種子骨
【英】:Ossa sesamoideum,Sesamoid bone
種子骨は腱あるいは腱と癒着している関節包に出現する骨片であるが、骨化の程度はまちまちで大部分が線維軟骨性の場合もある。摩擦に抵抗するために生じた物で、その腱が接している骨部と関節する。手、足の腱に多くみらえるが、膝蓋骨は靱帯の人体中最大の種子骨である。一般に腱が骨の突起などの直上を通り、しかも頻繁に移動する部位に生じ、摩擦を防ぐ働きがある。関節部などで、骨に接して通過する腱の中に生じた骨片で、その骨と関節して摩擦に抵抗する。骨化の程度はまちままちで大部分が線維軟骨性のこともある。関節面は関節軟骨におおわれる。母指の中手指節関節部など手・足に多くみられ、豆状骨、膝蓋骨も種子骨である。
種子骨
(Sesamoid bone から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/28 05:18 UTC 版)
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| 骨: 種子骨 | |
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足の第1中足骨の遠位端にある種子骨
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| 名称 | |
| 日本語 | 種子骨 |
| 英語 | Sesamoid bone |
| ラテン語 | ossa sesamoideum |
| 関連情報 | |
種子骨(しゅしこつ、英: sesamoid bone、ラテン語:Ossa sesamoidea)は、筋肉や腱の中に形成される骨である[1]。多くの場合、骨の歪に応じて形成される[2]。
役割として、頻繁に移動する部位(手や足)に生じ、腱や靱帯の方向を変える滑車のようにふるまい、骨と腱の間の摩擦を減らし、筋力を伝達する腱の能力を高める[1]。また、脱臼するのを防いでいる[3]。骨化の程度はまちまちである。
名前
英語のsesamoidは種子骨のサイズが小さいことから、ラテン語の"sesamum"(ゴマの種)を由来とする。
種子骨の例
- 典型的な種子骨は、手の母指や人差し指の付け根の手のひら側(第一中手骨(英語版))遠位端(母指内転筋・短母指屈筋の腱)に存在する(母指の付け根には通常二つある)。
- 膝関節部の大腿四頭筋の腱内に存在する膝蓋骨は、人体最大の種子骨とされる。[1]
- 手首の場合、豆状骨(尺側手根屈筋の腱内)が該当する[2]。出生時には存在せず、一般に9-12歳の子供に形成される[3]。
- 足の場合、母趾の付け根(母趾球、第一中足骨、中足指節関節部)に二つある(短母趾屈筋の腱)[4]。
- 耳の場合、音を伝える耳小骨にも形成される。
種子骨の疾病
- 種子骨炎
動物の例
馬やパンダなどにみられる。
出典
- ^ a b “Sesamoid Injuries”. aofas.org. 2017年3月10日閲覧。
- ^ Kenneth S. Saladin, Anatomy and Physiology, 6th edition (New York:McGraw Hill, 2012), 234.
- ^ 世界大百科事典 第2版 種子骨の解説
関連項目
- ファベラ
- Cyamella
- Sesamoid boneのページへのリンク