山形県立酒田西高等学校 概要

山形県立酒田西高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 04:40 UTC 版)

概要

歴史
1898年明治31年)創立の「酒田町立高等女学校」を前身とする。1948年昭和23年)の学制改革により、新制高等学校となった。現校名となったのは1952年(昭和27年)。2013年平成25年)に創立115周年を迎えた。
山形県内の公立高等学校は男女別学の定義はなされていなかったが、高等女学校を前身とする高等学校は実質女子校であるものが多く[2]、酒田西高等学校も例外ではなかった。しかし酒田市内の高校の普通科で男子が入学できる公立高校が酒田東高校酒田北高[3] の2校に限られており、受験生の父母から酒田西高校の男子入学開放を求める動きが活発になり、1991年(平成3年)に男子の入学が事実上始まった。なお1991年(平成3年)の男子の入学者は3名であった。
設置課程・学科
全日制課程 普通科 (進学型単位制
  • 総合選択制[4] が取り入れられている。
  • 2年次に文系と理系に分かれる。
  • 3年次に文系は文型・英語・芸術の3コースに分かれる。理系は理型コースとなる。
  • 月・水・木・金曜日には55分×6時間授業、火曜日には50分×7時間授業を行っている。1時限は午前8:30に開始する。
定時制課程 普通科(単位制)
  • 2012年(平成24年)に旧・山形県立酒田商業高等学校より移管された。
  • 校舎は酒田西高等学校の旧校舎を使用しているため、全日制課程との共用ではない。(所在地:〒998-0062 山形県酒田市北新町一丁目1番57号, 地図
  • 45分×4時間授業を行っている。昼間定時制である。
  • 修業年限は基本的に4年であるが、他校通信制課程との併修や高等学校卒業程度認定試験の活用により3年での卒業が可能。
  • 普通科ではあるが、工業と商業に関する科目も選択して学習できるようになっている。
校訓
「裕かに・聡く・逞しく[5]
校章・校歌
同窓会
「有同窓会」と称している。

  1. ^ 山形県立酒田西高等学校ウェブサイト
  2. ^ 旧制中学校を前身とする高等学校は実質男子校が多かった。
  3. ^ 2012年(平成24年)4月に山形県立酒田光陵高等学校に統合された。
  4. ^ 進路の希望に応じてコースに分かれ、さらに必要な科目や学びたい科目を選択できる自由選択科目を準備している学習システム。
  5. ^ 読みは「ゆたかに・さとく・たくましく」。
  6. ^ 山形県立酒田第一高等学校は山形県立酒田東高等学校の前身、山形県立酒田第二高等学校は山形県立酒田商業高等学校の前身。


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