三河槙原駅 三河槙原駅の概要

三河槙原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 08:34 UTC 版)

三河槙原駅
駅舎(2009年7月)
みかわまきはら
Mikawa-makihara
湯谷温泉 (2.6 km)
(2.3 km) 柿平
所在地 愛知県新城市豊岡ドウデイ2
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 40.6 km(豊橋起点)
電報略号 マハ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
18人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)2月1日
備考 無人駅[1]
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概要

豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶ飯田線の途中駅中間駅)の一つである。新城市北東の長篠地区に位置する。

鳳来寺鉄道によって1923年大正12年)に開設された。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)にJR東海へ継承されて現在に至っている。

歴史

当駅を開設した鳳来寺鉄道は、現在の飯田線中南部に当たる大海 - 三河川合間を建設した私鉄である。この区間が建設された1923年2月に、当駅はその途中駅として新設された。この鳳来寺鉄道の鉄道路線は1943年(昭和18年)8月買収・国有化されて国鉄飯田線の一部となるが、それに伴って当駅も国鉄に移管された。

国有化後の昭和30年代、駅近くに採石場があり、砕石の積出し駅であった[2]。しかし1971年(昭和46年)12月、開設時から行っていた貨物取扱は廃止され、旅客駅となった。そして1987年4月国鉄分割民営化を迎え、JR東海へと継承されている。

年表

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホーム番線は北側が1番線、南側が2番線である[7]

駅舎は構内北側にあり、ホームとは構内踏切で繋がる。無人駅(駅員無配置駅)であり[1]管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[8]。トイレあり。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 下り 中部天竜飯田方面[9]
2 上り 豊橋方面[9]

  1. ^ a b c “「通報」●飯田線船町駅ほか13駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年2月23日) 
  2. ^ 『鳳来町誌』交通史編、追補鉄道の発展113頁
  3. ^ a b c d 『停車場変遷大事典』2、100頁
  4. ^ 『鉄道ファン』1979年8月号、70-75頁。
  5. ^ “飯田線 全線CTCへ切替え”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年2月28日) 
  6. ^ 人気車両から備品盗難、JR東海が被害認める”. j-cast (2022年6月9日). 2022年6月9日閲覧。
  7. ^ 『中部ライン全線・全駅・全配線』第4巻、pages=35頁(配線図)・74頁。方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  8. ^ 『東海旅客鉄道20年史』、732・733頁
  9. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
  10. ^ 日本歴史地名大系』23、960-961頁


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