StandardAccessRights 列挙体
この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: System.Messagingアセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)

<FlagsAttribute> _ Public Enumeration StandardAccessRights

メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
All | Delete、ReadSecurity、WriteSecurity、ModifyOwner および Synchronize アクセスを組み合わせます。 | |
Delete | オブジェクトを削除する権限。 | |
Execute | オブジェクトのセキュリティ記述子の情報を読み取る権限。Windows 2000 と Windows NT では、セキュリティ設定できるオブジェクトのセキュリティ情報がセキュリティ記述子に含まれています。セキュリティ記述子は、オブジェクトの所有者とプライマリ グループを識別します。Execute は、現在、ReadSecurity と等しく定義されています。 | |
ModifyOwner | オブジェクトのセキュリティ記述子の所有者を変更する権限。 | |
None | アクセスできません。 | |
Read | オブジェクトのセキュリティ記述子の情報を読み取る権限。Read は、現在、ReadSecurity と等しく定義されています。 | |
ReadSecurity | オブジェクトのセキュリティ記述子の情報を読み取る権限。 | |
Required | Delete、ReadSecurity、WriteSecurity、および ModifyOwner アクセスを組み合わせます。 | |
Synchronize | 同期にオブジェクトを使用する権限。これにより、スレッドは、オブジェクトが特定の状態になるまで待機できます。 | |
Write | オブジェクトのセキュリティ記述子の情報を読み取る権限。Write は、現在、ReadSecurity と等しく定義されています。 | |
WriteSecurity | セキュリティ記述子の随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) を変更する権限。 DACL はオブジェクトへのアクセスを制御します。DACL への書き込みを可能にすると、ユーザーがオブジェクトのセキュリティを設定できるようになります。 |

StandardAccessRights クラスは、削除、読み取り、書き込みなどの共通の操作のためのアクセス権を提供します。各メンバの目的は、メンバを適用するオブジェクトの型によって異なります。
StandardAccessRights は、GenericAccessRights 列挙体が汎用性のある読み取り機能、書き込み機能、または実行機能を割り当てる 2 つの列挙体のうちの 1 つです。StandardAccessRights により、オブジェクトの削除、セキュリティ記述子の読み取りなど、ほとんどのオブジェクトに共通の権限を指定できます。
StandardAccessRights と MessageQueueAccessRights は、両方ともキューを削除するためのメンバを提供します。どちらのフラグのセットを使用するかは、アプリケーションの必要に応じて決まります。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


System.Messaging 名前空間
MessageQueueAccessRights 列挙体
GenericAccessRights 列挙体
MessageQueue.SetPermissions
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