塩野義製薬
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主な商品
医療用医薬品
- インチュニブ:ADHD治療薬(一般名 グアンファシン、販売:武田薬品工業)
- ビバンセ:ADHD治療薬(一般名 リスデキサンフェタミン、販売:武田薬品工業)
- スインプロイク:オピオイド誘発性便秘症治療薬(一般名 ナルデメジン シオノギ製薬創製、初のグローバル開発品、アメリカではオピオイドトップシェアのパデュー社より発売)
- クレストール:スタチン系脂質異常症治療薬(シオノギ製薬創製、2023年6月まではアストラゼネカ株式会社と併売していたが、2023年7月以降は販売移管によりアストラゼネカより単独販売)
- ランデル(一般名 エホニジピン):カルシウム拮抗剤、高血圧治療薬(ゼリア新薬と併売)
- ロンゲス:ACE阻害薬、高血圧治療薬
- フロモックス(一般名 セフカペンピポキシル塩酸塩):セフェム系抗生物質
- クラリチン(一般名 ロラタジン):抗アレルギー剤(2015年5月まではMSD株式会社と併売していたが、同年6月からは販売移管によりバイエル薬品との併売となった。)
- コランチル:胃炎・消化性潰瘍治療薬
- ケフラール(一般名 セファクロル):セフェム系抗生物質
- PL配合顆粒(主成分 エテンザミド・アセトアミノフェン):いわゆる、総合感冒薬 ※「PL」は一般用医薬品(以下参照)の「PyLon」から(後発医薬品としては、セラピナ配合顆粒(シオノケミカル製造、ファイザー(マイラン製薬より交代)、日本ジェネリックなどから発売)などがあるが、薬価は銭単位の違いであり、ほぼ同額である。調剤報酬適用で、その差がほぼ0円となってしまう。)。
- 幼児用PL配合顆粒
- リンデロン(一般名 ベタメタゾン):ステロイド剤(メルクからの導入品)
- ベゲタミン:クロルプロマジン・プロメタジン・フェノバルビタールの抗精神病薬配合剤。他社製が無く、世界でも日本のみ販売されていたが、2016年12月31日をもって終売。
- ベンザリン(一般名 ニトラゼパム):睡眠薬
- ヒルナミン
- ラピアクタ(一般名 ペラミビル):抗インフルエンザウイルス剤。既存のタミフル・リレンザのように経口での摂取が難しい患者を考慮し、点滴剤となっている。日本が初めての上市で、国際誕生となった。
- ゾフルーザ(一般名 バロキサビルマルボキシル):抗インフルエンザウイルス剤。
- SG配合顆粒 1g(主成分 アセトアミノフェン):鎮痛剤。特許期間内であるため、後発医薬品は存在しない。※「SG」は一般用医薬品(以下参照)の「セデス・ハイG」から。
- オキシコンチン、オキノーム、オキファスト:オピオイド系鎮痛剤
- プレドニン(一般名 プレドニゾロン):ステロイド剤(合成副腎皮質ホルモン剤)
- メジコン(一般名 デキストロメトルファン臭化水素酸塩):鎮咳薬
- サインバルタ(一般名 デュロキセチン):抗うつ薬、糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛、慢性腰痛症伴う疼痛、変形性関節症に伴う疼痛(日本イーライリリーと併売)
- イソジン(一般名 ポビドンヨード):外用殺菌消毒薬、含嗽剤(製造販売元:ムンディファーマ)
注釈
- ^ 社名のカナ書きは、3代社長・塩野孝太郎就任(1953年)以来慣用化されている。
- ^ 塩野義のように、姓+名前一文字の形は、伊藤忠兵衛が興した伊藤忠商事や、伊藤 喜十郎が興した伊藤喜商店(現:イトーキ)などの企業のように、江戸時代から大正時代までに創業された、個人商店より始まった企業の中に多い社名である。
- ^ シオノギでは、社章の分銅マークの由来を説明した上で、「分銅は、「正確」「正直」「信頼」の象徴です」と記載している。「What is SHIONOGI」 SHIONOGI & CO.,LTD.(2011年3月からシリーズで発行。
- ^ この店の商号は、正確には個人名のみの「塩野義三郎」であったが、義三郎個人と店に関する事柄を区別するため、「シオノギ百年」(脚注参照)などに見られるように通常はこれを「塩野義三郎商店」としている。1910年(明治43年)からの広告で、店名を「薬種貿易商 塩野義三郎商店」と表示するようになった。
