チェックメイトとステイルメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:21 UTC 版)
「詰み」の記事における「チェックメイトとステイルメイト」の解説
チェックメイトとは別の状況として、ステイルメイトと呼ばれる状況が発生する事がある。これは「自分の手番」で「合法手がない」が、相手に「チェックはされていない」状況である。これが発生してもゲームは終了となるが、今日のチェスにおいてはチェックメイトとは区別され、引き分けとして扱うことが多い。 チェスにおいてステイルメイトは非常に重要な概念となっており、どんなに戦力差が開いていても引き分けの結果に持ち込まれる可能性がある。 尚、ステイルメイトは将棋でも理論上は発生しうるが、公式戦ではステイルメイトに相当する規定はなく、慣習的に詰みと同様にステイルメイトによって合法手がなくなった側の負けとされている。
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チェックメイトとステイルメイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 15:45 UTC 版)
「キング (チェス)」の記事における「チェックメイトとステイルメイト」の解説
詳細は「ステイルメイト」を参照 チェスのルールでは、キングが自殺するような手は禁止されている。そのためキングは、敵の駒が利いているマスに移動する事ができない。また、キング以外の駒が自ら敵の駒が効いた所に誘導することもできない。 チェックでない手で、敵のキングを自殺せざるを得ない状況に追い込むことはルール上は可能であるが、この場合はチェックメイトではなくステイルメイト(手詰まり)が成立してしまい、たとえ、どんなに戦力差が開いていても引き分けになる。 チェックメイトの例 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 攻撃されている側から考えたチェックメイト 自分の手番である。 現在チェックされている。 合法手がない。つまり、反則にならずに次に動かせる駒が一つもない。 ステイルメイトの例 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 攻撃されている側から考えたステイルメイト 自分の手番である。 現在チェックされていない。 合法手がない。つまり、反則にならずに次に動かせる駒が一つもない。
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