応県木塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 04:01 UTC 版)
仏宮寺釈迦塔 | |
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応県木塔正面図 | |
基本情報 | |
所在地 | 山西省朔州市応県 |
座標 | 北緯39度33分55秒 東経113度10分55秒 / 北緯39.56528度 東経113.18194度座標: 北緯39度33分55秒 東経113度10分55秒 / 北緯39.56528度 東経113.18194度 |
宗教 | 仏教 |
国 | 中国 |
形式 | 仏塔 |
概要
高さ67m、径30mで、外観は5層であるが、内部は9層の八角塔である。遼朝の第7代皇帝である興宗の外戚、蕭孝穆が建立した。塔が完成したのは、造立が始まった1056年から140年後であったとされる。
1層目には、高さ11mの釈迦如来座像を祀る。
また、1982年に、塔内の像の中から、遼代の大蔵経の一部(12巻)などの木版印刷物が発見された。
1961年に国務院から中国全国重点文物保護単位に指定されている[2][3]。
ギャラリー
参考文献
- 中純夫「応県木塔所出「契丹蔵経」と房山石経遼金刻経」(『中国仏教石経の研究:房山雲居寺石経を中心に』、1996年)ISBN 4-876-98031-4
- 朴亨國「中国山西省応県仏宮寺釈迦塔(応県木塔)の塑像群について:その制作年代および造像思想を中心に」(『名古屋大学古川総合研究資料館報告』14号、1998年)
- 陳明達編著『応県木塔』第2版(文物出版社、2001年)ISBN 7501013055 - 現代中国語文献
- ^ あくまでも現存木造建築の記録であり、歴史上ではこれよりも高い木造建築も存在していた。
- ^ 中国網日本語版(2016年9月12日)
- ^ 山西観光局ホームページ
- 1 応県木塔とは
- 2 応県木塔の概要
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