乳頭

デジタル大辞泉

にゅう‐とう【乳頭】

読み方：にゅうとう

１ 乳房の中央に突出する乳腺の開口部。ちくび。乳嘴(にゅうし)。

２ 皮膚・舌などにみられる、球状に突出している構造。

PDQ®がん用語辞書

乳頭

【仮名】にゅうとう
【原文】nipple

解剖学上、乳房の中央に小さく隆起した、母乳が出る部位。

ウィキペディア

乳頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/05 03:52 UTC 版)

乳頭（にゅうとう）

• 秋田県の地名。乳頭温泉郷、乳頭山を参照。
• 解剖学において「乳頭」とは、哺乳類の乳首や、それから派生して動植物体の器官にある突出部 (pappilla)をさす。
  • 胆管、膵管が十二指腸に繋がる部位。オッディ括約筋に囲まれた部位。ファーター乳頭（エポニムでの呼び方）を参照。
  • 視神経の出口のことを視神経乳頭と呼ぶ。
  • その他、舌の舌乳頭（糸状乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭、有郭乳頭）、歯茎の歯間乳頭、皮膚の真皮乳頭、毛根の毛乳頭、腎臓の腎乳頭など多岐にわたる。

Weblio日本語例文用例辞書

「乳頭」の例文・使い方・用例・文例

• 乳頭腫やポリオーマと関連し、またその原因となる動物ウイルス類
• 乳頭のように、形成される
• 乳頭の、乳頭に関する、または、乳頭に似ている
• 乳頭で覆われた、またはそれに似た
• 授乳中の女性の乳頭を保護する、ゴムかプラスチック製の保護物
• 両半球の海馬がそれによって反対側の海馬と視床・乳頭に通じる、脳の下部の白質のアーチ状管束
• 乳頭筋は、心臓が収縮する間に血液が心房に逆流するのを防ぐために収縮する
• 味覚、触覚、臭覚に関係する小さな乳頭状の隆起
• 舌乳頭
• 人間の乳頭の周りの部分または吹き出物または昆虫のかみ傷の周りの赤く腫れ上がった部分のような小さな円形の部分
• 南アフリカ産の高く伸びない人目を引く多肉の一年生植物で、白またはピンクまたは赤またはオレンジ色の花と、小さな結晶に似た乳頭突起で覆われているへらの形をした葉を持つ
• 乳頭形の突起または小塊茎を表面に持つことで主に特徴づけられるサボテンの大きな属
• 舌乳頭という,舌にある突起物
• 乳頭