RS250R
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 04:03 UTC 版)
RS250Rは、2ストローク249 cc V型2気筒エンジンを搭載するレース専用マシン。ロードレース世界選手権GP250クラスなどのカテゴリを戦う。RS250RWは有力エントラントにホンダから供給されたスペシャルモデルで後継はNSR250。 1985年にフレディ・スペンサーがRS250RWで250 ccクラスの世界チャンピオン。同年に小林大が250 ccクラスの全日本チャンピオンとなる。(フレディー・スペンサーのチャンピオンマシンはRS250RWでも完全ワンオフのマシンで、事実上NSR500のエンジンの排気量と気筒数を半分したと比喩されるような仕様で、事実上スペンサー以外は扱えない程のピーキーなマシンであったという)。2001年を最後にホンダはNSR250の開発を終了する代わりに、RS250Rにワークスキット(キットとはいうもの、実際はエンジンのクランクケースなどの一部パーツ以外は別物のため、ほぼワークス用のワンオフに近い)を組み込んだRS250RWを投入したが、2007年をもって開発を終了した。GP250クラス最後となった2009年に青山博一が2年落ちとなるRS250RWでGP250クラス最後のチャンピオンを獲得している。
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