Sesame!とは? わかりやすく解説

セサミ【sesame】

読み方:せさみ

胡麻(ごま)。

「セサミ」に似た言葉

ごま (胡麻)

Sesamum indicum

Sesamum indicum

Sesamum indicum

アフリカ原産だと考えられています。わが国へは中国経て奈良時代渡来しました。名前は、「胡(いまのベトナム北部)」から渡来した「麻(油にとんだ種)」ということから。種子の色によって黒ゴマ白ゴマ、黄ゴマ、金ゴマ4つ大別されます。高さは80センチほどになり、8月から10月ごろ、淡紅色または白色の花を咲かせます
ゴマ科ゴマ属の一年草で、学名Sesamum indicum。英名は Sesame。
ゴマのほかの用語一覧
ケラトテカ:  ワイルドフォックスグローブ
ゴマ:  胡麻
ヒシモドキ:  菱擬き

Sesame!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/07 15:27 UTC 版)

Sesame!(セサミ!)は、フィリピンで1983年から1984年にかけて制作されたテレビ番組

概要

最初はオリジナルのセサミストリートのフィリピン語の吹き替え版を1970年に放送していたのを皮切りに[1][2]、チルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ(セサミワークショップ)がフィリピン政府の資金援助を受けて創設となったフィリピン・セサミストリート・プロジェクト(PSSP)による共同制作でこの番組が放送された[3][4]。英語部分はアメリカ合衆国で撮影され、タガログ語部分はフィリピンで撮影された[5]

この番組にはカメとサルのマペットが登場しており、これはフィリピン民話にとって重要なキャラクターとされていた[1]

1984年にフィリピン経済が崩壊したため、この番組への政府の支援は打ち切られた[2][3]。フィリピンのプロデューサーも、共同制作費の半分を払うことができないまま終わっている[3]

そこで番組のスタッフの多くがフィリピン子供テレビ財団(PCTVF)を設立した後[3]、1984年に「Batibot」という番組を作った。これはセサミストリートの方式をそのまま採用しており、フィリピンのチームだけで作り上げている。ポン・パゴン、キコ・マツィンという人形も、チルドレンズ・テレビジョン・ワークショップとのライセンス契約を交わした上で継続となっている[5]

ショーは1時間番組で、半分が英語で半分がタガログ語だった[3][4][5][6]。このコンテンツは、子供たちに「国民意識」を教えるというテーマで放送されていた[4]

キャラクター

マペット

ポン・パゴン[1]
帽子をかぶったかめさん
キコ・マツィング[1]
おさるさん
ビャプス・ビャプス[1]

住民たち

アテ・シルヴィア
演 - スーザン・アフリカ[7]

脚注

  1. ^ a b c d e Lohr, Steve (1985年7月24日). “HOME-GROWN VALUES REPLACE KERMIT IN FILIPINO VERSION OF 'SESAME STREET'” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1985/07/24/arts/home-grown-values-replace-kermit-in-filipino-version-of-sesame-street.html 2023年3月23日閲覧。 
  2. ^ a b Filipino Sesame Street facing tough times – UPI Archives” (英語). UPI. 2023年3月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e Cipanas (1991). “Batibot : towards the development of supplementary modes of education for Filipino children”. AMIC ICC Seminar on Children and television: 8. https://dr.ntu.edu.sg/handle/10356/93244. 
  4. ^ a b c Gettas, Gregory J. (1990). “The Globalization of "Sesame Street": A Producer's Perspective”. Educational Technology Research and Development 38 (4): 60, 62. ISSN 1042-1629. https://www.jstor.org/stable/30218580. 
  5. ^ a b c Cana, Paul John (7 September 2020). “Here's the Real Story of Batibot's Pong Pagong and Kiko Matsing”. Esquire Magazine. https://www.esquiremag.ph/long-reads/features/batibot-pong-pagong-kiko-matsing-a00289-20200907-lfrm 23 March 2023閲覧。 
  6. ^ Grana, Rhia D. (11 October 2020). “Nostalgia: The untold stories of ‘Batibot,’ according to Kuya Bodjie”. ABS-CBN News. https://news.abs-cbn.com/ancx/culture/spotlight/10/11/20/nostalgia-the-untold-stories-of-batibot-according-to-kuya-bodjie 23 March 2023閲覧。 
  7. ^ Yanoria, Luigene (18 September 2014). “Susan Africa is not your typical poor nanay on TV” (英語). Yahoo News. 2023年3月24日閲覧。


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