エスキナンサス






●エスキナンサスの仲間は熱帯アジアに100種ほどが分布しています。蔓性で、卵形から長楕円形の葉が対生または輪生します。茎頂または葉腋に、さまざまな筒状花を咲かせます。品種改良が進み、多くの園芸品種が作出されています。横に広がる性質があるので、吊り鉢仕立てに適しています。写真上は「モナ(cv. Mona)」中1は「レッドカスケード(cv. Red Cascade)」中2は「ホリデイベルズ(cv. Holiday Bells)」中3は「クリムソンベル(cv. Crimson Bell)」。
●イワタバコ科エスキナンサス属の常緑小低木で、学名はAeschynanthus(属の総称)。英名は Lipstick plant。
エスキナンサス・オブコニクス


●マレーシアが原産です。茎は半蔓性で、一般にはハンギングバスケットで栽培されます。卵形または楕円形の葉は光沢があり、対生します。花は濃い紅色をした、切り株のような筒状花です。
●イワタバコ科エスキナンサス属の多年草で、学名は Aeschynanthusobconicus。英名は Lipstick plant。
エスキナンサス・プルケール


●ジャワ島が原産です。着生植物で、高さは10~30センチになります。青緑色の葉は革質で厚く、卵形で対生します。花期は不規則です。花は筒状で花冠は赤橙色、下には褐色の萼があります。
●イワタバコ科エスキナンサス属の常緑多年草で、学名はAeschynanthus pulcher。英名は Lipstick plant。
べにのき (紅の木)




●熱帯アメリカ、西インド諸島が原産です。現在では、観賞用や染色用として熱帯から亜熱帯地方で広く栽培されています。高さは5メートルほどになり、葉は心形で先端が尖り互生します。枝先の円錐花序に、ピンクの花を咲かせます。果実は赤褐色の軟らかい毛に被われ、「くり」のいがのようなかたちをしています。この種皮からはオレンジ色の染料が採れ、口紅やバター・チーズなどの天然着色料として利用されています。アナトー色素と呼ばれます。アメリカ先住民のなかには、この色素を顔や身体に塗る習慣もあったそうです。虫除けの効果も確認されています。
●ベニノキ科ベニノキ属の常緑低木で、学名は Bixa orellana。英名は Lipstick plant, Annatto。
ベニノキ: | 紅の木 |
ワタモドキ: | 黄花棉擬き |
「lipstick plant」の例文・使い方・用例・文例
- lipstick plantのページへのリンク