SJ04J
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 05:37 UTC 版)
2代目となる車種で、日本国外仕様が2003年に発表されたのち、日本国内仕様は2004年9月1日から2007年まで販売された。外観は先代とあまり変わらない。翌年9月には主に外装に変更を加えたTMAXスペシャルを発売。 エンジンでは、吸気方式がキャブレターからインジェクションへ変更された。それにあわせてピストンやコンロッドも変更を受け、圧縮比は従来の10.1:1から10.9:1(日本国内仕様は11.0:1)へ高められた。これにより日本国外仕様では最高出力が32.6kW(44.4馬力)/7500rpmに最大トルクが47.6Nm/6250rpmとなったが、日本仕様は28kW(38馬力)/7500rpmと従来と同じまま、ただし最大トルクが若干向上し発生回転数が大幅に下げられて45Nm/4500rpmとなっている。 車体では、前側サスペンションが41mm径正立式テレスコピックフォークとなり、前側ブレーキがダブルディスク化された。また後輪が15in化されてタイヤ寸法が160/60R-15となり、前後タイヤともラジアルタイヤ化された。車両乾燥重量は日本国外仕様と日本国内仕様ともに205kgと、従来型よりもやや増加した。 細部では、メーターが従来型から一新され、回転計が加わった二眼式となった。また、二眼メーターの間に設けられた液晶画面には燃料計やデジタル式時計、積算走行距離計や区間走行距離計が配置される。またこの型からパーキングブレーキが採用された。
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