古川雄大
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ふるかわ ゆうた 古川 雄大 | |||||
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生年月日 | 1987年7月9日(36歳) | ||||
出身地 | 日本・長野県上高井郡高山村 | ||||
身長 | 182 cm | ||||
血液型 | A型 | ||||
職業 | 俳優・歌手 | ||||
ジャンル | 舞台・映画・テレビドラマ | ||||
活動期間 | 2007年 - | ||||
活動内容 |
2007年 - トヨタオフィス に所属して芸能活動を開始。 2011年 - トヨタオフィスのタレント部門から分社化したセンスアップに移籍。 2017年3月 - センスアップを退社してフリーとなる。 2018年4月 - 研音に所属[1][2]。 | ||||
事務所 | 研音 | ||||
公式サイト | 古川雄大オフィシャルサイト | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『エール』 『極主夫道』 『女の戦争〜バチェラー殺人事件〜』 『恋と弾丸』 映画 『僕らはあの空の下で』 『石の降る丘』 『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』 『極主夫道 ザ・シネマ』 舞台 『ミュージカル テニスの王子様』 『モーツァルト!』 『マリー・アントワネット』 『ロミオ&ジュリエット』 | |||||
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来歴
デビューまで
テレビの歌番組で踊るバックダンサーの姿に憧れてダンサーを志し、ダンススクールで14歳の時にジャズダンスを、高校進学後にはプロを目指す育成コースに進むためクラシックバレエを習い始める。スクールの先輩には中河内雅貴がいた。一方で高校では軽音部で活動し、文化祭のステージでボーカルを務めることもあった。
ダンスを習う中で次第に俳優に興味を持ち始め、高校3年時にダンサーのオーディションを受けに訪れた原宿でスカウトされ、芸能事務所に所属。高校卒業後まもなく俳優を目指し上京する[6][7][8][9]。テーマパークのツアーダンサーのオーディションに合格して全国を回った後、テーマパーク・ダンサーとしても1年間働く[10]。
俳優活動
19歳から芸能活動を本格的に開始[9]。2007年10月よりTOKYO MXほかで放送されたテレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優としてデビューし、同年12月にミュージカル『テニスの王子様』に不二周助役で出演し初舞台に立つ。『テニスの王子様』のオーディション合格のほうが先だったことから、「自分の中ではテニスが先って感じ」と語っている[6]。2008年には『2STEPS!』で主演を務めるなど映画にも進出する[11]。
映像作品への出演や音楽活動の中で、2012年にオーディションを経て『エリザベート』のルドルフ役で初めて帝国劇場の舞台に立ち、グランドミュージカルに初出演。同作への出演を機に本格的にミュージカルの道へと進む[8][9]。2013年の『ロミオ&ジュリエット』、2015年の『黒執事』で人気作の主演を務め、2018年に『モーツァルト!』で帝劇初主演[1][2]。「ミュージカル界の次世代エース」[2]「ミュージカル界の新プリンス」[12]として注目を浴びる。
2018年には活躍が期待される若手に贈られる第9回岩谷時子賞奨励賞を、2019年には『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』『ロミオ&ジュリエット』での演技が評価を受けて第44回菊田一夫演劇賞演劇賞を受賞した[13]。同年には、憧れでありミュージカルの最終目標としていた念願の『エリザベート』のトート役を務めた[14][12][15]。
映像作品では、2018年にTBS日曜劇場『下町ロケット』に追加キャストとして第6話よりレギュラー出演[16]。
ミュージカルで目標としていた役を得てより視野を広げて活動したいとして[15]、2020年には土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ)[17]、NHK連続テレビ小説『エール』[18]、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』[19]などの話題作に出演する[20]。
2021年7月スタートの『女の戦争〜バチェラー殺人事件〜』(テレビ東京)でテレビドラマ初主演[21]。
2021年8月21日、新型コロナウイルス感染を公表[22][23]。同27日から開催を予定していた、芸歴15年目で初となるミュージカルコンサート「古川雄大 The Greatest Concert vol.1-collection of musicals-」全10公演全てが中止となった[22]。9月1日、療養終了を報告[24]。
2023年4月期には、フジテレビ水曜10時枠の連続ドラマ『わたしのお嫁くん』[25]、『Dr.チョコレート』[26]と、同一クールで主要キャストを掛け持ちした。
音楽活動
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高校時代より姉のギターを手にして曲作りを始め[27]、2008年10月にミニアルバム『PASTEL GRAFFiTi』をリリースして、俳優活動と並行して音楽活動を開始。
2009年10月に1stフルアルバム『COLOR VARiATiON』をリリースし、翌2010年2月には初のワンマンライブを開催[28][29]。
以降も、CDリリース、ライブ活動などを精力的に行っている。
2021年10月には主演を務めるFOD配信ドラマ『私の正しいお兄ちゃん』の主題歌「指先、手」の作詞作曲および歌唱を担当し、アーティスト活動における夢であり目標だったドラマ主演・主題歌を叶えた[30]。
人物
- 須坂商業高校卒業。
- 趣味は、ジャズダンス・クラシックバレエ・ギター・作詞・作曲・卓球[31]で、MEN'S DVD内で流れる「Innocent Memories」は、本人が作詞・作曲によるものである。
- 5歳上の姉がおり、姉の子供である2人の甥は古川が溺愛しているためSNSやライブなどのイベントの際にたびたび言及している。
- ミュージカル『テニスの王子様』で共演した中河内雅貴は長野のダンススクールでの先輩。
- 中学二年のとき、歌番組で観たバックダンサーに憧れてダンサーになることを決意。それまで続けていた野球を辞める。父親は古川が所属していた少年野球チームの監督だった。
- 当初はヒップホップダンスを学びたいと考え、自ら電話帳で教室を探した。しかし見学に行ったダンススクールはヒップホップを扱っていなかったためにジャズダンス・クラシックバレエのクラスに入会することになった。
- ダンス経験が豊富。ダンスコンテスト・イベントなどで受賞経験も多数。
- 高校卒業後の1年間、東京ディズニーシーでダンサーとしてステージに立っていた。
- 所謂天然なキャラクターである。共演者などに指摘をされた際には本人も否定していたが、次第に認めるようになった。
- ^ a b “古川雄大が唐沢寿明らと同じ研音所属へ「日々精進」”. 日刊スポーツ. (2018年4月1日) 2020年6月25日閲覧。
- ^ a b c ““ミュージカル界の次世代エース”古川雄大「研音」所属に さらなる成長誓う”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2018年4月1日) 2020年6月25日閲覧。
- ^ “古川雄大さん(高山村出身)主演映画で舞台あいさつ”. 須坂新聞. (2009年11月9日)
- ^ “アーティスト情報”. シンコーミュージック・エンタテイメント. 2020年6月25日閲覧。
- ^ “シンコーミュージック・レコーズ リリース作品”. シンコーミュージック・エンタテイメント. 2018年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
- ^ a b 古川雄大(インタビュー)「『キャラフルSTARS』ゲスト古川雄大インタビュー①「一番難しい世界に入っちゃったな(笑)」」『スマートボーイズ』、幻冬舎コミックス、2014年1月31日 。2020年6月25日閲覧。
- ^ 古川雄大(インタビュー)「インタビュー:古川雄大」『HMV&BOOKS onlineニュース』、ローソンエンタテインメント、2008年10月17日 。2020年6月25日閲覧。
- ^ a b 古川雄大(インタビュアー:松島まり乃)「古川雄大、自分を縛らずに【気になる新星vol.22】」『All About』、3頁、2017年10月14日 。2020年6月25日閲覧。
- ^ a b c 山内涼子 (2018年8月24日). “ミュージカル界の新星、古川雄大 帝劇初主演で飛躍”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社) 2020年6月25日閲覧。
- ^ 古川雄大(インタビュアー:くれい響)「厳選「いい男」大図鑑 ミュージカル「私のダーリン」で黒木瞳と共演 古川雄大」『CREA』、文藝春秋、2013年3月26日 。2020年6月25日閲覧。
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- ^ “古川雄大、ミュージカル『エリザベート』で大役つかむ 念願かない「精進して参ります」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月18日) 2020年6月25日閲覧。
- ^ a b ““ミュージカル界の次世代エース”古川雄大、ライバルの存在語る<エリザベート>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2019年6月7日) 2020年6月25日閲覧。
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- ^ “小池修一郎×ドーヴ・アチアによる新作ミュージカル『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』上演決定 主演は古川雄大”. クランクイン!- エンタメの「今」がわかる 映画&エンタメニュースサイト. 2023年2月28日閲覧。
- ^ 炬燵猫 - メディア芸術データベース
- ^ “「突然ですが占ってもいいですか」に出演した占い師の名前を全員公開【常に更新】”. 占いバンク. 2023年5月13日閲覧。
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