SJ08Jとは? わかりやすく解説

SJ08J

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 05:37 UTC 版)

ヤマハ・TMAX」の記事における「SJ08J」の解説

2007年9月、ヤマハモーターヨーロッパにて2008年度モデル発表された。外観従来型面影残しながらも一新された。ヨーロッパで2007年10月以降発売開始日本国内への導入は更に遅れて2008年7月30日発売となったエンジン従来型熟成したもので、排気量ボアストローク比など基本諸元同一で、最高出力も28kW(38馬力)/7000rpm(日本国外仕様は32.0kW/7500rpm)に最大トルク44Nm(4.5kgf-m)/5500rpm(日本国外仕様は46.4Nm/6500rpm)と従来型とほぼ同等出力だが、フレーム形状変更に伴いエアボックス配置フレームのヘッドパイプ後方となり吸気効率向上したことや燃料噴射装置設定変更などで、低中速域での加速性能向上しているという。なお、燃料タンク容量が15Lへ増加している。 車体では、フレームをダイカストアルミ合金製へ変更したのが大きな特徴となる。そして前輪が15in化されタイヤ寸法が120/70-15となったことで、前後輪とも15インチとなった前側サスペンションは43mm径の正立テレスコピックフォーク変更すると共に、フォークオフセット量(35mmから30mmへ)やキャスター角(28度から25度へ)、フロントフォークピッチ(230mmから210mmへ)やトレール(95mmから92mmへ)、ホイールベース(1575mmから1580mmへ)などを変更することで、前輪15インチ化にあわせて旋回性と直進安定性を向上させている。また前側ブレーキキャリパーが片押し2ポット式の2連装から鋳造モノブロック対向4ポット式の2連装変更され前側ブレーキレバーも5段階位置調整式に、後ろ側ブレーキキャリパー従来型同一ながらマスターシリンダー径が変更された。こうした変更により車体乾燥重量は203kgとなり、車体前後重量配分は再び47:53となった。 また細部では、回転計速度計といった機能はほぼ同じながらメーター外観一新されたり、座席大型収納スペース開閉後ろヒンジ式へ変更されたりしている。

※この「SJ08J」の解説は、「ヤマハ・TMAX」の解説の一部です。
「SJ08J」を含む「ヤマハ・TMAX」の記事については、「ヤマハ・TMAX」の概要を参照ください。

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