V5からV7とは? わかりやすく解説

V5からV7(A1、A2、H)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 03:12 UTC 版)

Me 209 (航空機)」の記事における「V5からV7(A1、A2、H)」の解説

Bf109後継機として開発したMe309失敗終わったことから、メッサーシュミット社では1943年中頃から新たなBf109後継機の開発開始した。この機体にはMe209 II制式名与えられ試作第1号機はMe209V5と命名されたが、速度記録であったV1からV4まではまった別の機体であったV5エンジンはDB603Aに環状ラジエーター組み合わせたものをBf109G型の胴体装備し主翼Bf109より延長して高高度性能を向上させた。また、主脚内側引き込む形をとった。機体部品Bf10965%共通化し、開発期間短縮図っていたが、方向安定不良による尾翼改修重心位置修正為に主翼取り付け位置変更等、改修繰り返した結果ほとんど共通性無くなってしまった。V51943年11月初飛行その後DB 603Gにエンジン換装され性能試験供されたが、最高速度は669km/hにとどまり航空省Bf109生産ライン切り替えてまで量産する価値は無いとの決定下し1944年4月開発中止となる。その後連合国軍空爆によって破壊されてしまった。 1943年末に完成したV6は、ドイツ航空省からの指示によりJumo213エンジン搭載し1944年4月初飛行した。V7は、DB628エンジンの開発遅れてしまい、代わりにDB603Gエンジン搭載した形で1944年6月初飛行した。

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