山形県立酒田西高等学校 沿革

山形県立酒田西高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 04:40 UTC 版)

沿革

高等女学校時代
  • 1898年(明治31年)
    • 3月 - 「酒田町立高等女学校」として設置が認可される。
    • 5月 - 酒田町立高等女学校が開校。現在の寿町に校地を設置する。
  • 1902年(明治35年)
    • 4月1日 - 山形県へ移管され、「山形県立酒田高等女学校」に改称。
    • 6月 - 新校舎が完成し、移転を完了(現在の北新町)。
  • 1904年(明治37年)11月 - 有煒同窓会が発足。
  • 1906年(明治39年)2月 - 校歌を制定。
  • 1909年(明治42年)4月 - 小学校教員養成所を付設。
  • 1915年大正4年)11月 - 天皇即位を記念して同窓会館が完成。
  • 1925年(大正14年)10月 - 同窓会館と文庫を焼失。
  • 1929年(昭和4年)5月 - 天皇御大礼を記念して同窓会館が完成(復旧)。
  • 1934年(昭和9年)3月 - 保護者会を設立。
  • 1946年(昭和21年)4月 - 修業年限が5年(現在の中1から高2に相当)となる(ただし4年修了時点で卒業することができた)。
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
      • 高等女学校の生徒募集を停止。
      • 新制中学校を併設し(以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
      • 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
      • 高等女学校の3・4年生はそのまま在籍し4・5年生となった(ただし4年修了時点で卒業することもできた)。
    • 11月 - 保護者会を解散し、父母教師会(PTA)を創設。
新制高等学校
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施)により高等女学校が廃止され、新制高等学校山形県立酒田第三高等学校[6]」(女子校)が発足。
    • 通常制普通課程(現・全日制課程普通科)を設置し、修業年限を3年とする。
    • 高等女学校卒業者(5年修了者)を新制高校3年生、高等女学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業者(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
    • 併設中学校を継承し、在校生が1946年(昭和21年)に高等女学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
  • 1949年(昭和24年)3月31日 - 併設中学校を廃止。これにより旧制5年から新制3年への修業年限の移行が完了。
  • 1950年(昭和25年)3月31日 - 高校三原則に基づく公立高校の統合再編が行われる。
    • 旧制中学校を前身とする山形県立酒田第一高等学校(男子校)と統合の上、「山形県立酒田高等学校」が発足。
    • 旧・酒田第一高校(男子)の校舎を「東校舎」、旧・酒田第三高校(女子)の校舎を「西校舎」とする。
    • 形式的に男女共学を開始。
  • 1952年(昭和27年)3月31日 - 統合を分離し、「山形県立酒田西高等学校」(現校名)に改称。東校舎は「山形県立酒田東高等学校」となる。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 家庭課程を設置。
  • 1968年(昭和43年)7月 - インターハイ陸上競技200mで優勝。
  • 1970年(昭和45年)
    • 1月 - 理化クラブが「月山火山の地学的研究」で総理大臣賞を受賞。
    • 10月 - 第1回湯野浜強歩を実施。
    • 12月 - アジア大会陸上競技走り幅跳びで銅メダルを、400mリレーで金メダルを獲得。
  • 1971年(昭和46年)9月 - 全日本女子陸上競技400mリレーで金メダルを獲得。
  • 1974年(昭和49年)
    • 7月 - 体育館が完成。
    • 8月 - インターハイ弓道競技(個人の部)で優勝。
  • 1979年(昭和54年)4月 - 3年生にコース制を導入。
  • 1986年(昭和61年)8月 - 酒西米壽(創立88周年記念)を祝す大音楽会を開催。
  • 1991年(平成3年)4月1日 - 男子生徒が3名入学し、男女共学となる。
  • 1992年(平成4年)8月 - ボート競技(シングルスカル)、インターハイ・べにばな国体の両方で優勝。
  • 1996年(平成8年)4月1日 - この時の入学生より総合選択制カリキュラムを導入。2年次から6コース(文Ⅰ・理Ⅰ・文Ⅱ・理Ⅱ・英語・音楽)とする。
  • 1997年(平成9年)8月 - 創立100周年を記念して新校歌、新校章(現在のもの)を制定。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月 - 新校舎が完成し、現在地に移転を完了。校旗を新調。英語コースの海外研修を開始。
    • 9月 - 創立100周年を記念してモニュメント(テーマ:「旅 それぞれの道」)が完成。
    • 10月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1999年(平成11年)
    • 3月 - セミナーハウス有会館(研修施設)が完成。
    • 5月 - 教育後援会が設立される。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 2学期制と55分授業を導入。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日 - 進学型単位制を導入。2年次から4コース(文型・理型・英語・音楽)とする。
    • 8月 - インターハイ弓道競技(個人の部)で優勝。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - この時の新入生からカリキュラムを変更し、コースの改編を実施。
    • 2年次で文系・理系、3年次から4コース(文型・理型・英語・芸術)とする。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - 山形県立酒田商業高等学校の閉校に伴い、定時制課程普通科が移管される。
    • 校舎は酒田西高等学校の旧校舎を改修して使用されることとなった。
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 定時制課程が夜間制から昼間制に移行される。

  1. ^ 山形県立酒田西高等学校ウェブサイト
  2. ^ 旧制中学校を前身とする高等学校は実質男子校が多かった。
  3. ^ 2012年(平成24年)4月に山形県立酒田光陵高等学校に統合された。
  4. ^ 進路の希望に応じてコースに分かれ、さらに必要な科目や学びたい科目を選択できる自由選択科目を準備している学習システム。
  5. ^ 読みは「ゆたかに・さとく・たくましく」。
  6. ^ 山形県立酒田第一高等学校は山形県立酒田東高等学校の前身、山形県立酒田第二高等学校は山形県立酒田商業高等学校の前身。


「山形県立酒田西高等学校」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山形県立酒田西高等学校」の関連用語

山形県立酒田西高等学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山形県立酒田西高等学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山形県立酒田西高等学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS