p-type semiconductorとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > p-type semiconductorの意味・解説 

P型半導体

(p-type semiconductor から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 04:40 UTC 版)

シリコン(Si)中にホウ素(B)がドーピングされた場合。
アクセプタ準位EAは価電子帯EVのすぐ上に位置する。

p型半導体(ピーがたはんどうたい)とは、電荷を運ぶキャリアとして正孔(ホール)が使われる半導体である。正の電荷を持つ正孔が移動することで電流が生じる。つまり、正孔が多数キャリアとなる半導体である。 例えばシリコンなど4価元素の真性半導体に、微量の3価元素(ホウ素アルミニウムなど)を添加することでつくられる。不純物半導体に含まれる。

  • p型半導体をつくる為の添加物をアクセプタといい、この添加物によって形成された準位をアクセプタ準位と呼ぶ。
  • 正(: positive)の電荷を持つ正孔が多数キャリアであることから、英語の頭文字をとってp型半導体と呼ばれる。
  • 工学ではp形半導体と表記される(JISなど)。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「p-type semiconductor」の関連用語

p-type semiconductorのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



p-type semiconductorのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのP型半導体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS