博物館の恐怖 評価

博物館の恐怖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 15:04 UTC 版)

評価

東雅夫は『クトゥルー神話事典』にて、「邪神たちのリアルの像が並ぶ蝋人形館という舞台が醸しだす異様なムードが、邪神復活の狂おしい雰囲気を高めている。どこぞのテーマパークで実現させてもらいたい趣向ではある」と解説している[1]

『クトゥルフ神話ガイドブック』では、「(『ピックマンのモデル』など)クトゥルフ神話の一典型と言える堕落芸術家物」とした上で、「佳作」「実に素晴らしい出来栄え」と評されている。さらに本書はこの作品の注目ポイントとして「当時、ラヴクラフトの中で進行していたクトゥルフ神話統合化の波を象徴する」と述べている。他人の作品への添削であるという見方を重視すると、邪神ラーン=テゴスの描写は「まさに、今までラヴクラフトが生み出してきた外宇宙神格の集大成である」[2]と言い、続けて「セルフ・パロディであり、設定の共通性よりも恐ろしさと遊び心を優先したラヴクラフト的クトゥルフ神話の在り方を象徴するものである」と解説している[3]

関連作品

脚注

[脚注の使い方]



  1. ^ 学習研究社『クトゥルー神話事典第四版』341ページ
  2. ^ この神性はロングチャウグナル・ファウグンに等しいと言い、さらに海中生物を思わせるところはクトゥルフユゴス星や蟹の手はミ=ゴ、南極で繁栄したのは<古のもの>だ。
  3. ^ 新紀元社『クトゥルフ神話ガイドブック』144、145ページ。


「博物館の恐怖」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「博物館の恐怖」の関連用語

博物館の恐怖のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



博物館の恐怖のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの博物館の恐怖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS