Unibus 機種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 17:01 UTC 版)
以下の機種は主要バスとして Unibus を使用: PDP-11(後に PDP-11/20 に改名), PDP-11/15 - 最初の機種。マイクロプログラム方式でないプロセッサを使用。ジェームス・オラフリンが設計。浮動小数点数はオプション。 PDP-11/35, 11/40 - /20 をマイクロプログラム方式にした後継。ジェームス・オラフリンが設計チームを率いた。 PDP-11/45, 11/50, 11/55 - 磁気コアメモリと同時に半導体メモリ(最大256kB)を使用可能とした高速なマイクロプログラム方式プロセッサ。FP11 FPU をオプションでサポートし、浮動小数点数のフォーマットがこれによって確立された。 PDP-11/70 - 11/45 のアーキテクチャを物理メモリ4MBまで拡大し、専用メモリバスを装備し、2Kバイトのキャッシュメモリを備え、Massbus で 高速I/Oデバイスを接続。 PDP-11/05, 11/10 - 11/20のコスト低減版 PDP-11/34, 11/04 - 11/35と11/05のコスト低減版。PDP-11/34 のコンセプトはボブ・アームストロングによるもの。11/34はUnibusメモリを最大256kBまでサポート。11/34a ではFPUオプションをサポートし、11/34c ではキャッシュメモリオプションをサポート。 PDP-11/60 - ユーザーが書き込み可能なマイクロプログラム記憶装置を持つ PDP-11。ジェームス・オラフリンが率いる別のチームの設計 PDP-11/44 - 11/45と11/70の後継。標準でキャッシュメモリと浮動小数点ユニットを装備したもの。このマシンには洗練されたシリアル・コンソールを装備し、4MBの物理メモリをサポート。設計チームは John Sofio が率いた。複数ICでCPUを構成した最後の機種。 PDP-11/24 - Unibus使用のPDP-11で初のVLSI版 PDP-11。Fonz-11 (F11) チップセットとUnibusアダプタを使用 PDP-11/84 - VLSI Jaws-11(J11) チップセットとUnibusアダプタを使用 PDP-11/94 - J11ベースで 11/84 よりも高速
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