Series and parallel circuitsとは? わかりやすく解説

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直列回路と並列回路

(Series and parallel circuits から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 02:55 UTC 版)

2つの抵抗器による直列回路(左)と並列回路(右)。電流計と電圧計も接続されている。

直列回路(ちょくれつかいろ、英語:series circuits)と並列回路(へいれつかいろ、英語:parallel circuits)とは、電子回路電気回路の回路構成である。

電子部品の回路上の接続方法には直列(series)と並列(parallel)がある。2つの端子を持つ部品を数珠繋ぎに接続した回路を直列回路(series circuit)、2つの端子をそれぞれ互いに接続した回路を並列回路(parallel circuit)と呼ぶ。直列回路では、電流の経路が1つであり、同じ電流が各部品を順に流れる。並列回路では、電流の経路が分岐して各部品に同じ電圧がかかる。

例えば、2つの豆電球と電池を使った簡単な回路を考えてみる。電池から伸びた導線が1つの豆電球に接続され、そこから次の豆電球に接続され、最終的に電池に戻るという回路構成は直列回路である。電池から2本の導線が伸びて、それぞれ別の豆電球に繋がり、そこからまた別々に電池に戻る場合、回路構成は並列回路となる。

直列回路

直列回路は、カスケード結合(cascade-coupled)またはデイジーチェイン結合(daisychain-coupled)とも呼ばれる。キルヒホッフの法則より、直列回路に入った電流は回路内の全部品を流れることになる。つまり、直列回路上の各部品を流れる電流は同じである。また、全部品の電圧降下の合計は、個々の部品の電圧降下を加算したものとなる。

抵抗

直列回路上の全部品の電気抵抗の合計は、個々の部品の電気抵抗値を加算したものとなる。

並列回路での定格電圧は、個々のコンデンサのうち定格電圧が最も小さいものによって制限される。

関連項目

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