くるし・い【苦しい】
読み方:くるしい
[形][文]くる・し[シク]
1 痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない。「激しいせきこみで息が—・い」「満員の乗客に押されて胸が—・い」
2 悩み・せつなさ・悲しさ・後悔などで、心が痛んでつらい。「—・い胸のうち」「—・い試練に耐える」
4 無理を承知で、ある事をするさま。こじつけるさま。「ずいぶん—・い言い訳だ」
6 (多く「ぐるしい」の形で、動詞の連用形に付いて)快くない、しにくいなどの意を表す。「見—・い振る舞い」「聞き—・い話」
「前栽の草木まで心のままならず作りなせるは、見る目も—・く」〈徒然・一〇〉
[派生] くるしがる[動ラ五]くるしげ[形動]くるしさ[名]
[用法] くるしい・つらい——「せきがひどく、息をするのも苦しい(つらい)」「仕事が苦しい(つらい)」のように相通じて用いられる。◇「くるしい」は一般的な苦痛の状況を、「つらい」は精神的苦痛について用いることが多い。「苦しい立場」は動くに動けない状況を、「つらい立場」は困っている精神状況を表すのに重点がある。「家計が苦しい」とはいうが、「家計がつらい」とは普通は言わない。◇類似の語に「せつない」がある。「せつない」は、悲しさや恋しさなどのために、胸がしめつけられるような思いを表し、「せつないほどの愛情」「せつない胸の内」のように用いる。◇「病に苦しむ人の姿を見るのはつらい」は「苦しい」とはいわないが、「せつない」と置き換えることはできる。
ぐるし・い【苦しい】
読み方:ぐるしい
「くる(苦)しい6」に同じ。「暑くて寝—・い」
苦しい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:11 UTC 版)
不利と同義。
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「苦しい」の例文・使い方・用例・文例
- 議長は2つの政治派閥の間で苦しい立場にある
- 儀式ばらずに;堅苦しい形式抜きで
- 経済状態が苦しい
- 苦しい立場
- 固苦しいことは抜きにする
- その画家は後年苦しい時代を経験した
- こんなに苦しいのなら死んだほうがましだ
- 彼女は僕を息苦しいほどの愛で包んだ
- むさ苦しい部屋
- 彼らは堅苦しいあいさつを交わした
- それに関して苦しい時期はありましたか?
- 心苦しいのですが家族を思うと帰国する選択になりました。
- それがどれほど辛く苦しいものか、私たちに想像できるだろうか?
- それがどれほど辛く苦しいものか、私たちは想像できるか?
- 私たちは苦しい時も一緒に乗り越えてきました。
- 僕は君に恋をして、切なくて苦しい。
- 私は今、息が苦しいので少し散歩に行ってきます。
- 私は生活が苦しい。
- 私はあなたの事を考えると胸が苦しい。
- それはとても苦しいです。
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