むのう 【無能】
無能
- 役に立たざる粗末なることを云ふ。「-息子」。
- 役にたたぬ物。遊び人。定職なく賭博等をしてぶらぶら暮らしてゐる者。「八九三」とも書く。この由来は花札賭博の「かぶ」を理解すればよく判る。「かぶ」とは九のことで数を合せて九になつた者が最高で勝つことになるが、十になると「ぶた」と称して得点がない。札の数を合せて十以上になると十の数は消えてその下の一位の数を以て得点とする。例へば十五は五となる。八九三となれば合計二十になるから一位の数はなく全く得点にならず、役に立たぬものなり。これより物の用に立たぬ数、又は益なき人物という意に用ひられる。
- 之は一定の正業なく賭博によつて生計を為す徒輩の事で、通常博徒と称する者を云うのである。
無能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 14:23 UTC 版)
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関連項目
無能
「無能」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はまったく愚かな無能力者のような顔をしている。
- 彼女は無能力者と見なされていた。
- 私はあの男の無能さにはもう耐えられない。
- 彼は弁護士としては無能だ。
- 彼は医者として無能だ。
- 彼の無能ぶりに誰もが苛立ち始めた。
- 彼の失敗は無能によるものかそれとも不運によるものか。
- あらゆる芸術評論家達は無能であり危険な存在である。
- 彼の失敗は無能によるものだろうか, それとも不運によるものだろうか.
- 勤勉は無能の埋め合わせをしてくれることがある.
- 彼は無能として免職になった.
- 無能な労務者.
- 無能な外科医.
- 彼はそのホテルの支配人として無能だ.
- これは彼の無能を裏書きするものである.
- 指導者が無能なものだから我々の対策はいつも後手後手に回っている.
- この事件で役人がいかに無能であるかが明らかになった.
- 世間では彼の失敗は無能のためだと言っている
- 支払い無能
- 支払い無能者
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