ロータリー・ロケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 01:22 UTC 版)
元の種類
|
非公開会社 |
---|---|
業種 | 航空宇宙 ![]() |
解散 | 2001年 |
本社 | ![]() |

ロータリー・ロケット (Rotary Rocket) はかつて存在したアメリカ合衆国の宇宙開発企業。
1998年に有人の単段式宇宙往還機 (SSTO) であるロトンの開発に着手した。1999年にロトンATVによる実物大試験機の飛行が3回実施されたが、2001年に資金繰りが悪化して終了した[1]。
ロケット
ロトン
ロトン (Roton) は単段式宇宙輸送機 (SSTO) で、降下時に翼端噴流式の回転翼を使用する。推進剤はケロシンと液体酸素の組み合わせ。
- 全高: 19.2m
- 直径: 6.7m
- 総質量: 180,000 kg
- エンジン: 1段目エンジンは推力30,860 N、比推力 340秒
- ペイロード重量: 3180kg(低軌道)
- 打ち上げ回数: 0回
関連項目
脚注
- ^ エリザベス ウェイル 『懲りない挑戦者』ポプラ社 2004年9月 ISBN 4591082733
参考文献
- Weil, Elizabeth, They All Laughed At Christopher Columbus: An Incurable Dreamer Builds the First Civilian Spaceship. Bantam, 2003. An insider's view of the development of Rotary Rocket. ISBN 978-0-553-38236-5
- エリザベス ウェイル 『懲りない挑戦者』ポプラ社 2004年9月 ISBN 4591082733
ロータリー・ロケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 13:59 UTC 版)
「民間宇宙飛行」の記事における「ロータリー・ロケット」の解説
詳細は「ロータリー・ロケット」を参照 1998年、ロットン社 (Roton) はロータリー・ロケット計画を立ち上げ、単段式宇宙往還機 (SSTO) にパイロットを乗せ垂直発進と着陸 (VTOL) を行う宇宙輸送を計画した。1999年、ロットン・アトモスフェリック (Roton Atmospheric) のフルスケールテストは3回の飛行が行われた。2001年、ロータリー・ロケットの開発費は何千万ドルにも膨らんだが、ロットン社は開発着手に値する打上げ契約の獲得に失敗し、ロータリー・ロケット計画は中止された。
※この「ロータリー・ロケット」の解説は、「民間宇宙飛行」の解説の一部です。
「ロータリー・ロケット」を含む「民間宇宙飛行」の記事については、「民間宇宙飛行」の概要を参照ください。
- ロータリー・ロケットのページへのリンク