ステイルメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 08:42 UTC 版)
その他のボードゲームにおけるステイルメイト
その他のチェス系統のボードゲームでも、ステイルメイトに関する対処が存在する。
- シャンチーでは、ステイルメイトのことを
困死 ()もしくは困斃 ()と呼び、これになった側の負けとなる。 - チャンギはパスが可能なため、ステイルメイトが発生しない。双方パスをした場合には引き分けとなる。
- マークルックでは、ステイルメイトへの対処は対局開始前に決めることとなっている。2012年現在、ほとんどの大会は<負け>とするのが一般的となってきた。
- どうぶつしょうぎでは、自殺手も合法手のうちとみなされており、ステイルメイトの形になってもそれにより対局を終了させる必要がない。駒の動きと配置の関係上、合法手が存在しない状態は起こり得ないことが分かっている。
脚注
関連項目
注釈
- ^ 少なくとも、プロの公式戦の記録では皆無である。
出典
- ^ a b History of Chess by H. J. R. Murray (Dec 1985)
- ^ 渡井美代子 『最新図解チェス』日東書院、52頁。ISBN 4-528-00853-X。
- ^ a b c “第24回世界コンピュータ将棋選手権 libshogi - カツ丼将棋 (CSA標準棋譜ファイル形式の棋譜)” (2014年5月3日). 2022年7月18日閲覧。 109手目の時点で後手のカツ丼将棋は裸玉となっていたが、先手のlibshogiが後手玉を詰ませることができず応手が50手以上続いた。163手目でステイルメイトになり後手の反則負け。
- ^ 羽生善治監修、上地隆蔵構成・文 『羽生善治のみるみる強くなる将棋入門 終盤の勝ち方』池田書店、2010年6月25日発行、p.15
- 1 ステイルメイトとは
- 2 ステイルメイトの概要
- 3 将棋におけるステイルメイト
- 4 その他のボードゲームにおけるステイルメイト
- ステイルメイトのページへのリンク