答読み上げ三本柱」と呼称している。
- ^ 実際に東海道(JR東海)・山陽(JR西日本)・九州新幹線(JR九州)の車内アナウンスを担当。
- ^ 『BSコンシェルジェ』(総合テレビ・BS1・BSプレミアム)では司会を担当していた。
- ^ 通常は『ラジオ深夜便』(ラジオ第1・NHK-FM)にアンカーとして出演している。
- ^ 通常「声のお題」はスタジオ内の音声ブースで回答を読み上げるが、このお題は須田がダッシュしながら回答を読み上げ、回答を紹介する毎に桜吹雪を頭上から降らす演出がなされた。
- ^ このお題に限り「アンテナ3本」が連発した。
- ^ 『マサカメTV』の番宣を兼ねて出演。
- ^ 『超絶 凄ワザ!』(名古屋局制作)の番宣を兼ねて、名古屋局が宣伝用に制作した巨大な千原ジュニアの顔を持ち込んだ。
- ^ フジテレビの単発バラエティー番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』のめざせ!ものまね名人大集合のコーナーに出演した経験を持っている。
- ^ 松本人志監督の映画『さや侍』の出演者として、同映画祭に招待されたため。白タキシードと、圏外を含めた判定札も通常通り使用された。
- ^ 結局、東京のスタジオと板尾との間でトラブルは無かったので、木村は判定の代理をすることなく通常のゲストとして出演。
- ^ 同日に東京都知事選挙の他一部地域で県議会議員補欠選挙や市区町村議会議員補欠選挙も行われた。
- ^ 同日に兵庫県知事選挙の他一部地域で市長選挙や市町村議会議員補欠選挙も行われた。
- ^ 同日に茨城県議会議員選挙の他一部地域で市区町村議会議員選挙も行われた。
- ^ 8日早朝に2020年の開催地が東京決定に伴い、早朝から急遽祝賀特番を緊急編成した。
- ^ ピースの二人は、単独でもコンビでも、過去に当番組へのゲスト出演経験はなかった。
- ^ 当日の様子は2015年7月18日 23:30〜24:50に放送した。
- ^ a b c 途中、0:00 - 0:05に『NHKニュース』を挿入するため中断。
- ^ 販売はワニブックス。
出典
- ^ “『ケータイ大喜利』12年の歴史に幕 板尾創路「また、どこかで!」”. ORICON NEWS(オリコン). 2017年4月9日閲覧。
- ^ “「ケータイ大喜利」12年の歴史に幕 板尾“審査委員長”が爆笑ラスト”. スポニチアネックス. (2017年4月9日)
- ^ “大喜利ファンの“聖地”的番組が、ほぼ月イチで復活!”. 日本放送協会 (2019年9月18日). 2020年10月17日閲覧。
- ^ 着信御礼!ケータイ大喜利による2020年3月7日のツイート、2020年10月17日閲覧。
- ^ 「着信御礼!ケータイ大喜利」 おすすめ爆笑作品 - 2005年(平成17年)度〜2010年(平成22年)度までの放送実績。
- ^ おほしんたろう公式Twitter
- ^ 井上マサキ公式Twitter
- ^ 1日2000ボケ。生きてる時間全部大喜利に使っていた『笑いのカイブツ』ツチヤタカユキの正体
- ^ 赤嶺総理公式Twitter
- ^ 鈴木幹也@mickeysuz
- ^ 板尾創路 - NHK人物録
- ^ 土井善晴 - NHK人物録
- ^ 「歌コンブログ」 2008年11月26日 小田切のブログコメント参照。
- ^ 2013年7月20日 NHK番組表参照。
- ^ 「ケータイ大喜利」生放送でハプニング NHKがおわび - スポニチ Sponichi Annex 芸能 2012年4月9日
- ^ nhk_ohgiriのツイート(1092329586644242433)
- ^ nhk_ohgiriのツイート(1092257856915529728)
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