変速方式(リターン式/ロータリー式)
【関連用語】ミッション
ロータリー式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:40 UTC 版)
バーナー直下に回転する円盤状の気化器を搭載し、遠心力で気化させて燃焼させる方式。直線的な噴射のポンプ噴霧式やブンゼン式に比べて灯油をより均一な混合気にできるため石油臭が少ない。ブンゼン式と同じく気化には電力を用いるが、ヒートパイプなどで熱を誘導し効率を上げることができる。現在はサンポットがほぼ唯一のメーカーとなり、同社は2018-2019シーズンの製品はトヨトミから上記『レーザーバーナー』の特許権を受けて製造していたが、2019-2020シーズンは気化器駆動系を一新した『リニアロータリーバーナー』の製品を投入する。なお、サンポットは開放式ファンヒーターは製造していない。かつては三洋電機が代表的なメーカーで、5年補償を謳った「ロータリーガス化バーナー」として販売していた。しかし、同社は2001年に石油暖房機から撤退している。回転霧化式非家庭用石油純温風ファンヒーターならばオリオン機械のHPE80Aがあり、低運転音を謳っており、回転霧化式赤外線放射併用方式は同社が数機種生産している。同様にロータリーバーナー式非家庭用石油純温風ファンヒーターならば静岡製機のHG30RSがあり、静音を謳っている。 メリット ブンゼン式に比べると消費電力が低い。 石油臭が少ない。 ポット式ほどでは無いが、不良灯油には比較的強い。 デメリット 構造が複雑でコストが高く運転音が大きい。 着火まで時間を要する。
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