UnicodeとHTML
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 06:27 UTC 版)
「斜線付きゼロ」の記事における「UnicodeとHTML」の解説
この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。 字体としての斜線付きゼロは、いくつかのフォントで対応している。ローカルシステムでの表示ができるかどうかは、システムのフォントファイルまたはフォント埋め込み(英語版)を介してフォントを使用できるかどうかによって決まる。 Unicodeでは単一の文字としての斜線付きゼロには対応しておらず(斜線付きゼロに対してコードポイントを割り当てていない)、結合文字(合成可能なダイアクリティカルマーク)によってしか実現できない。すなわち、普通のゼロと"combining long solidus overlay" (U+0338)を組み合わせた2文字としてコード化されている。この結合文字は前の文字の上に重なり、合成字体を作成する。HTMLでもUnicodeの結合文字は使用可能であるが、全てのWebブラウザが対応しているわけではない。HTMLで斜線付きゼロを表示するには「0̸」とマークアップし、「0̸」のように表示される。 Unicodeバージョン9.0では、異体字セレクタ1(VS1)を利用して、"U+0030 U+FE00"のように斜線付きゼロを表現する別の方法が導入された。
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