Setosphaeria rostrata(イネ科葉上生息菌)
Setosphaeria
rostrata Leonard [=Exserohilum rostratum (Drechsler) Leonard &
Suggs]
分類:子のう菌門,小房子のう菌綱,クロイボタケ目,プレオスポラ科
主に関東以南に分布。イネ科の葉上生息菌としてしばしば分離される。暖地型イネ科植物に寄生するとされる。分生胞子を飛散して蔓延する。子のう胞子は自然条件下では観察されない。
性状(機能):葉上生息菌,植物病原菌
形態: 有性世代:培地上の対峙培養で形成。頂部に剛毛をもつ黒色の偽子のう殻中に円筒形~棍棒形の子のうを形成し,内部に無色~明褐色,紡錘形,大きさ29-85×9-21μの隔壁部でくびれた子のう胞子を形成する。 無性世代:オリーブ褐色の分生子柄上に,オリーブ褐色~褐色,長楕円形~幅狭の倒棍棒形,基部のへそは突出し,大きさ15-200×7-29μ,-18偽隔壁をもつ真直あるいは湾曲した分生胞子を形成する。 |
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分生胞子 |
標本番号 | 菌種 | 宿主和名 | 宿主学名 | 症状 | 採集地 | 採集年月日 | 採集者 |
135-1-15 | Exserohilum rostratum | パニカム類 | Panicum sp. | ごま葉枯症状(不明瞭) | 沖縄県石垣市 | 2002.2.18 | 月星隆雄 |
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