i-VTEC Iとは? わかりやすく解説

i-VTEC

(i-VTEC I から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/09 01:15 UTC 版)

VTEC > I-VTEC

i-VTEC(アイブイテック、intelligent-Variable valve Timing and lift Electronic Control system:高知能可変バルブタイミング・リフト機構)は、本田技研工業が開発した新世代VTECの名称である。

概要

当初は、従来のVTECにカム回転角の連続位相可変機構(VTC、日立製)を組み合わせたものを指していたが、現在では既存のVTECに何らかの新機軸が盛り込まれたものをi-VTECと称している。そのため、名称は同じi-VTECでも、機構面ではさまざまなバリエーションが存在する。2012年現在、日本国内における同社のラインナップの中では、一部大排気量車を除いて、全てi-VTECエンジンが採用されている。

  • 2000年10月26日に登場した初代ストリームのK20A型(直4 DOHC 2.0L)に初めて採用された。従来のバルブ休止仕様VTECの吸気側にVTCを組み込んでいるのが特徴で、それまで高回転高出力型エンジンのみであったDOHC VTECが標準型のエンジンにも採用された。2002年10月10日に発売されたアコードおよびアコードワゴンには、K24A型(直4 DOHC 2.4L)が搭載された。
  • 2001年7月2日に発表された2代目インテグラ・タイプRに、高回転・高出力仕様のK20A型が搭載された。
  • 2003年6月18日にはインスパイアにVCM(気筒休止システム)を採用したJ30A型(V6 SOHC 3.0L)が搭載された。この頃から、VTEC+VTCを指していたi-VTECという名称が、新世代VTECエンジンとしての一般呼称に変化して行った。
  • 2003年11月27日にはストリームアブソルートに、ホンダとして初の直噴エンジンであるi-VTEC I のK20B型が搭載された。しかし、これ以降は長らく直噴エンジンは採用されず、後に直噴エンジンが復活したもののi-VTEC Iという表記はされていない。
  • 2005年9月22日にはシビックハイブリッドのLDA型(直4 SOHC 1.3L)に3ステージi-VTECが採用され、低速走行時には全気筒休止によるモーターのみの走行が可能となった。
  • 2005年9月28日には8代目シビックに、低負荷時に2個のうち1個の吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルとなる、可変吸気量i-VTECを採用したR18A型(直4 SOHC 1.8L)が搭載された。
  • 2007年10月18日には2代目フィットに、バルブ休止仕様VTECのL13A型(直4 SOHC 1.3L)およびSOHC i-VTEC仕様のL15A型(直4 SOHC 1.5L)が搭載された。バルブ休止およびSOHC VTECは既存の技術であるが、吸気量の検出方法を改めたことによりi-VTECを称している。
  • 2010年2月26日 CR-Z(ZF1)に初搭載されたLEA-MF6(直4 SOHC 1.5L)にバルブ休止型i-VTECが搭載された。なおLEA型は3ステージi-VTECではなく、全気筒休止機能は省かれているため、モーターのみの走行は出来ないものとなっている。
  • 2013年6月20日に発表された2代目アコードハイブリッドにVTECとホンダ初採用となる電動VTCを組み合わせたアトキンソンサイクルi-VTECエンジンLFA型(直4 DOHC 2.0L)が搭載された。カムプロフィールは広角の燃費カムと狭角の出力カムからなる。
  • 2017年8月31日に発表された2代目N-BOXに軽自動車用エンジンとしては初めてi-VTECを採用したS07Bが搭載された。

採用エンジン型式

関連項目

外部リンク


i-VTEC I

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「ホンダ・K型エンジン」の記事における「i-VTEC I」の解説

K20B 標準仕様のi-VTEC仕様の燃料供給方式を筒内直接噴射(直噴)にし、低燃費、排気ガスのクリーン化と高出力をさせている。 燃焼室天井中央部にインジェクタを取付けた「センターインジェクション」を採用し、空燃比 65:1の超希薄燃焼を実現しながら平成17年排出ガス基準50%低減レベルをクリアした。

※この「i-VTEC I」の解説は、「ホンダ・K型エンジン」の解説の一部です。
「i-VTEC I」を含む「ホンダ・K型エンジン」の記事については、「ホンダ・K型エンジン」の概要を参照ください。

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