- ^ 旧・摂津国西成郡海老江村(現在の大阪府大阪市福島区海老江)の大百姓、松中家の三男
- ^ 旧:大阪府大阪市北区相生町(現在の大阪府大阪市都島区片町)に所在した。1899年(明治32年)に一旦廃業するも、1908年(明治41年)再開される。
- ^ のちの淀川工場。現在の同社の中央研究所でもある。
- ^ 同じく現在の中央研究所の所在する同地に所在した。
- ^ 旧・兵庫県川辺郡小田村今福(現在の兵庫県尼崎市今福)
- ^ 最盛期の1980年代後半、同社の抗菌薬の市場占有率は約25%を占めていた。
- ^ MSコンチン錠、オキシコドン製剤のいずれも、ムンディファーマから導入。
- ^ 性別には関係なく、女性MRも含めて現在もディテールマンと呼称されている。
- ^ 当時はまだ家庭用洋薬そのものが少なかったため、新しく販売されたものも多く、これらの薬の中には「シオノ新薬」という表記のものも多数存在していた。
- ^ シオノギは1927年に消炎・鎮痛用の薬を患部に塗って治療する、いわゆる現在の巴布剤を「エキシカ」と名付けて売り出し、これが大いに売れると、一方のタケダも同年同種の巴布剤を「ホスビン」と名付けて売り出すようになり、両社の間で熾烈な競争が起こると共に、激しい消耗戦に発展した。その後しばらくして、巴布剤の売れ行きも落ち着くと、両社が本社を置く道修町で肝油事業をおこなっていた伊藤千太郎商会(現:ワカサ)の創業者、伊藤千太郎の手により、1929年に協定が結ばれ、両者のそれぞれの製品名をとって「エキホス」という名で販売されることになり、両社の出資により設立された二巴合名会社を通じて、製造されることになった、という事例がある。
- ^ 規模の点では、昔から武田薬品工業[注釈 14]の方が大きかったが、タケダは幅広い分野に満遍なく製品を揃えるという「全方位的なメーカー」であると言う大きな違いがある。
- ^ 同社はノバルティス・ファーマ埼玉工場の土地・建物・設備を取得し、1999年1月に営業開始。
- ^ 同社は同年8月1日に株式会社エスアールエル関西に商号変更。
- ^ 同時にシオノギファーマ株式会社はシオノギファーマケミカル株式会社とシオノギ分析センター株式会社の子会社2社の吸収合併も行い、事業を開始。
- ^ シノミンは、シオノギの海外導出第一号である。
- ^ その半面、生活習慣病領域の規模が大きくなっている。
- ^ フジテレビでは『ミュージックフェア』の他に、1963年から1967年頃まで放送されていた『シオノギテレビ劇場』でもスポンサーを担当している。
出典
- ^ コーポレート・ガバナンス体制 - 塩野義製薬株式会社
- ^ 基本情報 2021年3月9日閲覧
- ^ コーポレートガバナンス報告書 2021年12月14日閲覧
- ^ 『シオノギ百年』塩野義製薬株式会社、非売品(1978年3月17日)
- ^ a b 『SHIONOGIグループブランドの構築とグループブランドマーク制定に関するお知らせ』(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2022年7月1日 。2022年7月4日閲覧。
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ 「TOPIXニューインデックスシリーズ」の定期選定結果及び構成銘柄一覧 (PDF) jpx.co.jp 2020年10月7日公表 2021年10月8日閲覧。
- ^ 「がんの痛みとの闘い」『What is SHIONOGI(第2集)』SHIONOGI & CO.,LTD.(2011年10月)、pp.28-9.
- ^ 「薬は情報つきの化学物質である」『シオノギの経営』シオノギ製薬”神戸大学特別講座編集委員会”編、中央経済社(1989年11月20日)、p.103. ISBN 4-502-50694-X
- ^ 「感染症への取組み」『What is SHIONOGI(第1集)』SHIONOGI & CO.,LTD.(2011年3月)、pp.4-5.
