Tour of Qatarとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Tour of Qatarの意味・解説 

ツアー・オブ・カタール

(Tour of Qatar から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/12 04:13 UTC 版)

ツアー・オブ・カタール
概要
開催時期 1月下旬~2月上旬
開催地域 カタール
英語名 Tour of Qatar
分野 ロードレース
カテゴリー UCIアジアツアー 2.1 (2002-2011)
UCIアジアツアー 2.HC (2012-2016)
UCIワールドツアー (2017- )
形態 ステージレース
主催者 ASO
歴史
初回開催年 2002年
開催回数 15回(2016年)
初代優勝者 トルステン・ヴィルヘルムス
最多優勝者 4回: トム・ボーネン
直近優勝者 マーク・カヴェンディッシュ(2016年)
テンプレートを表示

ツアー・オブ・カタール(Tour of Qatar)は、カタールを舞台にして1月下旬~2月上旬にかけて行われる自転車プロロードレースのステージレース。

概要

2002年に創設された比較的に新しいレースで、UCIアジアツアーの2.1カテゴリーに位置づけられていたが、2012年から同2.HCカテゴリー、2017年よりUCIワールドツアーに昇格した。ただしその2017年は資金難により開催が見送られた[1]

ステージは全6ステージで、初日に個人orチームタイムトライアルが設定される事が多い。コースの大半は砂漠地帯を貫く平坦コースで登りらしい登りは皆無な反面、砂漠地帯を吹き抜ける強風が選手たちを苦しめる。

登りがほとんど設定されていないため、初日のチームタイムトライアルを除くステージの大半はゴール前での集団スプリントとなり[2]、数少ないスプリンターが総合優勝を狙えるステージレースの1つでもある。このため、レースカテゴリの割に参加選手のレベルは高く[3]、近年は各チームのトップスプリンターが集結して行われる。

歴代優勝者

優勝者
2002 トルステン・ヴィルヘルムス ドイツ
2003 アルベルト・ロッド イタリア
2004 ロバート・ハンター  南アフリカ共和国
2005 ラルス・ミカエルセン  デンマーク
2006 トム・ボーネン  ベルギー
2007 ウィルフリード・クレツケンス  ベルギー
2008 トム・ボーネン  ベルギー
2009 トム・ボーネン  ベルギー
2010 ワウテル・モル オランダ
2011 マーク・レンショー オーストラリア
2012 トム・ボーネン  ベルギー
2013 マーク・カヴェンディッシュ イギリス
2014 ニキ・テルプストラ オランダ
2015 ニキ・テルプストラ オランダ
2016 マーク・カヴェンディッシュ イギリス

脚注

  1. ^ UCIワールドツアー昇格のツアー・オブ・カタールが資金不足で開催中止 - cyclowired.jp
  2. ^ 2008年までの7年間で35ステージ中、ゴール前スプリント以外で勝負が決まったステージは僅かに4ステージしか無い。ボーネンとカヴェンディッシュ、スプリンター2人が砂漠で激突 - cyclingtime.com
  3. ^ 2009年は出場17チーム中、プロツアーチーム10チームだった。ツアー・オブ・カタール2009 - cyclowired.jp

外部リンク


「Tour of Qatar」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Tour of Qatarのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Tour of Qatarのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのツアー・オブ・カタール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS