TOD:制覇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 10:21 UTC 版)
観客持参の凶器を用いたバトルロイヤル戦でネクロ・ブッチャーとインセイン・レインを下してIWAミッドサウスデスマッチ王座を獲得―そうして幕を開けた2008年にあっては、ウエストサイド・エクストリーム・レスリング(wXw)というドイツのプロレス団体のマットに初参戦。サムタック・ジャックとのデスマッチ戦を幾度にもわたり重ねつつ、ドレイク・ヤンガーの保持下にあったCZWのヘビー級王座の奪取に挑戦するも失敗。このヤンガーとの一戦は観客持参の凶器を用いたデスマッチとなるはずであったが、地元の警察に咎められたことで、デスマッチ式の試合は実現せずに終わった。 そして5月にTODの第7大会が開幕。自身3度目の出場であったこの大会にあって、まずラムを下して第1回戦を制すると、続けてニック・ゲージと組んだうえで、グレッグ・エクセレント∽ピンキー・サンチェス組を撃破。そうして迎えた決勝戦はニック・ゲージとドレイク・ヤンガーとスコッティー・ヴォルテクズとのバトルロイヤル戦で、やがてはこれを制し、ついにはこの大会―トーナメント・オブ・デスの覇者の座に君臨することとなった。 その翌月にはKOTDMへの参戦をも行ったうえで、ワックス〜ヴォルテクズ〜インセイン・レイン〜ディレンジドと、画鋲や瓶蓋やガラスを用いたデスマッチ戦を勝ち抜き、有刺鉄線ロープ、蛍光灯で出来た足場、200本の蛍光灯、・・・こうした小道具を用いた決勝戦をデボン・ムーアと戦い敗れ退いた。 ひいては10月11日―ネクロ・ブッチャー、ドレイク・ヤンガー、ブレイン・ダメージ、・・・これらの面々とともにCZWウルトラバイオレントアンダーグラウンド王座を賭けたバトルロイヤル戦のリングに上がり、やがてネクロ・ブッチャーに下される。ところがこの王座の保持者であったヤンガーがこれをハボックの手に渡したことから、数奇な形でこの王座―ウルトラバイオレントアンダーグラウンド王座の戴冠を成したのであった。 そしてそれからおおよそ1ヵ月後に自身2度目のマスターズ・オブ・ペインへの出場を決行。剣山を用いたデスマッチでトビー・クラインを下して第一回戦を制するも、そのまま進んだ準決勝戦で伊東竜二に敗れ去った。
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