eTicketとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > eTicketの意味・解説 

Eチケット

(eTicket から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 21:10 UTC 版)

Eチケット (E ticket) とは、ディズニーランドウォルト・ディズニー・ワールド東京ディズニーランドなどでアトラクションを利用する際にかつて必要だったチケット(クーポン)の名称。東京ディズニーランドでは「E券」とも呼ばれていた。

概要

アメリカ合衆国ディズニーランドカリフォルニア州アナハイム)、マジックキングダムフロリダ州オーランド)では1982年まで、日本東京ディズニーランドでは2001年3月まで、アトラクションを利用するのに、アトラクションの種別毎にAチケット(A券)、Bチケット、Cチケット、Dチケット、Eチケットのいずれかが必要であった(全てのアトラクションを各チケット無しで利用できる「パスポート」(→入場券)も併売されており、後にこの「パスポート」へ一本化される)。

AチケットよりもEチケットのほうが高額な料金設定がされており、また高人気のアトラクションとして設定されていた。

各アトラクションの利用時に、チケットを渡すか、パスポートを提示する必要があった。なお、東京ディズニーランドのミート・ザ・ワールドのように、チケットが不要なアトラクションも存在した。

ディズニーランド

ウォルト・ディズニー・ワールド

マジック・キングダムでパークの閉園後に3時間遊べるチケットをEチケットまたは「E-Ride Nights」と呼ぶ。

1997年6月により2004年まで週に1日か2日程度の割合で開催されていた。

利用可能だったアトラクションは以下の通り。

東京ディズニーランド

2001年4月1日にEチケットをはじめとするアトラクション券は廃止された。

販売価格
1983年4月15日 - 1988年2月:400円
1988年3月1日 - 1996年3月:500円
1996年4月1日 - 2001年3月:600円
利用可能だったアトラクション
アドベンチャーランド
ウエスタンランド
クリッターカントリー
ファンタジーランド
トゥモローランド

エピソード

  • 1983年、アメリカ合衆国で最初の女性宇宙飛行士 サリー・ライドは、地上のコントールセンターから大気圏外に到達した時にスペースシャトルの乗り心地をたずねられた際に、「Eチケットのアトラクションのよう」(That was definitely an E ticket!)と答えている。
  • アル・ヤンコビックの楽曲「ジュラシック・パーク」に「Eチケットが無い」といったような歌詞があるなど、アメリカ合衆国の楽曲やゲームで例として取り上げられることも多い。英語版の本記事に詳しい。
  • 2008年、開園25周年を迎えた東京ディズニーランドでは、AチケットからEチケットまでのアトラクション券を模したメモ、ハンドタオルなどの商品が発売された。



「E ticket」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「eTicket」の関連用語

eTicketのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



eTicketのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのEチケット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS