八丈島
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方言
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上代東国方言の名残を残している独自の八丈方言を使用している。八丈島の方言は流人によって伝えられたものも多くあるが、くに(内地)から来た殿上人、宇喜多秀家ら主従の影響も強く残る。その多くは公家言葉を偲ばせるが、旧所領であった岡山の方言に通ずるものも少なくない。2009年(平成21年)、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)から危機に瀕する言語と指定された。
行政機関
行政区分は東京都八丈町である。自動車の登録は品川ナンバーである。
- 三根駐在所
- 川向駐在所
- 大賀郷駐在所
- 樫立駐在所
- 中之郷駐在所
- 末吉駐在所
- 空港警備派出所
交通
現在、本土との往来の手段として羽田空港からの航空路、もしくは竹芝桟橋からの海路となっている。いずれも毎日運航しているが、台風などの荒天により連続して欠航することもある。
空港
航空路
- 固定翼機
全日本空輸 (ANA)が羽田空港との直行便を1日3便運航している。
大島空港経由便は利用低迷を理由に2009年(平成21年)9月末で廃止され、羽田との便は1便減便された形となった。 2020年(令和2年)現在の使用機材はボーイング737-700,800型やエアバスA320といった単通路機である。かつては、エアーニッポンがYS-11・ボーイング737-200, 400, 500型機を運航していた。なお、ボーイング737-400型機の愛称はアイランドドルフィンで、八丈島路線のためにリース導入された機体であった。機体側面にイルカが描かれているのが特徴だった。
また、2005年(平成17年)10月より「東京国際空港線の運賃1割値下げ」を公約した八丈町長の浅沼道徳の念願が叶い、同年上期には片道あたり12,250~13,050円[27]だった運賃が条件付きで片道あたり10,200円[28]まで引き下げられた。条件は、半年間で1万人以上の利用者増というものであったが、これを達成し2006年(平成18年)4月以降も値下げ継続となった。その後は運賃の改定を繰り返して、2017年(平成25年)春ダイヤの時点では、往復運賃の片道あたりの運賃は14,900~15,000円[29]となっている。
2017年(平成25年)9月1日からは、有人国境離島法による航空運賃の軽減措置が実施されることとなり、2017年春ダイヤからは往復運賃の片道あたりの運賃は14,900~15,000円であるところが、八丈町に住民登録をしている場合は片道13,790円[30]まで軽減されることとなった。通称「アイきっぷ」である。
2020年の新型コロナウイルス感染拡大に伴う減便の影響も受けており、一時期は3便あるうちの2つの便が欠航という時期もあった。これにより、郵便や宅配便の配送日数にも影響が出た。
- 回転翼機(ヘリコプター)
伊豆諸島を結ぶヘリコミューターである東京愛らんどシャトルの拠点となっており、青ヶ島および御蔵島への路線が運航されている。
海路
東海汽船が貨客船橘丸やさるびあ丸を、伊豆七島海運が貨物船を定期運航している。主に島北東部の底土港へ着岸するが、時化で使用できない時は南西部の八重根港へ着岸する事もある[31][32]。
竹芝桟橋と小笠原諸島の父島間にテクノスーパーライナーが就航した際に、竹芝 - 八丈島航路に就いていたかめりあ丸に代わりおがさわら丸を転用する計画があった。しかし折からの原油価格高騰を受け小笠原航路へのテクノスーパーライナー導入計画そのものが2005年(平成17年)に廃止され、更に東京都が代替策として父島での空港建設の検討を進める事となり、おがさわら丸の八丈島航路転用計画は実質頓挫。2014年にかめりあ丸に代わり橘丸が就航し、おがさわら丸も2016年に3代目に置き換えられた。
温泉
温泉施設も多く入浴料も安いため、温泉目的で訪れる旅行客も多い。
- ふれあいの湯
- やすらぎの湯
- 裏見ヶ滝温泉
- ブルーポート・スパ・ザ・BOON(休業中)
- みはらしの湯
- 洞輪沢温泉
- 足湯きらめき
注釈
- ^ 別名「三原山。標高701メートル。
- ^ 別名「八丈富士」。標高854メートル。
- ^ 面積の比較を参照。
- ^ 北緯18度55分
- ^ 北緯26度12分
- ^ 八丈島や周辺の島々で近年に確認されてきた中・大型鯨類には、ザトウクジラの他にはセミクジラ、コククジラ、ニタリクジラ、マッコウクジラ、コビレゴンドウ、オキゴンドウ、シャチなどが含まれている。
- ^ 為朝の八丈島での自害については、『保元物語』に記述がみられる。
- ^ 明治大学付属八丈島高等学校および東京都立園芸高等学校八丈分校。
- ^ 当時は沖縄も米軍統治下で海外渡航扱いであった。
- ^ 東京都道215号八丈循環線。
- ^ 建築確認の段階では把握できなかった
- ^ 八丈町コミュニティセンター内。
- ^ 島内基準で営業時間を長めに取りコンビニを自称する店は存在する。
出典
- ^ “9.国内外の主な火山現象による津波観測記録一覧表、10.個別火山の津波発生要因に関する調査結果の詳細”. 原子力規制委員会. 2022年1月10日閲覧。
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- ^ 八丈植物公園・八丈ビジターセンター, 島の生き物 - 鳥類, 東京都公園協会
- ^ 八丈植物公園・八丈ビジターセンター, 島の生き物 - 魚類, 東京都公園協会
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- ^ 八丈植物公園・八丈ビジターセンター, 島の生き物 - 海洋生物・その他, 東京都公園協会
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- ^ 鯨類・観察メモ(海驢類含む)
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- ^ 「一つになれぬ八丈島 いがみあう二村 都も強硬手段か」『日本経済新聞』昭和30年1月31日
- ^ 「買い占められる八丈島 地価うなぎのぼり 道路改修もままならず」『朝日新聞』1972年(昭和47年)6月19日朝刊、24面
- ^ 「ストリップ汚染イヤ 劇場ができても給水はせんぞ」『朝日新聞』1972年(昭和47年)8月3日夕刊、9面
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- ^ 『第9話 蟲狩強襲!! 八丈島の変!! | ムシブギョー | 動画配信/レンタル | 楽天TV』 。2023年12月2日閲覧。
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