ピンクペルペチュエル【ピンクペルペチュエル】(草花類)
登録番号 | 第13706号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクペルペチュエル よみ:ピンクペルペチュエル | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社新居バイオ花き研究所 | |
品種登録者の住所 | 徳島県阿南市新野町川亦85番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 新居洋子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(「メリンガ」×「サセックスドーン」)に「シーサイド・クラウンプリンセス」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの単色、リップは円形で淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色の覆輪が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、葉の長さは45~75㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は21~30、花茎の太さは9.1~ 12㎜、長さは50~80㎝、色は緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲倒卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転は無、波打ちは中である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルが淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の単色、リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に濃紫ピンク(同9713)の覆輪が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「シーサイド・クラウンプリンセス」と比較して、咲き型が抱え咲きであること、セパルが単色であること等で、「ラッキーフラワー・あんみつ姫」と比較して、セパル及びペタルが単色であること、リップに覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(徳島県阿南市)において、(「メリンガ」×「サセックスドーン」)に「シーサイド・クラウンプリンセス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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