- ^ 『大阪国税局からの更正通知書の受領について』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2014年9月12日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ “塩野義製薬に400億円申告漏れ指摘 異議申し立てへ”. 日本経済新聞. (2014年9月13日) 2014年9月13日閲覧。
- ^ 『医療用「イソジン」ブランド製品販売提携のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ムンディファーマ、塩野義製薬(2社連名)、2015年12月21日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『シオノギヘルスケア株式会社 営業開始と人事のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2016年3月28日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 塩野義が400億円の申告漏れで提訴 追徴課税に不服 産経新聞 2016年9月2日
- ^ 『国内グループ会社設立に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2016年12月2日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『特殊ペプチド原薬の研究開発、製造及び販売を行う新会社の3社合弁契約書の締結について』(PDF)(プレスリリース)ペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業(3社連名)、2017年8月7日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『資本業務提携契約締結について』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬、UMNファーマ(2社連名)、2017年10月31日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ a b 『シオノギスマイルハート株式会社の特例子会社認定について』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2018年7月20日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『シオノギヘルスケアとロート製薬との協業に向けた資本提携について』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2018年6月25日 。2020年6月4日閲覧。
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- ^ 『会社分割による子会社への事業承継および子会社の合併に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2019年2月19日 。2020年6月3日閲覧。
- ^ 『株式会社ピオニエとの共同研究終了と株式買い取りについて』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2019年6月13日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『当社100%子会社(株式会社ピオニエ)の吸収合併(簡易合併)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2019年8月2日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『エムスリーと塩野義製薬による疾患課題解決を目的とした合弁会社「ストリーム・アイ株式会社」の設立について』(PDF)(プレスリリース)エムスリー、塩野義製薬(2社連名)、2019年10月4日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『株式会社UMNファーマ株券等(証券コード:4585)に対する公開買付けの結果および子会社の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2019年12月13日 。2020年6月4日閲覧。
- ^ 『当社株式に係る株式併合の効力発生のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社UMNファーマ、2020年3月18日 。2020年3月19日閲覧。
- ^ 『塩野義製薬と日立が、シオノギグループのIT業務に関する中長期的かつ戦略的なパートナーシップに向けた基本合意書を締結』(プレスリリース)塩野義製薬、シオノギデジタルサイエンス、日立製作所、日立医薬情報ソリューションズ(4社連名)、2021年10月4日 。2023年11月22日閲覧。
- ^ “第157期(2022年3月期)第3四半期 四半期報告書” (PDF). 塩野義製薬株式会社. 2023年11月22日閲覧。
- ^ 『役員人事および組織の改編等ならびに人事異動について』(プレスリリース)塩野義製薬株式会社、2022年5月23日 。2023年11月22日閲覧。
- ^ "Yui Connection株式会社の設立と事業開始について" (Press release). 塩野義製薬株式会社. 25 October 2022. 2023年11月22日閲覧。
- ^ 塩野義ゾコーバ コロナ飲み薬 承認 効果や特徴 使用いつからどこで - NHK NEWS WEB 2022年11月24日
- ^ a b "シオノギビジネスパートナー株式会社の株式譲渡を伴うアクセンチュア株式会社との合弁会社化について" (Press release). 塩野義製薬株式会社. 20 February 2023. 2023年11月22日閲覧。
- ^ 医薬品インタビューフォーム「バクタ配合錠・バクタ配合顆粒」2009年9月(改訂第8版)塩野義製薬株式会社
- ^ 1987年の"医科向け"医薬品の日本における市場規模は約4.2兆円
- ^ NHKクローズアップ現代「多剤耐性菌に立ち向かえ!」(2010年10月20日放送)で大きく取り上げられた。
- ^ “第3回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月13日閲覧。
- ^ この他、過去には、毎日放送の前身である、新日本放送時代の朝7時頃に「ポポンレター」なる10分間のラジオ番組が放送されていた。『シオノギ百年』参照。
- ^ 2012年4月より月曜午前7時20分台に放映中の一コーナー、「トレンド・エクスプレス」でスポンサーを担当している。
- ^ 『研究所新棟の完成に関するお知らせ』(pdf)(プレスリリース)塩野義製薬、2011年8月4日 。2020年8月23日閲覧。
固有名詞の分類
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