hurdleとは? わかりやすく解説

hurdle

別表記:ハードル

「hurdle」とは

「hurdle」は英語の単語で、障害物や困難を指す言葉である。また、競技名として使われ、ハードルレースを指す。この単語は、物理的な障害物だけでなく、目標達成のために乗り越えなければならない困難や障害比喩的に表現する際にも用いられる

「hurdle」の発音・読み方

「hurdle」の発音は、IPA表記では /ˈhɜːrdl/ となる。カタカナ表記では「ハードル」と読む。日本人発音する際のカタカナ英語では「ハードル」となる。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「hurdle」の定義を英語で解説

「hurdle」は英語で、"an obstacle or difficulty"と定義されるまた、競技名としては "a race in which runners jump over hurdles"と定義される。つまり、それは障害物や困難、またはそのようなものを乗り越える競技を指す。

「hurdle」の類語

「hurdle」の類語としては、"obstacle", "barrier", "hindrance"などがある。これらの単語また、物理的な障害や困難を指す言葉である。

「hurdle」に関連する用語・表現

「hurdle」に関連する表現としては、"overcome a hurdle", "face a hurdle", "clear a hurdle"などがある。これらの表現は、障害乗り越える障害直面する障害クリアするといった意味合い使われる

「hurdle」の例文

1. English: The last hurdle was the hardest to overcome. (最後障害が最も乗り越えるのが難しかった)
2. English: He cleared the hurdle with ease. (彼は容易にハードル越えた)
3. English: The hurdle race was exciting. (ハードルレースは興奮した)
4. English: The project faced many hurdles before completion. (プロジェクト完成するまでに多く障害直面した)
5. English: The new policy has created additional hurdles for small businesses. (新し政策小規模企業追加障害作り出した)
6. English: She overcame every hurdle that stood in her way. (彼女は彼女の道立ちはだかるすべての障害乗り越えた)
7. English: The high hurdle was a challenge for the young athlete. (高いハードル若い選手にとって挑戦だった)
8. English: The hurdle in the path was not insurmountable. (道にある障害乗り越えられないものではなかった)
9. English: The next hurdle is getting the approval of the board. (次の障害取締役会承認を得ることだ)
10. English: The hurdle of language barrier can be overcome with effort. (言葉の壁という障害努力乗り越えられる)

ハードル【hurdle】

読み方:はーどる

陸上競技ハードル競走で、コースに置く障害器具金属製基部の上に木や樹脂製の横棒が付く。

ハードル競走」の略。

乗り越えなくてはならない困難な物事。「入試という最初の—を越える」


Hurdle

名前 ハードル

ハードル

(hurdle から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/23 22:54 UTC 版)

ハードル

ハードル(hurdle)は、陸上競技ハードル競走において使用される道具

競技規則(Technical Rules:TR)によるとハードル競走のハードルは各レーンに設置するとされている(TR22.1)[1]。一方、トラックの周回上に障害物や水濠を設置して行われる障害物競走の「障害物」はレーンごとに設置されるものではなく、ハードル競走のハードルよりも幅が広いなど規格が異なる(競技規則上もハードル競走の「ハードル」(TR22)と障害物競走の「障害物」(TR23)は区別されている)[1]。障害物競走(TR23)で設置される「障害物」については障害物競走を参照。

規格

材質は上部のバーは木または他の非金属性の適当な材料とする(TR22.2)[1]

構造は1本あるいは数本のバーを2本の支柱で支え、その下に基底部が付けられている(TR22.2)[1]。ハードルは上端中央部に少なくとも3.6kgの力を水平に加えたとき倒れるように設計されなければならない(TR22.2)[1]

寸法(ハードルの高さ)は種目により異なる(後述)。ハードルの幅は1,180 - 1,200mm、基底の長さは700mm以下で、全重量は10kg以上としなければならない(TR22.3)[1]

バーの部分は高さ70mm、厚さ10 - 25mm(TR22.4)[1]。バーは黒と白または他の濃淡の著しい色(さらに周囲の景観とも区別できるような色)を使い、一定間隔で塗り分けたものでなければならない(TR22.5)[1]

教育用のハードルは、高さの変更が可能なものや、バーが柔軟な素材でできているものもある[2]

ルール

使用される種目と高さ

競技場に設置されたハードル

このように、ハードルの高さは、元来イギリスの単位であるインチフィートヤードに基づいて作られているため、現在使われているメートル法において半端な数字となる[3]。なお、これは、ハードルの高さにおいてだけでなく、ハードル競走の長さ(110mHのインターバル、110mHのスタート~1台目)、テニスのネットの高さなどにおいても同様である。

  • 762mm → 2.50フィート
  • 838mm →2.75フィート
  • 914mm →3.00フィート
  • 991mm →3.25フィート
  • 1,067mm →3.50フィート(3フィート6インチ)

日常的な用法

日常会話においては、「集客の難しさがハードルとなっている。」など、物事の達成の障害となる要素の意で用いられる。

また、競技において高さが異なるハードルがあることから、「この機械は初心者にはハードルが高い。」など、ハードルの高さを物事の達成の難易度に比喩する[4]

また、物事の許容水準あるいは評価水準を高くすることを「ハードルを上げる」などと表現することもある[5]。英語でも同様に"raise the hurdles"という表現が用いられることがある[6]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 競技規則・第2部 トラック競技”. 公益財団法人日本陸上競技連盟. 2023年8月23日閲覧。
  2. ^ ハードル走では、体格やスピードの個人差に対応できる場の一工夫を! - 学級づくりにいかす!体育授業”. 教育zine. 明治図書. 2020年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月14日閲覧。
  3. ^ 陸上競技ガイド”. 日本陸上競技連盟. 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月14日閲覧。
  4. ^ “高齢者ワクチン国目標の7月末、知事「ハードル高い」 [新型コロナウイルス”]. 朝日新聞. (2021年5月11日). オリジナルの2021年5月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210514064325/https://www.asahi.com/articles/ASP5B7KW2P5BUTPB006.html 
  5. ^ “ハードル、自分で上げてない? 先延ばしぐせの原因にも”. 朝日新聞. (2020年9月11日). オリジナルの2020年9月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200911020524/https://www.asahi.com/articles/ASN9373TSN93UBQU008.html 
  6. ^ “Supreme Court Expands Grounds for Mandatory Deportations”. The Wall Street Journal. (2021年3月4日). オリジナルの2021年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210304225144/https://www.wsj.com/articles/supreme-court-eases-deportation-of-noncitizens-with-criminal-records-11614896181 


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