WordPerfect for Windowsとは? わかりやすく解説

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WordPerfect for Windows

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 04:50 UTC 版)

WordPerfect」の記事における「WordPerfect for Windows」の解説

WordPerfectWindows 版登場遅かった1991年には WordPerfect 5.1 for Windowsリリースされたが、DOSからインストールする必要がある上、安定性重大な問題があった。1992年には、安定動作する 5.2リリースされたが、すでに Microsoft Word for Windows version 2 がリリースされてから1年経過していた。WordPerfectファンクションキー中心としたインタフェースWindows馴染まず、各種キー組み合わせWindows 自身キーボードショートカット非互換生じていた(例えば、Alt-F4 は「プログラム終了」だが、WordPerfect では 「ブロックテキスト」)。力を入れていたプリンタドライバも Windows では不要となってしまった。 Windows 版でも WordPerfect は独自の文字コード内部的に使用していた。このため中国語など Windows対応した言語に対応できない事態発生したWordPerfect Corporation1993年ボーランドとの相互ライセンス契約締結しWordPerfectオフィススイート Borland Office一部となった。これには、他に Quattro ProBorland ParadoxWordPerfect Office含まれていた。その後、この製品ライン1994年6月ノベル売却され1996年1月コーレル売却された。ただし、ノベルWordPerfect Office売却せず、その技術GroupWise流用したその後WordPerfectトラブル見舞われた。Windows 95リリースから9カ月後の1996年5月32ビット版の WordPerfect 7 がリリースされた。これは安定動作せず、マイクロソフトから "Designed for Windows 95" のロゴ取得できなかった。さらに、最初WordPerfect 7 は Windows NT動作しなかった。NT 対応の WordPerfect 7 は遅れ、1997年リリースされときには NT 4.0リリースされて6カ月経過していた。 マイクロソフトは、Wordプリインストールするメーカーには Windowsディスカウントするという作戦シェア伸ばしていった。WordPerfect は主に司法関係学術関係で生き延びている。例えば、2005年にもアメリカ合衆国司法省WordPerfect大量に購入した2004年11月ノベルマイクロソフト反トラスト法違反訴えた

※この「WordPerfect for Windows」の解説は、「WordPerfect」の解説の一部です。
「WordPerfect for Windows」を含む「WordPerfect」の記事については、「WordPerfect」の概要を参照ください。

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