bB (ビービー)
bBは、未知の可能性を秘めた箱、ブラックボックスのイニシャルからネーミングした。2000年2月の発表、発売。
ホイールベースは2500mmで、このことからベースとなったのがファンカーゴ(ヴィッツ)であることがわかる。スタイリングは、スクエアな2ボックスで背が高く、4ドア+リヤゲートを備える。エンジンは1.3Lと1.5Lで、1.5L型には4WD車もある。
このクルマはターゲットを20歳代の独身男性と定めており、これまでのトヨタ車にはないテイストを盛り込むことを狙った。開発テーマは次の3点。(1)自分だけの個性を主張できる存在感、(2)趣味のための品物を積める広い空間、(3)若者にも買える価格。インスツルメントパネルは機能的で、少々レトロ調。フロントシートはセンターアームレスト付きのベンチシート。小物のスペースも多く、使い勝手はいい。価格は129.8万円~173.8万円。
2001年6月、1999年の東京モーターショーに展示していたショーカーを、bBオープンデッキと命名して新発売した。追加モデルだが、大きく左右に開く観音開きのワイドドア、リヤのオープンデッキとルーフにまわり込む大径パイプのユーティリティレールなどが印象を大きく変える。デッキスペースには、ビールケースなら2段重ねで4箱、20L入りのポリタンクなら7個の積載が可能という。エンジンは1NZ-FE型1.5L・110psにスーパーECTが付く。FF車だけ。価格は169万円。
2003年4月、マイナーチェンジ。外観ではフロントバンパーの大型化、フロント&リヤのアンダースポイラー、ハニカムメッシュタイプのフロントバンパーグリルを採用、スポーティなスタイリングに変身。装備面ではイルミネーテッドエントリーや電気式バックドアオープナー、センターロワボックスを標準化、利便性を高めたほか、フロントウインドウに赤外線カットガラスを取り入れた。プライバシーガラスや電動格納式リモコンカラードドアミラーなどを標準装備したモデルも新設定、バリエーションの充実もはかった。
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