T-54Aとは? わかりやすく解説

T-54A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 22:47 UTC 版)

T-54」の記事における「T-54A」の解説

ソ連では特に区別されていなかったが、NATOによる分類ではT-54Aと呼ばれる派生型1955年製作された。 最大変更点となったのが、主砲をD-10TGに換装したことである。これにより砲安定装置導入され砲身先端にはカウンターウェイト装備された。これはSTP-1「ゴリゾーント」と呼ばれる照準縦軸制御する装備であり、同時に手動であった俯仰角の操作電動または油圧となった。なお、「ゴリゾーント」(горизонтガリゾーント)は、ロシア語で「水平線の意味である。主砲は、改良型のD-10TGに変更された。しかし走行中に砲尾が動いて装填手を事故死させるというトラブル発生しており、完成度問題があった。さらに熱感知式の自動消火装置新型オイルフィルター装備され転輪鋳造製だったものがプレスとなった装甲砲塔最大210 mm車体前面100 mm車体側面80 mmで、以前と同じである。材質当時主流であった均質鋼が用いられた。 この他射撃後の砲身溜まった火薬ガス清掃するエジェクター装備された。また、TVN-1夜間照準装置標準装備加わった水中航行能力付与するため、OPVTシュノーケル装備された。 中国59式戦車は、このタイプライセンス生産である。

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1955年から1957年にかけて生産された。海外でも生産されポーランドでは1956年から1964年にかけて、チェコスロバキアでは1958年から1966年にかけて生産された。両国生産車では(ソ連ではT-55から導入されるクラッチ操作空気圧助けサーボ機構装備されていた。

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