TZR125とは? わかりやすく解説

TZR125

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 01:51 UTC 版)

ヤマハ・TZR」の記事における「TZR125」の解説

TZR125(2RM)は1987年発売された。RZ125フルモデルチェンジしたノンカウル(今でいうネイキッド車であり、カウル限定車にのみ装備された。エンジンクランクケース同時期に製造されDT(3FW・3ET)やSDRと共通である。また、装備面ではTZR250(1KT/2XT)と同じくデルタボックスフレームYPVS採用しフロント16インチリヤ18インチとハンドリングマシンを強調するのような本格的レーシー装備であった1990年には250同じく中空3本スポークホイール採用し同時にフロントディスクブレーキの強化、フロントホイール17インチへの変更リヤディスクブレーキ化、サスペンションセッティングの最適化、など、特に足まわりにおいてフルモデルチェンジに近い改良施された。1999年までカタログ掲載されTZRシリーズでは最も息の長いモデルとなった国内生産のTZR125が生産終了しても、イタリアのベルガルダヤマハでは3MAベースフレーム採用したフルカウルのTZR125RやTZR125RSPおよびTZR125RR(4DL・イタリア製)を生産し続けその後国内YAMAHAが3XVベースフレーム使用し生産したTZR125R(4FL.4HW.4HX.4JB)を輸出していたが全て生産終了した。なおTZR125RとTZR125RRは30psでTZR125RSPは32psだが、TZR125R(4FL.4HW.4HX.4JB)は現地免許制度年式により異なり15psから32psとなっている。 ベルガルダ・ヤマハが生産したものはレッドバロン輸入販売していた経緯があり、現在でも部品供給行っているので入手にはそれほど困らない。但し、「OSピストン」についてはメーカー意向により出荷されなくなっている。TZR125R(4FL.4HW.4HX.4JB)については、プレストコーポレーション輸入が約20台と並行輸入が数台あるだけらしく生産終了から15年以上経過した現在、日本国内には数台となる超稀少車である。

※この「TZR125」の解説は、「ヤマハ・TZR」の解説の一部です。
「TZR125」を含む「ヤマハ・TZR」の記事については、「ヤマハ・TZR」の概要を参照ください。

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