こわがることをおぼえるために旅にでかけた男
(The Story of the Youth Who Went Forth to Learn What Fear Was から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 16:14 UTC 版)
こわがることをおぼえるために旅にでかけた男(こわがることをおぼえるためにたびにでかけたおとこ、Märchen von einem, der auszog das Fürchten zu lernen、KHM4)は、グリム童話のひとつ。こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話などとも訳される。
あらすじ
あるところに、怖がったことのない男がいた。一度でいいから怖がってみたいと思った男は旅に出るが、いかつい男たちにすごまれても、幽霊に出会っても、死体を見ても怖いとは思わない。
無謀から来る勇敢さから、男はお城にかけられた魔法を解き、その褒美として王女を嫁にもらう。しかし、義父の跡を襲い王となってもなお、男は口癖のように「一度でいいからぞっとしたいもんだ」と言い続ける。
王の口癖に辟易としている王妃を見かねて、側近の侍女が「私が王様に、ぞっとするということを教えて差し上げましょう」と言う。侍女は、小川からどじょうと水を汲んで来て、寝ている王にぶちまける。王は冷たさに飛び起きて、「ああ、ぞっとする。これではじめてわかったよ、ぞっとするということが」と叫ぶ。
原文における韻
原文では「gruselte(グルーズルート:身震い)」「gruseln(グルーズルン:ゾっと)」「Gründling(グルンドリング:ヨーロッパ産のコイ科の小魚。たやすく捕まえられ、食用や魚釣の餌(えさ)用)」「gemahlin(ゲムアールン:妻)」など、似通った発音の単語が散りばめられており、特に落ちの部分で多用されている。
落ちの意味
ドイツ語の「Gründling(グルンドリング)」に相当する英単語を検索すると「Gudgeon(ガッジョン:和名・タイリクスナモグリ)」「かつがれやすい人、だまされやすい人、バカ、まぬけ、かも」が出てくる。「こわい」とは人体や動植静物の一部や全体が「怖い」「強い(固い)」状態の事であるとすると、ガッジョンの群れをいつでも好きなだけ用意出来る王妃と待女を自ら手に入れようとする男性は、他の男兄弟より骨太な衣・食・住を手に入れる可能性のある勇敢者気質であると言える。
関連項目
外部リンク
「The Story of the Youth Who Went Forth to Learn What Fear Was」の例文・使い方・用例・文例
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
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