TX以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 01:08 UTC 版)
東京石川島造船所 自動車部-石川島自動車製作所 時代 1916年(大正5年) - 東京石川島造船所は自動車製造の調査を開始、伊フィアット車と英ウーズレー車の研究の後、翌年ウーズレー自動車と提携。 1922年(大正11年) - 苦労の末に国産ウーズレーA9型乗用車が完成。しかし輸入車相手に苦戦し、翌年の関東大震災で深川工場は壊滅的な被害を受け、A9型製造は打切られてしまう。 1924年(大正13年) - ウーズレーCP型1.5トン積トラック発売。水冷直列4気筒のCP型3.1Lガソリンエンジン26psを搭載。全長5.41m/軸距3.66m/全幅1.83m/全高2.25m。関東大震災後復興時期の米フォード/GM製など外国車攻勢に対抗するための法案「軍用自動車補助法」の適用を受けた石川島製初のトラック。 1927年(昭和2年) - 英国ウーズレー自動車との提携解消。翌年のL型トラックから車名が「スミダ」になる。 1929年(昭和4年) - 石川島造船所から分離独立し、石川島自動車製作所となる。同年独自の新エンジンA4型とA6型、及びA6搭載のL型を元にローラーチェーン駆動の後後軸を追加したオフロード用6輪車(6x4)を開発。軍需用名称はスミダ六輪自動貨車。これはASW型、BSW型を経て後車軸ウォームギヤ駆動としたP型で完成した。これは後にエンジンをいすゞX型に変更し、かさ歯車駆動などの軽量化をしたS型へと進化する。
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